本業が美術監督というだけあって、すべてフリーハンドのようでもパースもきちんと
とれいてるしっかりした画ですが、それよりなにより隅から隅まで毛ほどの手抜きもない描き込みには
恐れいります。(中でもオーケストラの項は圧巻でした!ひとつひとつの楽器をよくぞあそこまで描く者ですんなり!)。
が、その感動も本の最初の3分の1くらいまででそれ以降は惰性でぱらぱらページをめくってしまうというかんじでした。
もともと超特殊な職業を持つ人の部屋でなければ眼が飛び出すような驚きもあるはずはなく、途中で飽きてしまうのも
しかたないのでしょうが、もう一工夫して最後まで楽しく眺められる仕掛けを施してほしいと思うのは私だけでしょうか。
(昔流行った、「飛び出す絵本」のようなギミックを使うとか・・・)
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河童が覗いた50人の仕事場 単行本 – 1986/5/1
妹尾 河童
(著)
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日1986/5/1
- ISBN-104022555378
- ISBN-13978-4022555373
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (1986/5/1)
- 発売日 : 1986/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 210ページ
- ISBN-10 : 4022555378
- ISBN-13 : 978-4022555373
- Amazon 売れ筋ランキング: - 152,507位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 42位社会学の論文・講演集
- - 31,685位文学・評論 (本)
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著者について
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1930(昭和5)年、神戸生れ。独学で舞台美術を修め、1954年、「トスカ」でデビュー。以来、演劇、オペラ、バレエ、ミュージカルなどの舞台美術を初め、テレビ美術など映像デザインの分野においても活躍中の、現代日本を代表する舞台美術家。“凝り性”のエッセイストとしても知られ、『覗いた』シリーズ他、『河童のスケッチブック』(文藝春秋)等。小説『少年H』では1997(平成9)年度「毎日出版文化賞・特別賞」を受賞。他に著書多数。