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桂吉坊がきく 藝 単行本 – 2009/4/21
桂 吉坊
(著)
小沢昭一、茂山千作、市川團十郎、竹本住大夫、立川談志、喜味こいし、宝生閑、坂田藤十郎、伊東四朗、桂米朝。東西の各ジャンルの第一人者10人の芸の神髄が一堂に読める! 人間国宝・桂米朝の秘蔵っ子で、芸の虫である上方落語界の俊英が至福の時を案内する。
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2009/4/21
- ISBN-104022505397
- ISBN-13978-4022505392
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2009/4/21)
- 発売日 : 2009/4/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4022505397
- ISBN-13 : 978-4022505392
- Amazon 売れ筋ランキング: - 555,967位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 151,292位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
米朝師や茂山千作さんなど、今は亡き人間国宝の方から、家元や團十郎さん、喜味こいしさんなど名だたる先生方と、若かりし日の吉坊さんの対談集です。とても面白く拝読いたしました。
2016年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歌舞伎、能、狂言、文楽、浄瑠璃等、多岐に亘る古典芸能の重鎮達へのインタビュー。それぞれ事前にちょっと下調べしたり、資料を読んだりしただけではとても即座に対応できない世界の方々に対し、見事な受け答え、ツッコミで相手の気分を盛り立て、話を引き出しているのに驚いた。本当に勉強家な噺家さんなんだと思います。すっかりファンになってしまいました。
2016年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ若いのに、よく名人達にぶつかっていったなあ、名人達もよく話をしてくださったなあ。
芸が伝わって欲しい、という名人の思いと、知りたいと切望する若手のみごとなコラボ
芸が伝わって欲しい、という名人の思いと、知りたいと切望する若手のみごとなコラボ
2011年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若手落語家の桂吉坊さんが 古典芸能に連なる先輩方に話を聞く。
入門したての頃 色々質問する吉坊さんに 師匠のひとこと
「俺が話したくても、お前がその程度しか分かってなかったら話ができへん」
修行の成果か 最初の話し手 名インタビュアーでもある小沢昭一の教え
「みんな言いたいことがあるんだ。ふーんなんてうなったり、のけぞったりして聞くと
どんどん出てくるんだよね。」が効いたのか 面白い。
大道芸から能、狂言、歌舞伎、文楽、落語漫才 古典といわれる芸能の歴史と
それに携わる名人、師匠たち10人の個人史 それぞれの芸能の横のつながりなどが 語られる。
インタビュー本を選ぶのは難しい。話し手を良い気持ちで語らせすぎると提灯になるし
聞き手がしゃしゃり出ると 俺が斬る!みたいになって 閉口するが
この本の吉坊さんは 媚びずへつらわず真面目に そしてとても興味を持って話を聞いている。
先輩方もそれに応えて偉そうにならずに(例外もあり) 気持ちよく話している。
インタビュー時の写真の表情がとてもよい。
古典芸能やそれを演じている人に興味があったら、楽しい内輪話もあるのでお勧めしたい。
それにしても吉坊さん 26歳とは思えない可愛らしさ 前田前田みたい。どんな落語するのかな。
入門したての頃 色々質問する吉坊さんに 師匠のひとこと
「俺が話したくても、お前がその程度しか分かってなかったら話ができへん」
修行の成果か 最初の話し手 名インタビュアーでもある小沢昭一の教え
「みんな言いたいことがあるんだ。ふーんなんてうなったり、のけぞったりして聞くと
どんどん出てくるんだよね。」が効いたのか 面白い。
大道芸から能、狂言、歌舞伎、文楽、落語漫才 古典といわれる芸能の歴史と
それに携わる名人、師匠たち10人の個人史 それぞれの芸能の横のつながりなどが 語られる。
インタビュー本を選ぶのは難しい。話し手を良い気持ちで語らせすぎると提灯になるし
聞き手がしゃしゃり出ると 俺が斬る!みたいになって 閉口するが
この本の吉坊さんは 媚びずへつらわず真面目に そしてとても興味を持って話を聞いている。
先輩方もそれに応えて偉そうにならずに(例外もあり) 気持ちよく話している。
インタビュー時の写真の表情がとてもよい。
古典芸能やそれを演じている人に興味があったら、楽しい内輪話もあるのでお勧めしたい。
それにしても吉坊さん 26歳とは思えない可愛らしさ 前田前田みたい。どんな落語するのかな。
2013年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が濃くて、解説もしっかりあるので、不明な言葉も理解できました。
吉坊さんの落語をライブで聴くので、聞くに加え語るバージョンの本も出してほしいです。
吉坊さんの落語をライブで聴くので、聞くに加え語るバージョンの本も出してほしいです。
2013年12月21日に日本でレビュー済み
桂吉坊は、故・桂吉朝の弟子であり、大師匠はあの人間国宝の桂米朝。
1981年生まれと若いのに、とても古典芸能に詳しい彼が、
東西の名人上手たちに文字通り「話を聞いてきた」インタビュー集である。
小沢昭一、市川団十郎、立川談志、喜味こいし…、
対談後に鬼籍に入った人たちも多い。
その口調、表情、仕草などをしみじみと思い出しながら、
それぞれの芸や人柄を偲ぶにも格好の1冊だと思う。
それにしてもこの桂吉坊という若い噺家さんは、
本当に古典や過去のビッグネームについても詳しい。
例えば伊東四朗との対談で、伊東が「歌舞伎なんかは子供のころに
連れていってもらいました。私は十五代目を見ているんです」と言うと、
「(市村)羽左衛門。終戦前ですね」とすぐに名前が出てくる。
一事が万事こんな調子なので、きっと編集上の演出などではなく、
本当に詳しいのだろうと想像する。
それがこましゃくれた印象を与えないのは
(私は実際の桂吉坊を知らないで言うのだけれど)、
きっと人懐っこい本人のキャラクターに負うところが大きいのだろう。
もちろん単なる仕事としてインタビューをこなしました、というのではなく、
キラキラと目を輝かせて大物たちの話に聞き入っていたに違いない。
だからこそ、本書には通常の対談にはない爽やかな風が吹いている。
例えば大物同士の対談などにはない魅力があるように感じた。
1981年生まれと若いのに、とても古典芸能に詳しい彼が、
東西の名人上手たちに文字通り「話を聞いてきた」インタビュー集である。
小沢昭一、市川団十郎、立川談志、喜味こいし…、
対談後に鬼籍に入った人たちも多い。
その口調、表情、仕草などをしみじみと思い出しながら、
それぞれの芸や人柄を偲ぶにも格好の1冊だと思う。
それにしてもこの桂吉坊という若い噺家さんは、
本当に古典や過去のビッグネームについても詳しい。
例えば伊東四朗との対談で、伊東が「歌舞伎なんかは子供のころに
連れていってもらいました。私は十五代目を見ているんです」と言うと、
「(市村)羽左衛門。終戦前ですね」とすぐに名前が出てくる。
一事が万事こんな調子なので、きっと編集上の演出などではなく、
本当に詳しいのだろうと想像する。
それがこましゃくれた印象を与えないのは
(私は実際の桂吉坊を知らないで言うのだけれど)、
きっと人懐っこい本人のキャラクターに負うところが大きいのだろう。
もちろん単なる仕事としてインタビューをこなしました、というのではなく、
キラキラと目を輝かせて大物たちの話に聞き入っていたに違いない。
だからこそ、本書には通常の対談にはない爽やかな風が吹いている。
例えば大物同士の対談などにはない魅力があるように感じた。
2011年11月28日に日本でレビュー済み
吉坊の落語は残念ながら、聞く機会が今までなかったが、亡くなった吉坊の師匠の吉朝や、大師匠の米朝一門の落語は音源や東京での落語会で聞く機会は多い。この一門は大師匠の芸風を受け継いだのか、真っ直ぐで、学問的で、分析的で、かっちりしている。本当に駆け出しのような若手の手になるインタビューだけれども、人間国宝級の大御所が、そうした大看板の一門を将来背負うであろう若手による質問を、ちゃんと受け止め、真摯に答えているのが良くわかり清清しい。談志にしても同じで、日本語が難解だが、率直に答えているのが落語ファンなら良く分かると思う。
私は、宝生閑の追っかけなので、本書を手に取ったのだが、舞台で拝見すると、とても崇高な能楽師の人間国宝が、近所のやさしいおじいさんのような雰囲気なのは、吉坊が子供のような風貌で(というか、若いおばさんみたいな)、いじめたら可哀想というオーラを出しているせいなのかな。
団十郎が白血病を克服し、昔だったら治らない病気が医学の進歩のお陰で治るようになり、今はおまけの人生を生きている、と語り、それが芸のあり方にも作用している(勿論良い方に)というのは、普通ではなかなか聞けない話だと思う。吉坊の人徳か。
さりげなく、深くて、良い話が聞けたな、という読後感。
私は、宝生閑の追っかけなので、本書を手に取ったのだが、舞台で拝見すると、とても崇高な能楽師の人間国宝が、近所のやさしいおじいさんのような雰囲気なのは、吉坊が子供のような風貌で(というか、若いおばさんみたいな)、いじめたら可哀想というオーラを出しているせいなのかな。
団十郎が白血病を克服し、昔だったら治らない病気が医学の進歩のお陰で治るようになり、今はおまけの人生を生きている、と語り、それが芸のあり方にも作用している(勿論良い方に)というのは、普通ではなかなか聞けない話だと思う。吉坊の人徳か。
さりげなく、深くて、良い話が聞けたな、という読後感。