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詞華断章 (岩波現代文庫) 文庫 – 2010/8/20

4.4 5つ星のうち4.4 11個の評価

万葉・古今から芭蕉・蕪村・晶子まで、季節のうつろいに響きあい、忘れえぬ時を呼びおこす日本の歌蔵。「見るにつけ、思うにつけ、古人の詞華とともに生きている自分を知らされる」――本書は古今の詩歌を味わい、その詞華に誘われて、さりげなく清冽な一文で生の鼓動と魂のありかを伝える。エッセイの精華。(解説=辻邦生)
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2010/8/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/8/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 235ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4006021712
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4006021719
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.5 x 1.5 x 15 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 11個の評価

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竹西 寛子
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
包装、期日、すべて良好。古書の説明その他、信頼して購入できます。
2015年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詩歌を廻る随想です。解説的な部分は一切無く、
感じることと生きることが一体になった清涼感のある文章を
楽しむことができました。
酒井抱一   
花びらの山を動かすさくらかな
西行
松風の音のみならず石走る水にも秋はありけるものを
式子内親王
かへり来ぬ昔を今と思いねの夢の枕に匂うたちばな
俊成卿女
たちばなの匂ふあたりのうたたねは夢も昔の袖の香ぞする
中務
咲けば散る咲かねば恋し山桜思い絶えせぬ花の上かな
紀貫之
桜花散りぬる風のなごりには水なき空に波ぞ立ちける
・・・日本語の豊さ深さに感じ入りました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
竹西さんの文章がすごい。形容の仕方がしりませんが、昔からの日本語?上品な日本語?をたんたんと並べていて、説得力のある文章に
仕上げているような気がする。(言いたいことが誤解されたら申し訳ない。兎に角すごい)
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『こう言った表現があるのか』と、今勉強中です。色々な事象の表現にも色々な言葉が用いられること、それによって・・・
と言うことはこの本の主題で今更繰り返しても無駄であろう。 
しかし。『なるほど・・』と納得させられ、学校の勉強を、思い返すことがしばしばあったことは、未だに覚えている。『感動』の一時でもある。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年3月14日に日本でレビュー済み
この本に出会って初めて、言葉というものがこんなに豊かで奥行きがあるものだと知らされた気持ちになりました。また、学校の古文で習っただけで、しなびた暗号くらいにしか思えなかった日本の古典が、こんなに瑞々しく切実なものだったと知りました。この本が、紀貫之、在原業平、和泉式部、源実朝、式子内親王、永福門院、良寛ら、日本のすばらい歌人たちを教えてくれました。
この本に出会わなければ、私の「言葉」に対する認識は、ずっと貧しいものになっていたと思います。
この本は、私の人生を変えた本のなかの一冊です。次に読んだ著者の「式子内親王 永福門院」もすばらしい本でした。
著者には深く感謝しています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年2月15日に日本でレビュー済み
何書いてるのってかんじですね。
2013年11月28日に日本でレビュー済み
 季節の移ろいゆく姿とともに、万葉、古今から芭蕉、晶子までの詩歌(うた)を織り込みながら、著者の鋭い感性と古典への深い理解とによって書かれた随想集です。本書は、著者の持つ日本語の豊穣さと静謐な文体によって、読者の心を癒し、生への余情を語りかけてくれる良書です。
 私の特に好きな章は、「木の葉しぐれ」「桜、山を動かす」「露のなでしこ」「柴焚く里」「うつつの夢」「三笠山の月」「淀も桂も」「宇治の柴舟」「真萩散る」です。ちなみに、解説は辻邦夫氏です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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