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悪党―小沢一郎に仕えて 単行本 – 2011/7/7

3.9 5つ星のうち3.9 46個の評価

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その思想、選挙戦術、日常の素顔から、知られざる弱点まで――。政治資金規正法違反容疑で逮捕・起訴された元秘書が、覚悟を込めて明かす、誰も書けなかった小沢一郎論。「擁護」でも「排除」でもなく、等身大の政治家像を描き出す。

佐藤優氏も絶賛!「この本は危ない。誰も書けなかった小沢一郎がいる」

目次
第1部 「悪党」登場
 第1章 逮捕まで、そして逮捕から
 第2章 悪党の思想と外交戦略
 第3章 悪党に仕えるということ
 第4章 悪党の急所
 第5章 悪党と選挙、大連立
第2部 「悪党」解剖
 第1章 悪党とキン肉マン
 第2章 悪党とマルクス
 第3章 悪党とウェーバー
 第4章 悪党とチャーチル
 第5章 悪党とサンデル
第3部 対決
 小沢一郎が語った「原発」「遷都」「復権」
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (2011/7/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/7/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022508914
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022508911
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 46個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
携帯のことをピコピコと言い、台所の洗い物では石川さんに『(洗剤を)使うなよ。』と言って奥さんの編んだエコたわし(魔法のスポンジと書かれていました)を使わせる、など普段の小沢さんもよくわかります。

私は昔、遊んでばかりいた20才位の時に父の本棚にあった『日本改造計画』をなぜか読んでみたいという気持ちになり、バカなりにがんばって読み(でもとてもわかりやすく書いてくれてあった)、それから小沢さんが大好きになり、悪いニュースが流れると『このニュースはウソではないか…?』と感じる様になりました。
(鈴木宗男さんの事は昔捕まったニュースの時には悪い政治家だと思って見ていました、ごめんなさい!今は大好きです。宗男さんの本も読みました、本当に熱い気持ちで日本の為に尽力してくださり感謝の気持ちでいっぱいです)

この本を読んでやっぱり小沢さんが大好きだと思いましたし、日本の政治家の中で小沢さんほど深く日本のことを考えてくれている人はいないのではないかと思っております。

私も、日本人であれば小沢さんを好きか嫌いかに関わらず、この本は読まれると良いのではないかと思います。(小沢さんの書かれた日本改造計画でも良いと思いますが)

大激変の世の中ですが、自分は自分の真実を生きます。そしてその先の素晴らしい世界を楽しみにしております。

石川さん、このような開けっ放しの本を書いてくださりありがとうございます。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月9日に日本でレビュー済み
元第一秘書の目から見た小沢氏の人となりが、詳細に描かれているはず・・・と思ったが、これは難しかったようだ。小沢氏という希有の政治家に仕えられた喜びとか、小沢氏の一挙手一投足からにじみ出る彼の思想について、もう少し深く掘り下げてもらいたかった。秘書の厳しさも伝えようとしているが、しつけ事項のような面での厳しさなら、中高大の運動部の部活動でも同様の厳しさはあり、「しばき」も加わることがあるから、部活の方が遥かに厳しいのが現実だ。

とはいえ、著者しか書けない生の声や言動についての記述もあり、
 -小沢氏は、中国の「政治が共産主義で、経済が資本主義」である矛盾はいつか息詰まると予測し、その行き詰まりを避け、民主化に変えていくのが日本にとって大事と考えている。(息詰まると「第2の天安門発生」と言い切っている。)
 -酔うとくしゃみが止まらなくなる。
 -普天間とは、外務官僚が国家を支配することを裏付けるシンボルで、政治家にとって踏まれたくない「地雷」
 -天皇制をいじろうとする人間は、日本の政治をおかしくする。
 -「国連待機構想」も、世界平和を希求するためには世界が一致結束してならず者国家に対するべきとの発想から来る。
 -一方からの歴史を見たのではダメ。アテルイからすると、平和に暮らしていたところに訳のわからない田村麻呂が来たことになる。
 -酒を飲んだ後には、政治判断をミスするかもしれないから、判断を要する電話は受けない。
などなど、興味深いところはあった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
落葉をはきながらレレレのおじさんを思い、
キン肉マンを愛読し、ときには温泉行きたい、
おいしいもの食べたい、とひそかに願う……、
フツーの30代男子がそこにいました。

一般家庭で育ち、たまたま大学生から秘書になった石川議員。
任されたプロジェクトを懸命に遂行しようとするくだりは、
若いサラリーマンが成長する姿と重なりました。
だれより味噌汁が上手に作れるようになった、というお話は、
ほんわか気分に。

個人的には、小沢さんの素顔を知りたいというより
(ちゅうか、むしろ知りたくないというか、
素顔よりもその先見性をもって提示する政策に
興味があるわけなので……)、
「秘書ってどんな仕事?」という興味で読みはじめ、
それで十分楽しめました
(あ、何だかヒドい仕打ちを受けているのに、
楽しめたという感想もどうかと思いますが)。

ともあれ、石川さんと同世代の方にぜひぜひ
読んでほしいと思いました。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
石川智裕氏はごくごく普通の真面目で誠実な好青年であることがわかる。
しかし今どき、このような師弟関係があることに驚かされる。
昔の丁稚奉公のように朝早くから、夜遅くまで、「書生」として住まわせて、政治を学ばせ、育てている小沢一郎のような政治家が今でもいるのだろうか。何も教えず、語らず、ただ傍らにおくだけ、結構、冷たい印象も窺わせる。何を学び取るかは本人次第。政治家小沢一郎と書生とのこの距離感、スタンスがすべては己、一人一人が責任を持つことだと物語っている。
この無言の愛情が人間臭いというか、泥臭さが小沢一郎を身近に感じさせ、また、孤立無援の憂国の志士のようにも見える。
さて、日本の政治は官僚主導に依って支配されている。
政治主導を唱えながら、それが出来ない原因の1つに、目まぐるしく変わる政権内の権力闘争と、その派閥による持ち回り政治だ。
この構図は官僚にとって好都合で面白可笑しく、抱腹絶倒で笑いが止まらないであろう。
国会答弁を見れば一目瞭然だ。まともに答弁出来る大臣はいない。皆が皆、官僚が作成した答弁書をただ読み上げるだけだ。大臣の後ろにへばりつくように官僚たちが群がる。時には大臣の代わりに答弁をする。どう見ても政治(立法)が官僚(行政)を主導しているようには見えない、全く逆だ。資料を提出させ、それに基づいて大臣自身が答弁書を作成する。秘書にやらせても良いが、自分は忙しいので出来ないと言い。何が忙しいのか解からないが。秘書は選挙区の挨拶回りに忙しい、となる。自分の食い扶持にしか目が向いてないのである。そして、官僚のお出ましだ。
持ち回り大臣なので、何事もなく2年間静かに、官僚が作成した答弁書を読み上げていれば、元大臣であった、という肩書が、たとえアッパラパーでも、また非難の矢面に立ったとしても、記憶にないとか言い、75日も過ぎれば、へぇーすごい、偉いぃー、大臣をやったんだーとなる。そう、アッパラパーでもボンクラでもだ。そんな類が多すぎる。
官僚の敵は小沢一郎、ただ一人である。
自公なんぞは官僚の犬、いや糞だ。
しかし、手練手管で欺こうとする輩がいつの時代でも現れるのだ。官僚に都合が悪くなると、特捜が出てくる。あげくの果てに国策(特捜)による逮捕、起訴、不起訴を繰り返し自作自演によるでっち上げ、捏造だ。そこまでして小沢一郎を抹殺するのか。
その最たる事例が自分たちの既得(天下り)権益潰しに対して死に物狂いなったのだ。
所謂、仕分けによる○○財団法人、○○公益法人、○○機構、○○研究所、○○センター等々、汚物の垂れ流しのごとく溢れ腐る天下り先を、その類を削ろうとしたのだ。
そして、人相は見るからに悪そうである。こいつなら悪いことをやってそう、となる。
まことしやかに、小沢一郎のゼネコンによる贈収賄事件と陸山会による政治資金規正法記載違反による逮捕だ。この事件、裁判の結果、検察の捏造と断定され、政治資金収支報告書の虚偽記載内容も同様に証拠に基づかない想像に過ぎないとして、検察の提出した証拠を調べることなく棄却、どちらも無罪が確定している。でっち上げを担当した特捜検察は栄転転籍している。公判が維持出来るか問題ないのだ。要するに、一定期間犯罪人として拘束し、マスコミを利用して煽り、マスコミの痴呆、馬鹿さ加減にはあきれるばかりだが、印象操作をする事が目的だからだ。なぜ、そうまでして小沢一郎を犯罪人として政界から、葬ろうとしたのか。
官僚と癒着して来た自公が、小沢民主党政権が続けば崩壊させられると感じ、また小沢一郎が中央官僚制度を弱め解体して、権限を地方に移されては、既得権益で生きて来た省庁幹部などが困り、霞ヶ関の番人である検察の権力が崩壊する為だ。自公と言ったが公明党はその時のご都合で、どっちに着くか?蝙蝠的腰巾着だから、言語道断だ。
結論から言えば、勿論今に始まった事ではないが、政治家の軽薄低能化、官僚の愚鈍老獪化である。
私は小沢一郎のシンパではないが、考えに全く同感である。
石川知裕君、良くやってくれた、有難う。
すべては石川知裕君の内密に持ち込んだ録音テープによって検察、特捜のでっち上げのすべてが瓦解する。(未だに検察、特捜にとって都合の悪い、取り調べの可視化は実現していない。)
私はこの本の後、森ゆうこ「検察の罠」を読んだ。ノンフィクション賞に値する。
石川知裕君、森ゆうこさん、まだまだいる有志諸氏、君たちが次代へ小沢一郎の意志を繋いで欲しい。
再度、私は小沢一郎のシンパではないが、考えに全く同感である。

「これが私たちが望んだ日本なのか」あの喪失感はどれほど大きいことか。
待ちに待った小沢一郎の政治、、、。勿論、小沢一郎一人では国民の悲願は達成出来ない。
政権にとって試練の3.11東日本大震災、天災として被害は甚大で未曾有ではあったが、そこにとどまり、単に再建すれば済むことだ。
そう、そうなのだ。原発がなければ、避難、離散することもなく、これほどに我々を苦しめることはないのに。これに係る国家予算の無駄なことよ。
いつ起こるか分からない事故、次、起こった時に後悔し、悔い改めるのだろうか。
ただ、もう少し、国民が政権に対して寛容があったなら切り抜けることが出来たと思う。
過ぎ去った事を言っても空しいが、、、、。
今の政権は国民には向いてはなく、尚更である。
再〃度、私は小沢一郎のシンパではないが、考えに全く同感である。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
政治家の方たちについて聞き書きを集中的に読んでいるのですが
そのせいかもの足りない気がしました。
もっとも小沢氏が引退後でないと無理なのでしょうけれどもね。
それにしても、表紙の写真は・・・・・
悪党とは見えませんね。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自民党とも人脈あるんだね
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小沢一郎の元懐刀が、自分の目で見てきたことに基づいて
その人物像をあぶりだした作品です。

・秘書業務の大変さ(掃除業務など、やや前時代的な感も、、、)
・選挙での大物政治家とその周囲の動き方
・小沢一郎の政治家としての歴史・哲学がわかるエピソード
などに関して詳細に描かれていると思います。

また、かなりプライベートな言動や行動様式にも言及されています。
・医者に酒・タバコ・肉のうち二つやめなさいと言われて酒を選んだ
・寿司屋では、いくら・うに・大トロは頼まない
・酒を飲んだときは政治判断を間違えることがあるから電話に出ない
・味噌ラーメンを二つ頼み、小沢は餃子1皿を追加した。
出てきた五つの餃子を小沢は箸で真ん中から分けた。
「オレ二つ、おまえ三つ」

小沢を筋肉マンにたとえた話や、
(他は、マルクス・ウェーバー・チャーチル・サンデル)
自らの女性関係もところどころちりばめるなど、
ややお茶目で軽い感じは否めないが、
人間味・現実味を引き出すことに成功していると思います。

最後に、震災後の、国民の「共通善」とは何かを読者に説いています。
日本のリーダーにふさわしいのは
官僚を動かせないがカネに清い管直人か?
カネに汚いが官僚を動かせる小沢一郎か?
(官僚を動かせてカネに清いのが理想ではあるが)
それともまったく別のタイプか?

マスコミ垂れ流しの情報で右往左往するのではなく、
本当に日本のために考えて動いている人間を見極めたいと思いました。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年8月27日に日本でレビュー済み
 小沢一郎の秘書として仕え、衆議院議員となり、逮捕された著者による小沢一郎像。「小沢通を名乗る人が書いた物は憶測が多い」と言い切るだけあって、間近で見た者だけにわかるエピソード満載である。

 小沢一郎を蝦夷のアテルイに例え、坂上田村麻呂から見れば反乱軍だが、原住民から見れば田村麻呂が侵略者だったとか、キン肉マンのようにカッコ悪くても正義を貫き通すヒーローになぞらえるところは、「現在は距離を置いている」と言いながら小沢一郎に興味を持ってから政治家になった著者だけに、結局のところ中立を唱えながらも小沢擁護論になっている(巻末に対談まで載せているし)。

 「カネに清いが官僚に弱い管首相か、カネに汚いが官僚を動かせる小沢一郎か」と著者は煽るが、そういう二択でもなかろう。管首相は北朝鮮系の怪しい団体とのカネのやりとりが暴露されているし、
小沢一郎 虚飾の支配者 を読むと、カネに汚いというレベルではなく「カネと権力のため」とまで思えてくる。

 著者の言うように、構想力では卓越した政治家なのかも知れないが、他があまりにもだらしなさすぎるための「待望論」ではないか。著者はまだそこには染まっておらず、志を捨ててはいないように思えるので、がんばってほしいのだが…
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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