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紙芝居昭和史 (岩波現代文庫 社会 96) 文庫 – 2004/8/19
加太 こうじ
(著)
- 本の長さ322ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2004/8/19
- ISBN-104006030967
- ISBN-13978-4006030964
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2004/8/19)
- 発売日 : 2004/8/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 322ページ
- ISBN-10 : 4006030967
- ISBN-13 : 978-4006030964
- Amazon 売れ筋ランキング: - 594,352位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 486位昭和・平成
- - 743位落語・寄席・演芸 (本)
- - 854位岩波現代文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対応が早く、とても助かりました。状態もよく、また購入したいです。
2017年4月17日に日本でレビュー済み
1918年に生まれ、14歳から28年間に及ぶ紙芝居生活を振り返る回顧録。あのとき給料は○○円で、○○社というのが起業して…といったケレン味のない単調な文章は読み物としてはちょっとつらい(そのぶん☆-1)が、紙芝居の歴史にとどまらず昭和史、戦争を挟んだ時期の民衆文化史として一級の資料。紙芝居が失業者の死にものぐるいの活力とともに生まれたこと、よく知られた「黄金バット」や「ハカバキタロー」誕生秘話、戦中に軍国主義に流されていった状況、白土三平や水木しげるのエピソードなど、草創期に入り込んだこの業界の中心人物に登りつめた人物ならではの自負に裏打ちされた濃密な内容。文化の根源がいかに生活と密着していたのかを具体的につかむことができる。そしてともかく著者の記憶力のものすごさ。
文庫版のおまけとして付属している「紙芝居の作り方・演じ方」が実践的でおもしろい。鶴見俊輔の解説もいい。
文庫版のおまけとして付属している「紙芝居の作り方・演じ方」が実践的でおもしろい。鶴見俊輔の解説もいい。
2014年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実は私のかみさんの祖父がここに登場する。伊藤正美
紙芝居を語る上では歴史的にも貴重な一冊。
紙芝居を語る上では歴史的にも貴重な一冊。
2010年6月27日に日本でレビュー済み
紙芝居というと、私の世代では実際に見たことがなく、図書館で借りたりして触れた程度だ。この本は、実際の紙芝居の作り手だった
加太こうじ氏による「紙芝居」史。大変面白かった。
世界経済恐慌の影響が日本にもあらわれ、失業者があふれ、そうした人たちが紙芝居の絵描き、説明者などなど紙芝居業界をつくった
人たちだったこと。テキヤと非常に近かったこと・・そうした、当事者が記録に残してくれなかったら今となっては全くわからないことが
いきいきと描かかれている。
子どもたちの反応をみながら、また当時の社会状況を背にして、
台本をかく才能のある人たちのつくった物語の中から黄金バットや、ハカバノキタローなどが生まれていった。
それらは、後に漫画となって、多くの人たちに愛される物語、楽しみになっていく。
そうした、知られざる大衆文化史をみせてもらえる本である。
加太こうじ氏による「紙芝居」史。大変面白かった。
世界経済恐慌の影響が日本にもあらわれ、失業者があふれ、そうした人たちが紙芝居の絵描き、説明者などなど紙芝居業界をつくった
人たちだったこと。テキヤと非常に近かったこと・・そうした、当事者が記録に残してくれなかったら今となっては全くわからないことが
いきいきと描かかれている。
子どもたちの反応をみながら、また当時の社会状況を背にして、
台本をかく才能のある人たちのつくった物語の中から黄金バットや、ハカバノキタローなどが生まれていった。
それらは、後に漫画となって、多くの人たちに愛される物語、楽しみになっていく。
そうした、知られざる大衆文化史をみせてもらえる本である。
2021年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦前戦後に流行した紙芝居の歴史を、紙芝居作家である著者がおのれの半生と絡めて記した稀有の書。前半は紙芝居の成立史、後半は紙芝居に携わった人々を網羅する鎮魂の章。のちに漫画で大成する手塚治虫・水木しげる・白土三平らの名も出て、日本の戯画文化の近代的変遷を見事に描き出している。