なんで酷評ばかりだろう?いろんな見方、考え方があって良いとおもう。
興味深く、面白く読めた。榊原さんの最新刊も読んで面白かったが、
藤巻さんの名前が上がっていた。藤巻さんの500円にはならないと、
言っている。個人的には自分もそう感じるけど、藤巻さんのような人が
いないと世の中面白くない。
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ひとたまりもない日本 根拠なき「楽観論」への全反論 単行本 – 2013/1/22
藤巻 健史
(著)
〝アベノミクス〟も時すでに遅し。
最近の株高もあって、日本経済に
楽観論が広がっているが、とんでもない話だ。
国の借金は1千兆円突破、経常収支もピンチ、大メーカーは沈没。
「まずは景気回復」「もっと量的緩和」という無責任な議論が国を誤らせる。
もはや最悪のハイパーインフレまでは一直線だ。
日本経済は強い。輸出依存度が低いから為替の影響は少ない。
国債は暴落しない。デフレ脱却のため輪転機でお札を刷るべし、etc。
世にあふれるこれら俗論・珍説をすべて論破し、いよいよ間近に迫った
日本国破綻への備えと、その後の回復期を生きのびるための
新しい経済常識を語りつくした渾身の一冊。
マーケットの実務家だから書けた、生きた金融経済がわかる本。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(まえがきより)
私は、人の言うことを聞かないことで有名です。モルガン銀行東京支店長時代は、ニューヨークのボスから「たまには人の話を聞け、人の意見に耳を傾けろ」とよく怒られました。怒るのはニューヨークのボスだけではなく、家内アヤコも「あなたは頑固だ」としょっちゅう怒ります。もっとも、こちらは日常生活の話で、マーケットのことではありませんが(笑)。
ということで、いままで新聞以外、他人が書いた市場や経済の分析を読んだことがありませんでした。しかし、私の主張はいっこうに世の中で主流になる気配がありません。反対意見が多いからではなかろうかと思い、このたび私は初めて他人の本をいくつか読んでみたのです。驚きました。(私に言わせると)俗論やウソがいたるところで幅をきかせているではありませんか。
これはいかんと思いました。世を誤らせる俗論には反論しておきたいと強く思いました。福島原発の事故で経験済みですが、正しい処置は正しい現実認識からスタートしなくてはいけないからです。この本は、新政権以降を見通した最新の経済分析に加え、世上語られているあらゆる俗論、ウソをただし、ハイパーインフレを生き延びた後に明るい未来を迎えるための「新しい経済常識」を語った本です。
(もくじより)
はじめに もう黙ってはいられない
第1章 量的緩和は「超ハイリスク、ノーリターン」
第2章 マイナス金利の劇薬を打て
第3章 成長する世界、置いてけぼりの日本
第4章 刻々と迫る円バブルの崩壊
第5章 高まる財政破綻の足音
第6章 創造的破壊後の明るい未来
あとがきにかえて
最近の株高もあって、日本経済に
楽観論が広がっているが、とんでもない話だ。
国の借金は1千兆円突破、経常収支もピンチ、大メーカーは沈没。
「まずは景気回復」「もっと量的緩和」という無責任な議論が国を誤らせる。
もはや最悪のハイパーインフレまでは一直線だ。
日本経済は強い。輸出依存度が低いから為替の影響は少ない。
国債は暴落しない。デフレ脱却のため輪転機でお札を刷るべし、etc。
世にあふれるこれら俗論・珍説をすべて論破し、いよいよ間近に迫った
日本国破綻への備えと、その後の回復期を生きのびるための
新しい経済常識を語りつくした渾身の一冊。
マーケットの実務家だから書けた、生きた金融経済がわかる本。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(まえがきより)
私は、人の言うことを聞かないことで有名です。モルガン銀行東京支店長時代は、ニューヨークのボスから「たまには人の話を聞け、人の意見に耳を傾けろ」とよく怒られました。怒るのはニューヨークのボスだけではなく、家内アヤコも「あなたは頑固だ」としょっちゅう怒ります。もっとも、こちらは日常生活の話で、マーケットのことではありませんが(笑)。
ということで、いままで新聞以外、他人が書いた市場や経済の分析を読んだことがありませんでした。しかし、私の主張はいっこうに世の中で主流になる気配がありません。反対意見が多いからではなかろうかと思い、このたび私は初めて他人の本をいくつか読んでみたのです。驚きました。(私に言わせると)俗論やウソがいたるところで幅をきかせているではありませんか。
これはいかんと思いました。世を誤らせる俗論には反論しておきたいと強く思いました。福島原発の事故で経験済みですが、正しい処置は正しい現実認識からスタートしなくてはいけないからです。この本は、新政権以降を見通した最新の経済分析に加え、世上語られているあらゆる俗論、ウソをただし、ハイパーインフレを生き延びた後に明るい未来を迎えるための「新しい経済常識」を語った本です。
(もくじより)
はじめに もう黙ってはいられない
第1章 量的緩和は「超ハイリスク、ノーリターン」
第2章 マイナス金利の劇薬を打て
第3章 成長する世界、置いてけぼりの日本
第4章 刻々と迫る円バブルの崩壊
第5章 高まる財政破綻の足音
第6章 創造的破壊後の明るい未来
あとがきにかえて
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2013/1/22
- 寸法1.8 x 12.8 x 18.8 cm
- ISBN-10402251034X
- ISBN-13978-4022510341
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2013/1/22)
- 発売日 : 2013/1/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 268ページ
- ISBN-10 : 402251034X
- ISBN-13 : 978-4022510341
- 寸法 : 1.8 x 12.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,520,235位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,198位経済学・経済事情
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トップレビュー
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2014年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ユニークな発想で大変参考になる意見の持ち主として以前から注目している。なるほどそういう見方もあるのか。と驚き感心することも多いがこの本は少々賛成しかねる。購入して1年になるがまだ印象は変わらない。いや、そういう事態にはなって欲しくないのだ。理屈はどうあれデフレから脱却し強い日本を取り戻して欲しい。今回、経済政策を失敗したら、ますます財政破綻に近づいてしまう。そういう祈りに近いものが自分の中にあるのでこの本を認めたくないのだ。
2013年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この方もこう言ってますね。
[・・・]
バブルの頃「日本の不動産価格は1/10になる」と言ってた人ですが、実際そうなっちゃいましたもんね。
これらの警告は、カロリーの摂り過ぎで超肥満になった人に「このまま食べ続けたら病気になりますよ。」と言っているのと同じに思えるのです。
「外国人は油の摂り過ぎだから危ないけれど、日本人は炭水化物だから大丈夫。」とのご意見もありますが、そうでしょうか?
実際病気になるかどうかは判りませんが、なっても全くおかしくない状態だと思います。
おっと、最近太り気味の私も気をつけなくちゃ(-_-;)。
[・・・]
バブルの頃「日本の不動産価格は1/10になる」と言ってた人ですが、実際そうなっちゃいましたもんね。
これらの警告は、カロリーの摂り過ぎで超肥満になった人に「このまま食べ続けたら病気になりますよ。」と言っているのと同じに思えるのです。
「外国人は油の摂り過ぎだから危ないけれど、日本人は炭水化物だから大丈夫。」とのご意見もありますが、そうでしょうか?
実際病気になるかどうかは判りませんが、なっても全くおかしくない状態だと思います。
おっと、最近太り気味の私も気をつけなくちゃ(-_-;)。
2013年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アンチ藤巻さんがやけに多いのはなせ?
不安を煽っているのではなく、もしもの時の準備をするべきだと言っているのではないでしょうか。
藤巻さんアンチが多いがそこいらの自称経済評論家と違うところはやっぱり現場でバリバリやって結果を残した人
の発言であって、経験からくる信念を感じます。
不安を煽っているのではなく、もしもの時の準備をするべきだと言っているのではないでしょうか。
藤巻さんアンチが多いがそこいらの自称経済評論家と違うところはやっぱり現場でバリバリやって結果を残した人
の発言であって、経験からくる信念を感じます。
2013年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アマゾンで購入して読みました。
浜田宏一イェール大学教授は著書「アメリカは日本経済の復活を知っている」の中で、ハイパー・インフレについて、若田部昌澄教授の言葉を引用する形でこう述べています。
「1930年代の世界大不況からの回復過程でも、その後にハイパーインフレは起きていません。実際にハイパーインフレが起きるのは、敗戦や革命といった時期です。歴史上おそらく最初のハイパーインフレと言われているのは、フランス革命のときで、貴金属の裏づけのない不換紙幣(アッシニア紙幣)の増発が原因でした。あれほど社会経済的に混乱している時期に、紙幣の増発によって財政支出をまかなえば、ハイパーインフレになる・・」
藤巻さんは学者の説は机上の理論と切り捨て、実務家としての印象論の方が正しいと主張しています。しかしその一方で、藤巻さんご自身が本書の中で、わざわざ『浜田先生からお電話を頂いた』と書き、浜田先生の名を箔付けに使われています。
であれば、その浜田先生のハイパーインフレの考え方に異論を唱え、『日本がハイパーインフレに陥るのが必至』とのご自身の説を主張されるのであれば、それなりの根拠が必要でしょう。
浜田先生にしても若田部先生にしても、日本の財政が債務過多であるのは充分承知の上で上記の説を唱えている訳ですから・・・
浜田宏一イェール大学教授は著書「アメリカは日本経済の復活を知っている」の中で、ハイパー・インフレについて、若田部昌澄教授の言葉を引用する形でこう述べています。
「1930年代の世界大不況からの回復過程でも、その後にハイパーインフレは起きていません。実際にハイパーインフレが起きるのは、敗戦や革命といった時期です。歴史上おそらく最初のハイパーインフレと言われているのは、フランス革命のときで、貴金属の裏づけのない不換紙幣(アッシニア紙幣)の増発が原因でした。あれほど社会経済的に混乱している時期に、紙幣の増発によって財政支出をまかなえば、ハイパーインフレになる・・」
藤巻さんは学者の説は机上の理論と切り捨て、実務家としての印象論の方が正しいと主張しています。しかしその一方で、藤巻さんご自身が本書の中で、わざわざ『浜田先生からお電話を頂いた』と書き、浜田先生の名を箔付けに使われています。
であれば、その浜田先生のハイパーインフレの考え方に異論を唱え、『日本がハイパーインフレに陥るのが必至』とのご自身の説を主張されるのであれば、それなりの根拠が必要でしょう。
浜田先生にしても若田部先生にしても、日本の財政が債務過多であるのは充分承知の上で上記の説を唱えている訳ですから・・・
2013年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オオカミ少年と言われている藤巻氏ですが、これまで、財務官僚たちによって、日本の財政破綻が先送りされてきただけで、
このままさらに金融緩和し、日銀が国債を直接引き受けるようなのとをすれば、破綻するのは明らか。現在の株高を
けん引しているのは外国勢、彼らは売るために買っているので、どこかで売り浴びせてくることは100%間違いありません。
藤巻氏の言うように、アベノミクスが期待で始まり、絶望でおわるのは必至、ひとたまりもなく日本は破綻するでしょう。
このままさらに金融緩和し、日銀が国債を直接引き受けるようなのとをすれば、破綻するのは明らか。現在の株高を
けん引しているのは外国勢、彼らは売るために買っているので、どこかで売り浴びせてくることは100%間違いありません。
藤巻氏の言うように、アベノミクスが期待で始まり、絶望でおわるのは必至、ひとたまりもなく日本は破綻するでしょう。
2013年1月22日に日本でレビュー済み
「もはや最悪のハイパーインフレまでは一直線だ。」
この一行で笑いが込み上げて来た人が一体どれほど居る事でしょう。
企業にとって通貨による収支は至上命題です。
しかし、国家にとって通貨は、道具の一つに過ぎません。
その違いが理解できないと、恐怖に怯える事になるわけです。
日本国債は円建てです。それはつまり、日銀に円を刷らせれば国債の返済に困る事が絶対に無いと言う意味です。
逆に、ギリシャ国債はユーロ建てです。しかし、ギリシャはユーロを刷る権限がありません。だから破綻しました。
自国通貨建ての国債とは、それ程の力が有ります。
代わりに、円を刷るとインフレします。しかし、デフレで苦しんでいる=インフレさせたい日本にとって、有り難い事です。
では、通貨がただの道具に過ぎないとするならば、『国家』が守るべきモノは何か?
それは、国民の生命と財産を支え、守る為の『生産能力』です。
生産能力を失った国家は、正真正銘のハイパーインフレーション(年13000%のインフレ率)になる事があるからです。
それは戦争だったり、天災だったり、国土が徹底的に破壊され、国民を養えなくなった時に起こります。
ちなみに、大戦で国土が焼き払われて極端に生産能力を失っていた、敗戦直後の日本ですらインフレ率は500%でした。
そして、デフレとは国全体で行われる生産調整(生産縮小)です。売れないのですから、生産を減らすわけです。
しかも、この生産調整に終わりは有りません。国民を養えなくなるまで、一直線に落ちていきます。
だからこそ、政府は国民の為に、真っ先に『生産力』を保護する必要がある分けです。
生産力を保護する為には、誰かが消費する必要があります。それも、大規模に持続的に。
また、それを行えるのは政府以外には存在しません。その為の、大規模公共投資となります。
その政府の支出は、企業と国民の所得に成り、景気が良く(国民所得がup)なります。
ただし、インフレ(通貨価値の低下)で損をする人もいます。
それは、今現在大量の現金を溜めこんでいる富裕層や、そのお抱え学者です。
そう言う人は、絶対に国債を発行させたくないし、公共投資にも大反対します。
その執念たるや、本を出して国民を騙そうとするぐらいに。
騙されないように、国民一人一人が賢くなる必要がある分けです。
この一行で笑いが込み上げて来た人が一体どれほど居る事でしょう。
企業にとって通貨による収支は至上命題です。
しかし、国家にとって通貨は、道具の一つに過ぎません。
その違いが理解できないと、恐怖に怯える事になるわけです。
日本国債は円建てです。それはつまり、日銀に円を刷らせれば国債の返済に困る事が絶対に無いと言う意味です。
逆に、ギリシャ国債はユーロ建てです。しかし、ギリシャはユーロを刷る権限がありません。だから破綻しました。
自国通貨建ての国債とは、それ程の力が有ります。
代わりに、円を刷るとインフレします。しかし、デフレで苦しんでいる=インフレさせたい日本にとって、有り難い事です。
では、通貨がただの道具に過ぎないとするならば、『国家』が守るべきモノは何か?
それは、国民の生命と財産を支え、守る為の『生産能力』です。
生産能力を失った国家は、正真正銘のハイパーインフレーション(年13000%のインフレ率)になる事があるからです。
それは戦争だったり、天災だったり、国土が徹底的に破壊され、国民を養えなくなった時に起こります。
ちなみに、大戦で国土が焼き払われて極端に生産能力を失っていた、敗戦直後の日本ですらインフレ率は500%でした。
そして、デフレとは国全体で行われる生産調整(生産縮小)です。売れないのですから、生産を減らすわけです。
しかも、この生産調整に終わりは有りません。国民を養えなくなるまで、一直線に落ちていきます。
だからこそ、政府は国民の為に、真っ先に『生産力』を保護する必要がある分けです。
生産力を保護する為には、誰かが消費する必要があります。それも、大規模に持続的に。
また、それを行えるのは政府以外には存在しません。その為の、大規模公共投資となります。
その政府の支出は、企業と国民の所得に成り、景気が良く(国民所得がup)なります。
ただし、インフレ(通貨価値の低下)で損をする人もいます。
それは、今現在大量の現金を溜めこんでいる富裕層や、そのお抱え学者です。
そう言う人は、絶対に国債を発行させたくないし、公共投資にも大反対します。
その執念たるや、本を出して国民を騙そうとするぐらいに。
騙されないように、国民一人一人が賢くなる必要がある分けです。
2013年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすい表現でハイパーインフレを説いています。藤巻さんの本はこのところ同じ主張なので全て買っている私としては同じ本を何冊も買った気分です。