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旅に出よう――世界にはいろんな生き方があふれてる (岩波ジュニア新書) (岩波ジュニア新書 653) 新書 – 2010/4/21
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- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2010/4/21
- 寸法11 x 1.4 x 17.5 cm
- ISBN-104005006531
- ISBN-13978-4005006533
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商品の説明
著者について
1976年生まれ.ライター.東京大学工学部卒.同大学院修了後,2003年より日本を離れ,オーストラリア,東南アジア,中国,ユーラシア各地で旅と定住を繰り返しながら,ルポルタージュ,写真を発表している.
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2010/4/21)
- 発売日 : 2010/4/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4005006531
- ISBN-13 : 978-4005006533
- 寸法 : 11 x 1.4 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 302,178位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1976年東京生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了後、旅をしながら文章を書いていこうと決意し、2003年、結婚直後に妻とともに日本を発つ。オーストラリア、東南アジア、中国、ユーラシア大陸で、約5年半の間、旅・定住を繰り返しながら月刊誌や週刊誌にルポルタージュなどを寄稿。2008年に帰国。以来京都市在住。大谷大学/京都芸術大学非常勤講師、理系ライター集団「チーム・パスカル」メンバー。
著書に『旅に出よう 世界にはいろんな生き方があふれてる』(岩波ジュニア新書)『遊牧夫婦』シリーズ(ミシマ社、角川文庫)『吃音 伝えられないもどかしさ』(新潮社、講談社本田靖春ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞、Yahoo!ニュース | 本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞 各賞候補作)、『まだ見ぬあの地へ 旅すること、書くこと、生きること』(産業情報センター)『オオカミと野生のイヌ』(エクスナレッジ、共著)など。
https://www.yukikondo.jp/
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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当時私が読んだ本は、 インド放浪 (朝日選書 205) や、 マグレブ紀行 (中公新書) (この本のもっと古い版であるが)であった。
その後、その経験から思うのは、旅(特に一人旅)をすることによって得られる最大の教訓は、世界には自分とはまったく異なる境遇にあり、育ってきた文化、価値観が全く違う人達が存在することを、身を持って体験、体感することと思う。私はこの体感が非常に大事で、見て聞くだけではなく、「体で感じる」ことが重要と思う。
著者はその意味では、奥さまとの旅であったこととのことだが、できたら私は一人旅をお勧めしたい。
一人旅であれば、現地の国の人々、他の旅行者と接する機会は何十倍にもなると私は思う。(勿論、心がけ次第であるが)
ただ、一人旅をお勧めするものの実際には多くの旅人が「沈没」してしまうことがあることもある程度事実で、私も自分の子供に強く勧められるか、というと少々心配で自信がない。
しかしながら、若いころに、毎日自分自身で計画を立て・実行し、人と出会い・話し、共感し・驚き、素晴らしい体験であることには間違いがない。是非、若い方にも読んでいただき、何かを考えるきっかけになってくれれば良いと思う。
私も息子にこの本を勧めようと思う。
著者は大学卒業後に夫人とともに世界中を旅して、その体験談などを書いている人物。
本書は、世界各地で出会ったさまざまな人々を紹介して、若い読者たちにいろいろな生き方があることを示そうとしたもの。
たとえばオーストラリアで政府に反発して「独立国」をつくってしまった人物、あるいは第二次大戦後にミャンマーに残った老兵、また上海で格闘家として活躍した日本人などなど。
そういった人々の苦しさ、楽しさ、やるせなさといったものがさらりとした文章で語られている。率直で飾らない言葉で読みやすい。
ただ、何というか、それ以上のものは感じなかった。
あまりに恵まれ過ぎている現在の日本。
ただ、目の前のことを「こなして」いれば、なんとなく過ごせてしまう。
周囲にはネット、ケータイ、その他誘惑も多い。
狭い狭い液晶画面に、彼らの世界が構築されようとしている昨今。
そして「みんなと同じにしていれば」的な事無かれ主義や
共通の安直な価値観。これが「フツー」と勘違いしている環境。
息子に渡す前に、まずは読んでおこうとページを捲った。
結果、狭い画面で、さらっと読んだコトが経験や体験にすりかえられて
しまいそうな、日本の今という時代に、ガツンと「人間」を
感じさせてくれる良書に出会ったというのが、第一の感想。
日本という国にいては気付けないさまざまな事柄。
一歩、日本を離れてみると自分が何者であるのか?
そして「生きるとは?」と考えざるを得ない(多かれ少なかれ
程度の差こそあれ、皆考えることだと思うが)。
この著者の場合、世界の様々な国で人と触れ合い、
語り合い、そして彼らの人生から、深く深く「人間」と
向き合い、時には歴史と向き合い、さらに一旦自分の
中に取り込んで咀嚼してから文章にしているように思う。
情景と共に想い、感じたことを的確に言葉に出すことの難しさは
ブログやTwitter全盛期の現在、読むに耐えない文章が
氾濫していることでも解るだろう。
しかし、本書は違う。
まるで目の前の大きなスクリーンで情景が再現されるように
繰り広げられる世界の風景、その中に必死に生きる人間がいる…
それを子供(といっても、まずは小学校高学年〜中学生位の
国語力がないと厳しいとは思うが)にも伝わるように、
こなれた文章で伝える技術を著者はしっかりと持っている。
読後感がとても爽やかなのは、とにかく「愛」が感じられるから。
安っぽい愛ではなく、もっと広義の人類愛的な愛。
奥様への愛。取材者への愛。自然への愛。歴史への愛。
著者の内面から湧き上がる「温かさ」が私達に伝わる一冊。
今晩、本書を息子の机の上に置いてみたい。
ケータイの狭い画面から視点を移して、広い世界を見てみないかい?
そんな思いを込めて。
日本の常識、世界の非常識なんて言いますが、
「世界各国 各々の国の常識は世界の非常識。・・・いや、世界の非常識って? 世界は一つじゃないでしょう。」
という、当たり前のことに気がつきます。
西洋的価値観中心主義のような現代。
本来ならば多様な国々の多様な文化や常識に敬意を払うべきです。
世界は本来、多様性に溢れている。
そのことを再認識するきっかけに、ちょうどよい本だと思います。
一方で、物見遊山で遊びに行って非日常を楽しむ観光旅行とは違って、バックパッカーに代表される「何でも見てやろう!」という若者も存在する。
著者は、後者に属する。面白いのは、民俗学や地理を勉強している文系ではなく、工学部出身者だということだ。宮仕えに違和感を感じ、吃音の悩みも相まって、卒業旅行のインドで得た強烈な体験が起爆剤となって、「ルポライター」という一匹狼の道を選択する(モトコさんという、パートナーはいますが)。
対象を中高生に絞って、単なる観光地ではない異国の、様々な人たちとの交流を、分かりやすく書いていく。理系の人なのに(失礼!)、文体は軽やかで分かりやすい。世界に目を向けようとする思春期の若者には格好の書である。原理主義者ばかりだと思っていたイランでは、こっそりと飲酒する人や礼拝にもあまり行かない人たちが少なからず存在するということで、何となくホッとしたのである。
願わくは、この本で指導しようとする教師たちにも、このようなグローバルな視点があってほしい。
初めて英語で会話した時の達成感が蘇る。
逆説的に、日本文化の美しさ、見事さに誇りを持てたことを噛み締められる。
どんな知識も文学も、実際に経験するという行為を超えはしない。
しがみついてた常識なんて、一瞬でひっくり返るもんだ。