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ゾルゲ事件 獄中手記 (岩波現代文庫 社会 77) 文庫 – 2003/5/16
リヒアルト・ゾルゲ
(著)
開戦前夜,もっとも正確な情報をもとに,日本と世界の動向を見据えていた男が獄中にあった.スパイ・ゾルゲは,実は自己の洞察に命をかけた行動的な学究の徒であり,冷徹な日本観察者であった.戦争へひた走る日本が生体解剖のように分析された本書は,革命と平和を求めて激動の世界を生きた人間の沈痛な遺書である.
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2003/5/16
- ISBN-104006030770
- ISBN-13978-4006030773
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2003/5/16)
- 発売日 : 2003/5/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 284ページ
- ISBN-10 : 4006030770
- ISBN-13 : 978-4006030773
- Amazon 売れ筋ランキング: - 401,019位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日米戦争を誘発させた大物スパイの告白、日本軍のインテリジェンスの弱さがよくわかります。
2005年7月15日に日本でレビュー済み
リヒアルト・ゾルゲはドイツ人で、モスクワにあるコミンテルンのために日本で非合法な情報収集に当たっていた。本書はゾルゲが逮捕された後、調査の一環で本人が書いた手記だ。
事実の確認がその目的だから、特定の主題を持つものではなく、何を汲み取るかは読者しだいだ。ゾルゲの卓越していたと言われる知性と独特の視点から、日本社会がどう捉えられているかにも私は興味があるが、本書には含まれない。
私が特に興味深く思ったのは、当時(1940年頃)の共産主義の組織すなわちコミンテルンと各国共産党の関連と推移、スパイ活動の実態、およびゾルゲのような人間がどうして共産主義を信奉するに至ったかだ。
世界史の一大潮流としての共産主義を理解しようとする立場からは貴重な情報を示すものだと思う。
事実の確認がその目的だから、特定の主題を持つものではなく、何を汲み取るかは読者しだいだ。ゾルゲの卓越していたと言われる知性と独特の視点から、日本社会がどう捉えられているかにも私は興味があるが、本書には含まれない。
私が特に興味深く思ったのは、当時(1940年頃)の共産主義の組織すなわちコミンテルンと各国共産党の関連と推移、スパイ活動の実態、およびゾルゲのような人間がどうして共産主義を信奉するに至ったかだ。
世界史の一大潮流としての共産主義を理解しようとする立場からは貴重な情報を示すものだと思う。