著者は、既に逝去されたと御聞きしました。
警察官としての職責を全うされた証です。
警察官は、退職しても死ぬまで警察官です。
全身全霊を賭けているからです。
太く、短い人生です。
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警視庁捜査一課刑事 単行本 – 2008/11/20
飯田 裕久
(著)
著者は警視庁捜査一課の元刑事で、テレビ朝日の人気ドラマ『ゴンゾウ』の警察監修者。捜査一課歴12年。刑事通算20年。平成19年に勤続25年で警部補として退職。地下鉄サリン事件、トリカブト事件……。その時、刑事はどう動き、何の記録を残したか? 休日でも結婚式でも事件が起これば即捜査に駆り出される。捜査一課の元エースが平成の時代の凶悪犯罪の実態と本物の刑事の生き様を描く傑作ノンフィクション!
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2008/11/20
- ISBN-104022505079
- ISBN-13978-4022505071
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2008/11/20)
- 発売日 : 2008/11/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 352ページ
- ISBN-10 : 4022505079
- ISBN-13 : 978-4022505071
- Amazon 売れ筋ランキング: - 864,283位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 106位警察・消防
- - 5,476位政治入門
- - 129,039位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
警察退職後、マスコミ等でコメンテイターをしている方は多いが、
語る目線が偏っているような気分させられることがある。
また、そういう方の小説は「自己満足的」なものが多い。
あまり表立って出ていない方のほうが、現実味がある。
本書の作者はTVドラマなどのアドバイザーをしてらっしゃったようだが、
ある事件に特化するわけでもなく、現実的な警察の日常を淡々を綴られている。
「あ、この事件、覚えてる」も多いが、その裏での大変さを感じることが出来た
語る目線が偏っているような気分させられることがある。
また、そういう方の小説は「自己満足的」なものが多い。
あまり表立って出ていない方のほうが、現実味がある。
本書の作者はTVドラマなどのアドバイザーをしてらっしゃったようだが、
ある事件に特化するわけでもなく、現実的な警察の日常を淡々を綴られている。
「あ、この事件、覚えてる」も多いが、その裏での大変さを感じることが出来た
2009年6月12日に日本でレビュー済み
『警察24時』というヤラセとは言わないが、批判を一切排除し、広報にしかならないように構成された番組が時々どの局でも放送される。
本書もそれに近い内容でしかなかった。
特捜本部が所轄に設置されるくだりはTVドラマの雰囲気を、巻末の隠語(読者は知らずとも捜査対象者は知っている事が多いのだから、隠す必要があるのか?)列記と併せて楽しめたが、現実の事件に触れていても、現場でないと分からないエピソードが書かれているわけでなし、ネタ元をどうやって囲っておくか、捜査報償費、超過勤務手当てすら満足に出ない状況で、捜査のための交通費・飲食代はどうやって捻出しているのかなどについても、書かれていない、というか書けないのだろう。
そのくせ治安の悪化や、「若年層による凄惨な事件」について述べているが、警察白書にある、凶悪犯罪の減少と中高年による(家族間)殺人など重大事件の増加が、著者の入庁時より顕著である事実を捻じ曲げて書いているのも本全体の信頼性を損ねている。
警察の裏金たる捜査報償費を現職実名告発した仙波敏郎氏の本や、冤罪者を無期懲役刑に処していた足利事件、同じく旧技術で疑わしいDNA鑑定により2008年10月に処刑された飯塚事件、死刑判決を書いた判事が無実だったとして懺悔している袴田事件などが明るみに出る中、冤罪について一言も触れられていない本書は、著者の現職同様TVドラマ監修の手引き程度でしかない。
巻末の刑事50訓も捜査の職人が減り、警察・検察の劣化が叫ばれる今となっては、空々しく思ってしまう。
たとえ公務員であっても、組織の意に反して追及した事件でもあれば、「職人」の心意気を感じられたのだが。
本書もそれに近い内容でしかなかった。
特捜本部が所轄に設置されるくだりはTVドラマの雰囲気を、巻末の隠語(読者は知らずとも捜査対象者は知っている事が多いのだから、隠す必要があるのか?)列記と併せて楽しめたが、現実の事件に触れていても、現場でないと分からないエピソードが書かれているわけでなし、ネタ元をどうやって囲っておくか、捜査報償費、超過勤務手当てすら満足に出ない状況で、捜査のための交通費・飲食代はどうやって捻出しているのかなどについても、書かれていない、というか書けないのだろう。
そのくせ治安の悪化や、「若年層による凄惨な事件」について述べているが、警察白書にある、凶悪犯罪の減少と中高年による(家族間)殺人など重大事件の増加が、著者の入庁時より顕著である事実を捻じ曲げて書いているのも本全体の信頼性を損ねている。
警察の裏金たる捜査報償費を現職実名告発した仙波敏郎氏の本や、冤罪者を無期懲役刑に処していた足利事件、同じく旧技術で疑わしいDNA鑑定により2008年10月に処刑された飯塚事件、死刑判決を書いた判事が無実だったとして懺悔している袴田事件などが明るみに出る中、冤罪について一言も触れられていない本書は、著者の現職同様TVドラマ監修の手引き程度でしかない。
巻末の刑事50訓も捜査の職人が減り、警察・検察の劣化が叫ばれる今となっては、空々しく思ってしまう。
たとえ公務員であっても、組織の意に反して追及した事件でもあれば、「職人」の心意気を感じられたのだが。
2014年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い本ですが、とても状態がよく気に入りました。有難うございました。
2009年5月18日に日本でレビュー済み
警視庁の捜査一課で
地下鉄サリン事件やトリカブト事件などを捜査してきた著者。
幹部ではない現場の刑事の目で書かれた本は非常に珍しいと思うし、
ドラマとは違った本当の事件の捜査がどのように進むのかを、
自身の体験を通してうまく書いている。
352ページもあって分厚い本だが、文のスタイルは簡潔で、
臨場感もあるのですらすら読める。
いわゆる警察の“業界用語”もふんだんに使われていておもしろい。
何十冊と警察関係の本(ノンフィクション、ミステリーも含む)を読んできたが、
5本の指に入る良本だ。
地下鉄サリン事件やトリカブト事件などを捜査してきた著者。
幹部ではない現場の刑事の目で書かれた本は非常に珍しいと思うし、
ドラマとは違った本当の事件の捜査がどのように進むのかを、
自身の体験を通してうまく書いている。
352ページもあって分厚い本だが、文のスタイルは簡潔で、
臨場感もあるのですらすら読める。
いわゆる警察の“業界用語”もふんだんに使われていておもしろい。
何十冊と警察関係の本(ノンフィクション、ミステリーも含む)を読んできたが、
5本の指に入る良本だ。
2009年3月19日に日本でレビュー済み
作品名通り、刑事として活躍した著者の半生を綴った回想録。
警察官、刑事の日常を、体験に基づきながらリアルに綴っている。
専門用語が頻繁に登場し、小説やドラマの「警察物」が好きな向きにはたまらないだろう。
勤務中だけでなく、非番(休み)の時の実態も描かれており、興味深い。
最近は、現実に即した刑事ドラマが多くなったものの、
一昔前の刑事ドラマ(特に石原プロ製作ものなど)が、全く作り物の世界で、
いかにカッコよく、都合よく作られているかがよくわかる。
警察組織は軍隊である、と言えるかのような上下関係、絶対服従の世界がそこにあり、
刑事はまさに猟犬のように、同僚や仲間を押しのけながらも、
自らの栄誉のために犯人を追うのである。
著者は、最近は「ザ・公務員 サラリーマン刑事」が多くなったと嘆く。
一市民としての皮膚感覚としても同感と思える。
警視庁の刑事を経て、現在は、刑事ドラマの監修などを生業とされているそうだ。
華麗なる転職といったところか。公務員の年収に比べれば、相当見入りもいいだろう。
警察官、刑事の日常を、体験に基づきながらリアルに綴っている。
専門用語が頻繁に登場し、小説やドラマの「警察物」が好きな向きにはたまらないだろう。
勤務中だけでなく、非番(休み)の時の実態も描かれており、興味深い。
最近は、現実に即した刑事ドラマが多くなったものの、
一昔前の刑事ドラマ(特に石原プロ製作ものなど)が、全く作り物の世界で、
いかにカッコよく、都合よく作られているかがよくわかる。
警察組織は軍隊である、と言えるかのような上下関係、絶対服従の世界がそこにあり、
刑事はまさに猟犬のように、同僚や仲間を押しのけながらも、
自らの栄誉のために犯人を追うのである。
著者は、最近は「ザ・公務員 サラリーマン刑事」が多くなったと嘆く。
一市民としての皮膚感覚としても同感と思える。
警視庁の刑事を経て、現在は、刑事ドラマの監修などを生業とされているそうだ。
華麗なる転職といったところか。公務員の年収に比べれば、相当見入りもいいだろう。
2009年2月20日に日本でレビュー済み
現職の刑事だった人が書いただけあって臨場感があり,一気に読み進めた。
巡査拝命から退職に至るまでに出会った様々な人間たちの出会いと別れ,人知れず地道に捜査を続けることの困難さと苦悩・・・実にリアルで迫力,説得力のある描写は興味深い。
報われることの少ない刑事という仕事に敢然と挑み続けた記録,警察官を目指す人たちのみならず一般の人々にも是非読んでいただきたいと思い。
巡査拝命から退職に至るまでに出会った様々な人間たちの出会いと別れ,人知れず地道に捜査を続けることの困難さと苦悩・・・実にリアルで迫力,説得力のある描写は興味深い。
報われることの少ない刑事という仕事に敢然と挑み続けた記録,警察官を目指す人たちのみならず一般の人々にも是非読んでいただきたいと思い。
2009年1月5日に日本でレビュー済み
よくある暴露本とは全く違います。ノンフィクションでリアルな内容。著者の警察愛を感じました。
これから警察官や刑事を志す人にはぜひ読んでほしい内容だと思います。
警視庁捜査一課刑事とは想像以上に大変な仕事なんですね。
これから警察官や刑事を志す人にはぜひ読んでほしい内容だと思います。
警視庁捜査一課刑事とは想像以上に大変な仕事なんですね。