著者は生活や市民社会における法の実践についての研究者。
本書は、岩波ジュニア新書。しかし、誰が読んでも役に立つだろう。
前著『父と娘の法入門』の続編で、できれば順番に読んだ方がいいと思う。
法学者である父親と、相撲をやっている高校生の息子の対話という形式をとっている。スポーツにおけるルールが、どのような役割を果たしているのかが、具体的かつわかりやすく説明されており、競争や公平といったものが、どのようにしてつくられているか理解できる。
さらには、社会生活のなかで一般市民が法に親しみ、実践していく道のりにまで話が及び、壮大だ。
父子の語り口や性格には、かなりの癖があるが、それがまた味わいとなっている。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ルールはなぜあるのだろう: スポーツから法を考える (岩波ジュニア新書 610) 新書 – 2008/12/19
大村 敦志
(著)
- ISBN-104005006108
- ISBN-13978-4005006106
- 出版社岩波書店
- 発売日2008/12/19
- 言語日本語
- 本の長さ208ページ
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2008/12/19)
- 発売日 : 2008/12/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4005006108
- ISBN-13 : 978-4005006106
- Amazon 売れ筋ランキング: - 534,881位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年5月15日に日本でレビュー済み
この本は、「ルールはなぜあるのだろう」という疑問に対し、大学で民法を教える父とスポーツマンの息子との対話によって話が展開されていく。
スポーツと法の関係や、ルールの成り立ち、スポーツや法を支えるのは誰か?というような、内容を通してスポーツとは何か、法とは何か、そしてスポーツや法を通じて人はどのように生きるのか、ということを提示している。
スポーツや法を通じて人はどのように生きるのか、スポーツが求めるものはなにか、を探り、さらに私たちの生き方と法の関係を考えて行く一冊である。
スポーツと法の関係や、ルールの成り立ち、スポーツや法を支えるのは誰か?というような、内容を通してスポーツとは何か、法とは何か、そしてスポーツや法を通じて人はどのように生きるのか、ということを提示している。
スポーツや法を通じて人はどのように生きるのか、スポーツが求めるものはなにか、を探り、さらに私たちの生き方と法の関係を考えて行く一冊である。