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本日の議題は誘拐 単行本 – 2010/3/30
木宮 条太郎
(著)
誉田哲也や道尾秀介を生み出したホラーサスペンス大賞。その第6回の受賞者である著者が書き下ろす長編小説。有名企業の会長が誘拐され7億円の身代金が要求された。しかし上場企業は、勝手に会社の金を使うことができず、最終判断は取締役会の議題となるが……。
- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2010/3/30
- ISBN-104022507055
- ISBN-13978-4022507051
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2010/3/30)
- 発売日 : 2010/3/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 332ページ
- ISBN-10 : 4022507055
- ISBN-13 : 978-4022507051
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,846,041位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 424,458位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後までストレスなく読み終わった。大きく盛り上がりもなかったが面白い作品だと思う。
2014年1月4日に日本でレビュー済み
いわゆるミステリー小説に分類できる作品だろう。
誘拐をテーマにはしているが緊張感がなく、場所展開が頻繁で事態の進展とは関係ない場面が多く途中で嫌になってしまう。
結局は誘拐された元会長の仕業と判明するのが最終章で古いタイプの作風になっている。
犯人側を一切記述しないことによってミステリー度を上げようとした狙いはあるだろうが核心がぼけた作品になってしまった。
一般文学通算1123作品目の感想。2014/01/04 17:10
誘拐をテーマにはしているが緊張感がなく、場所展開が頻繁で事態の進展とは関係ない場面が多く途中で嫌になってしまう。
結局は誘拐された元会長の仕業と判明するのが最終章で古いタイプの作風になっている。
犯人側を一切記述しないことによってミステリー度を上げようとした狙いはあるだろうが核心がぼけた作品になってしまった。
一般文学通算1123作品目の感想。2014/01/04 17:10
2010年5月19日に日本でレビュー済み
前作もそうでしたが、この人は会社の中を
面白く軽妙に書くのが、異様にうまいです。
娯楽性のある企業小説味といったところ。
日々、職場でこんちくしょーと言いつつ、
ついつい無理してしまう人達にはグッと
来ると思います。
ミステリーもの、熱いビジネスものを期待
すると、この部分(企画書のごまかしテク
ニックとか決定事項の後付の理屈とか)は、
だるく感じるでしょうし(なぜ、書かかれ
ているのかと思ってしまうのでは)、
作者がわざと遊んでいるであろう部分は、
ストーリーにおいて邪魔な部分に見える
かもしれません。
ただ、こういった所が、毎日、小説と同じ
ような事で苦労させられている私には、
たまりません。
何度もうなずかされました。
評価は分かれるかもしれませんね。
私にとっては、久しぶりに愉快で痛快な本
に出会ったという感触でした。
面白く軽妙に書くのが、異様にうまいです。
娯楽性のある企業小説味といったところ。
日々、職場でこんちくしょーと言いつつ、
ついつい無理してしまう人達にはグッと
来ると思います。
ミステリーもの、熱いビジネスものを期待
すると、この部分(企画書のごまかしテク
ニックとか決定事項の後付の理屈とか)は、
だるく感じるでしょうし(なぜ、書かかれ
ているのかと思ってしまうのでは)、
作者がわざと遊んでいるであろう部分は、
ストーリーにおいて邪魔な部分に見える
かもしれません。
ただ、こういった所が、毎日、小説と同じ
ような事で苦労させられている私には、
たまりません。
何度もうなずかされました。
評価は分かれるかもしれませんね。
私にとっては、久しぶりに愉快で痛快な本
に出会ったという感触でした。
2010年5月30日に日本でレビュー済み
誘拐ものとして、なかなかの力作と感じます。
誘拐ものを数多く読んだ人なら、犯人は予想がつくと思います。
というか、誘拐もので、意外な犯人というのは、もうこういう形しかないんでしょうね。
誘拐に対処する会社の雰囲気にリアリティがあります。
若手では、サラリーマン経験なしで作家になる人もいるようですが、そういう人が取材だけを重ねても、会社のこういう修羅場の雰囲気は、決して描けないでしょう。
主人公と女性の関係は、エピローグ前は非常に苦くて、
「あーあ、やっぱり日本の作家って、こういう終わり方が好きなんだよな」
と、ひとりくさっていました。
しかし、エピローグで、ちゃんと収まるべきところへ収めていて、これで星ひとつ増やしました。
誘拐ものが好きな方、読んで損のない本です。
誘拐ものを数多く読んだ人なら、犯人は予想がつくと思います。
というか、誘拐もので、意外な犯人というのは、もうこういう形しかないんでしょうね。
誘拐に対処する会社の雰囲気にリアリティがあります。
若手では、サラリーマン経験なしで作家になる人もいるようですが、そういう人が取材だけを重ねても、会社のこういう修羅場の雰囲気は、決して描けないでしょう。
主人公と女性の関係は、エピローグ前は非常に苦くて、
「あーあ、やっぱり日本の作家って、こういう終わり方が好きなんだよな」
と、ひとりくさっていました。
しかし、エピローグで、ちゃんと収まるべきところへ収めていて、これで星ひとつ増やしました。
誘拐ものが好きな方、読んで損のない本です。