ショージ君にはクリスマスケーキなども丸かじりした過去があるが、「食パンの丸かじり」ではゴーヤを丸かじりしていた。齢70歳を超えてそこまでやるかと驚いたのだが、このホットドッグの丸かじりではロールケーキを丸かじりしています。
読んでおもしろいのは勿論、実際の食生活でも役立つことや眼から鱗の知恵?が書かれているのが、この丸かじりシリーズのよいところだと思う。
僕は小学生の頃からバター醤油かけごはんが好きで、今でも週に一度くらいは食べているのだが、何も疑問を持つことなく、ごはんにバターをのせてかき混ぜて、バターがごはんに満遍なくいきわたったところで、今度は醤油をたらして、またかき混ぜてから食べていた。
ショージ君は、それではバター醤油かけごはんの“本当においしさ”は味わえないと力説し、バターの混ぜ方から食し方まで詳しく説明している。で、試してみました。実に旨いです。
こんな日常の好奇心をショージ君が持ち続けている限り、この丸かじりシリーズのおもしろさは続くのだろうと思う。
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ホットドッグの丸かじり (丸かじりシリーズ 23) 単行本 – 2005/5/12
東海林 さだお
(著)
お正月のおしまいには鯛茶漬けを食べ、日々別盛りカツ丼を夢見、大きな肉まんに狂喜乱舞、オイスターバーとは何ぞやと、のこのこ出かけ、スペイン料理店でパエリヤについて考え、おのろけ豆の謎をしつこく追及する。美味しい店、美味しい食べもの、そして「些細な謎」を追い求めて18年、シリーズ24巻目を迎え、ますます好調なフードトリビアリスト・ショージ君の快進撃は続く。ところで「おのろけ豆」って何?
- 本の長さ217ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞社
- 発売日2005/5/12
- ISBN-104022500298
- ISBN-13978-4022500298
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞社 (2005/5/12)
- 発売日 : 2005/5/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 217ページ
- ISBN-10 : 4022500298
- ISBN-13 : 978-4022500298
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,320,687位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 865位グルメエッセー
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著者について
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2016年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『週刊朝日』連載「あれも食いたいこれも食いたい」2003年1月~2003年10月掲載分を収載。
「人参の不思議」「茗荷に学ぶ」は考察と考証が奥深く考えさせられた。
いつものように着眼点の妙が楽しませる。
「人参の不思議」「茗荷に学ぶ」は考察と考証が奥深く考えさせられた。
いつものように着眼点の妙が楽しませる。
2016年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に面白く満足しております。 また迅速な発送手配にも感謝しております。 まだ購入していないシリーズが有れば、購入します。
2006年7月30日に日本でレビュー済み
「あれも食いたい これも食いたい」のシリーズは、エッセイ中に出てくるピーナツなどの「あとひきもの」の類である。気楽に楽しい。かと思うと、牛タンを食べるのは舌と舌の同性愛だなどとドキッとすることを言う。3000円のお好み焼きと聞けば食べに行き、さぬきうどんはキッパリ100円の「かけ」を食べる。
食をめぐって人生を楽しんでいる雰囲気がいい。あやかりたいなあ、とほんわかする。ふうん、あの豆菓子は「おのろけ豆」と言うんですね、などというトリビアもある。
食をめぐって人生を楽しんでいる雰囲気がいい。あやかりたいなあ、とほんわかする。ふうん、あの豆菓子は「おのろけ豆」と言うんですね、などというトリビアもある。
2006年1月20日に日本でレビュー済み
東海林さだおさんの本は電車の中で読んではいけない。急に笑いたくなって、「おかしな人」「もしかして、壊れている人」と周囲から見られてしまうからだ。ご存じ「丸かじりシリーズ」何をいつ読んでも、おもしろい。イヤな事も一瞬忘れられる、という効用もある。ちょっと中毒してしまいそうだ。(中毒と言ったって、食中毒ではない。)(松本敏之)
2005年6月9日に日本でレビュー済み
著者は食べ物に愛情を惜しみなく注ぐ人物である。
高級なものよりも、ラーメンや回転寿司、コンビニ食品などのB級をよくとりあげている。
遂に23作目であるが、これまでと同じく、変わらない面白さの本といってもいいだろう!!!!!!!!
ホットドッグの丸かじりというがこれは変だ。ふつう誰でも丸かじりである。いちいち分けて食べたりなどしたら、何のためにソーセージをパンにはさんだかわからなくなってしまうだろう。
ところが!分けて食べているのである。驚きだがこれはぜひ著作を隅々まで読んで、その結末にため息をついて呆れていただきたい。どのような「オチ」かはここでは言わないけれど、そのためだけに一読する価値があるかもしれない。
高級なものよりも、ラーメンや回転寿司、コンビニ食品などのB級をよくとりあげている。
遂に23作目であるが、これまでと同じく、変わらない面白さの本といってもいいだろう!!!!!!!!
ホットドッグの丸かじりというがこれは変だ。ふつう誰でも丸かじりである。いちいち分けて食べたりなどしたら、何のためにソーセージをパンにはさんだかわからなくなってしまうだろう。
ところが!分けて食べているのである。驚きだがこれはぜひ著作を隅々まで読んで、その結末にため息をついて呆れていただきたい。どのような「オチ」かはここでは言わないけれど、そのためだけに一読する価値があるかもしれない。