最近、笠井潔の『例外社会』asin:4022505486を読んでいていちばん面白かったのは、例外状況とか生権力とか千年王国思想とかを精緻に論じた部分じゃなくて、大塚英志が『彼女たちの連合赤軍』で指摘した、消費社会的な「かわいさ」に観念的な革命主義が敗北したという説への反論として、「かっこよさ」という言葉で男の子的な感性を擁護していたことだ。同じ時期に、アルテス・パブリッシ... 続きを読む
2009-07-01 - 【海難記】 Wrecked on the Sea ■「かっこよさ」の行方「まだ間に合う!」というのはこのエントリ書くのを延ばし延ばしにしていたら4月も夢の如くに過ぎ去るぜという間抜けな俺にかける言葉であり君たちには関係ない。もちろんまだ間に合うぜ! 俺が人文(ロック)だ! ここに集まってくれた君たちも人文(ロック)だ!ということで始める! 君たちが通う大学の図書館(ロック)に期待しながら始める! これ裏技だけど閉架書庫とかにも本があって請... 続きを読む
まだ間に合う! 人文系大学生活のスタートを非モテがロケットする5 × 4冊 ...批評の批評 | さる私淑する人が、「批評は疥癬である」と書いていたことがある。私もそれを認めるにやぶさかではない。というのも、日々生きているうえでどうにも生まれてくる違和感のようなもの、それをなるべく強度ある言葉で語ろうとするのが「批評」だと私は考えているからだ。それが疥癬ではなく、他の何でありえようか。 こうした出発点に立つと、笠井潔の『例外社会』(朝日新聞... 続きを読む
笠井潔『例外社会』 - Flying to Wake Island