★ 『羽擦れの島』 (ネムキ2006年7月号)
律の伯父の開は不動産屋で働き、訳あり物件のメンテナンスをするようになった。開の元を訪れた律と絹は、開の関わる家の因縁に巻き込まれてしまう。気がつくと律は三郎の箱庭の村にいた。村は海に沈みかけており、カラスの群れが舞い、余所者の片目の女が住み着いていた。箱庭の寿命は尽き、三郎は姿を変えて晶と再会する。
★ 『異界の水守り』 (ネムキ2006年9月号増刊)
三途の川の水守りと約束してこの世に帰ってきた女性と一緒に、律は川のほとりに人を探しに行く。お盆に帰れない人を迎えるために。
★ 『襖絵の女』 (ネムキ2006年11月号)
不動産屋で働く開の元には、いろいろモノがやってくる。霊のついた事故車とか、夜中に騒がしい襖絵とか。かつて律の祖父の蝸牛は、毎夜悲劇が繰り返される襖絵を封じた。封印が外れかけて、襖絵の中では化け物が暴れている。律と開は解決することができるのか?
★ 『病み枝』 (ネムキ2007年1月号)
八代登場。律の祖母が病院で知り合った霊能者の夜会に出かけた律と晶は、遅れてやってきた伯父の開とともに、降霊会に臨む。子供の霊が現れ、病み枝が故郷に帰る。
☆ あとがきマンガ 『夜行する苦行者達』
作者がお父さんと薬師岳に登った話。ふたりの後をついてくるのは誰?
(感想) 開が不動産屋の仕事をすることになったのは、まさに天職。様々なワケアリ物件に律も巻き込まれて行く。三郎さんは姿を変え、晶は八代と出会い、 新たな展開を迎える。
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百鬼夜行抄16 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) コミック – 2007/11/7
今 市子
(著)
幼い頃から不思議な力を持っていた、大学生の飯嶋 律。
律が持つ不思議な力……それは普通の人には見えない妖魔を見る力。
子どもができたことを伝えた日、
高史は驚き、そして鬼のような顔をして言った。
「冗談じゃないぞ。どうすんだよ、おい! 」
次に私が気づいたのは病院の上だった。
家族は、新婚旅行先で川におぼれた私を助けようとして
高史は死んだと言う。
でも私は、鬼のような顔をした高史を見てから後のことが
どうしても思い出せなかった。
記憶が戻らない中、ある日、私は不思議な青年に出会った。
彼は私のことを知っていた。
そして「約束していた川に一緒に行きましょう」と言う。
やがて、私は何があったか、少しずつ思い出していく。
高史と私に何があったのかを。
「異界の水守り」他、
「羽擦れの島」
「襖絵の女」
「病み枝」4編を収録。
シリーズ累計500万部突破の超大人気作品!!
律が持つ不思議な力……それは普通の人には見えない妖魔を見る力。
子どもができたことを伝えた日、
高史は驚き、そして鬼のような顔をして言った。
「冗談じゃないぞ。どうすんだよ、おい! 」
次に私が気づいたのは病院の上だった。
家族は、新婚旅行先で川におぼれた私を助けようとして
高史は死んだと言う。
でも私は、鬼のような顔をした高史を見てから後のことが
どうしても思い出せなかった。
記憶が戻らない中、ある日、私は不思議な青年に出会った。
彼は私のことを知っていた。
そして「約束していた川に一緒に行きましょう」と言う。
やがて、私は何があったか、少しずつ思い出していく。
高史と私に何があったのかを。
「異界の水守り」他、
「羽擦れの島」
「襖絵の女」
「病み枝」4編を収録。
シリーズ累計500万部突破の超大人気作品!!
- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2007/11/7
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104022131020
- ISBN-13978-4022131027
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2007/11/7)
- 発売日 : 2007/11/7
- 言語 : 日本語
- コミック : 197ページ
- ISBN-10 : 4022131020
- ISBN-13 : 978-4022131027
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 392,991位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さきほどのレビュー間違えました。眠れぬ夜の奇妙なコミックスがついて面白かったのは16巻です。
15巻の良さは、やさしいお話が多かったことです。あ、いつもか。
15巻の良さは、やさしいお話が多かったことです。あ、いつもか。
2007年11月24日に日本でレビュー済み
霊能一族・飯嶋家。その中でも祖父・伶に次ぐ強い霊力を持つ主人公・律。
彼を取り巻く人々と妖魔達が織り成す摩可不思議な物語。
今回も恐怖と救済、悲喜こもごものお話が満載です。
私が一番好きな話は『羽擦れの島』です。
三郎の箱庭に突如謎の女性が現われ、庭内に次々凶事が起こり始めます。
一方、開さんも仕事でいわく付きの家に関わる事に。しかし、これが律と絹さん親子を災難に巻き込む事に―。
箱庭に終焉が訪れます。三郎さんの魂も納まるところに納まったのですが…。
その納まりどころに驚きです(笑) 今市子さんらしいユーモアあるオチの付け方です。
律と絹さん母子の絆の強さを改めて感じました。
クライマックスでお互いの手をしっかり繋ぎ合う場面に感動です。
また、必死に妹を救おうとする開さんの兄らしい一面も見れます。
今巻は開さんの出番が多くて嬉しい私。
司ちゃんの影が薄くなって淋しいけど、代わりに晶ちゃんが頑張ってます。
『病み枝』で霊媒師が言ってた晶ちゃんの恋人とは?(やはり三郎さんの事なのか?)
律の彼女はいつ現われるんでしょうね?それを見るまでは読むのを止められません。
彼を取り巻く人々と妖魔達が織り成す摩可不思議な物語。
今回も恐怖と救済、悲喜こもごものお話が満載です。
私が一番好きな話は『羽擦れの島』です。
三郎の箱庭に突如謎の女性が現われ、庭内に次々凶事が起こり始めます。
一方、開さんも仕事でいわく付きの家に関わる事に。しかし、これが律と絹さん親子を災難に巻き込む事に―。
箱庭に終焉が訪れます。三郎さんの魂も納まるところに納まったのですが…。
その納まりどころに驚きです(笑) 今市子さんらしいユーモアあるオチの付け方です。
律と絹さん母子の絆の強さを改めて感じました。
クライマックスでお互いの手をしっかり繋ぎ合う場面に感動です。
また、必死に妹を救おうとする開さんの兄らしい一面も見れます。
今巻は開さんの出番が多くて嬉しい私。
司ちゃんの影が薄くなって淋しいけど、代わりに晶ちゃんが頑張ってます。
『病み枝』で霊媒師が言ってた晶ちゃんの恋人とは?(やはり三郎さんの事なのか?)
律の彼女はいつ現われるんでしょうね?それを見るまでは読むのを止められません。
2007年11月21日に日本でレビュー済み
逢魔が時の怪しい雰囲気、この世とあの世の境界が揺らぐ気配にぞくりとさせられるシリーズ。毎度、楽しませてもらってます。
天性の霊能力を生かす仕事を見つけた開(かい)さん、生き生きしていますね。三郎さんが暮らす箱庭に重大な転機が訪れ、何より、三郎さん自身が・・・。主人公の飯嶋律は今回もあたふたと、この世とあの世を行き来しているなあ。妖魔どもに振り回され、怪しい事態に巻き込まれながら、相変わらずいい汗、否、冷汗かいています(笑)
「羽擦れ(はずれ)の島」「異界の水守り(みずもり)」「襖絵(ふすまえ)の女」「病み枝」の四篇収録の巻。一番インパクトがあったのは、最初の「羽擦れの島」。本シリーズのひとつの曲がり角をなす話でもあるでしょうか。あと、頭がこんがらかる話だったけれど、「異界の水守り」も面白かった。記憶を失った女の混乱と不安を描いた話の前半、「一体どういうことなんだろう?」というミステリアスな展開に惹かれました。
天性の霊能力を生かす仕事を見つけた開(かい)さん、生き生きしていますね。三郎さんが暮らす箱庭に重大な転機が訪れ、何より、三郎さん自身が・・・。主人公の飯嶋律は今回もあたふたと、この世とあの世を行き来しているなあ。妖魔どもに振り回され、怪しい事態に巻き込まれながら、相変わらずいい汗、否、冷汗かいています(笑)
「羽擦れ(はずれ)の島」「異界の水守り(みずもり)」「襖絵(ふすまえ)の女」「病み枝」の四篇収録の巻。一番インパクトがあったのは、最初の「羽擦れの島」。本シリーズのひとつの曲がり角をなす話でもあるでしょうか。あと、頭がこんがらかる話だったけれど、「異界の水守り」も面白かった。記憶を失った女の混乱と不安を描いた話の前半、「一体どういうことなんだろう?」というミステリアスな展開に惹かれました。
2007年11月21日に日本でレビュー済み
はい、待ちに待った16巻です。
今回は、妙にわかりやすいお話が多かったなぁ。
このシリーズは、何回も読み直さないと「意味がわからん」ということが
多いのですが、今回はすんなりと腑に落ちる話ばかりでした。
でも、いつもながらの妖魔の世界。すばらしい。
ずっと続くといいなあ。
今さん、生きている限り、このシリーズ続けてください(笑
今回は、妙にわかりやすいお話が多かったなぁ。
このシリーズは、何回も読み直さないと「意味がわからん」ということが
多いのですが、今回はすんなりと腑に落ちる話ばかりでした。
でも、いつもながらの妖魔の世界。すばらしい。
ずっと続くといいなあ。
今さん、生きている限り、このシリーズ続けてください(笑
2007年11月7日に日本でレビュー済み
相変わらずの飯島ファミリー。
今回は三郎さん問題も三郎さん的に解決。さすが作者さん!意外でした・・・。
最近は天然司ちゃん、青嵐よりも、開さん、晶ちゃんと常識有り(?)とのコンビが多いような・・・・。
まぁ、誰と組んでも振り回されるのは律。 どうして律が一番友達いないのか不思議です。
血のつながった人達ってのもいいなーと、親族愛(?)を感じます。
ある意味、近い年頃の友達よりも世界が広がってるよね。
ところで皆さん何歳になりました?
今回は三郎さん問題も三郎さん的に解決。さすが作者さん!意外でした・・・。
最近は天然司ちゃん、青嵐よりも、開さん、晶ちゃんと常識有り(?)とのコンビが多いような・・・・。
まぁ、誰と組んでも振り回されるのは律。 どうして律が一番友達いないのか不思議です。
血のつながった人達ってのもいいなーと、親族愛(?)を感じます。
ある意味、近い年頃の友達よりも世界が広がってるよね。
ところで皆さん何歳になりました?
2007年11月22日に日本でレビュー済み
三郎さんがあんな風になってしまうなんて・・・・・・
ちょっと驚きです。
ずっっと気になっていたので・・・
巻末の作者自身の山登りの話が、なかなか笑えました。
ちょっと驚きです。
ずっっと気になっていたので・・・
巻末の作者自身の山登りの話が、なかなか笑えました。
2007年11月14日に日本でレビュー済み
最近年に一度の恒例行事となった百鬼夜行の最新16です。
久々読みやすかったような気が。ところで律はまだ学生ですよね?
開おじさんが定着してきました。鬼灯といちど絡んで欲しいのですが。
久々読みやすかったような気が。ところで律はまだ学生ですよね?
開おじさんが定着してきました。鬼灯といちど絡んで欲しいのですが。