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サグラダ・ファミリア(聖家族) 単行本 – 1998/6/1
中山 可穂
(著)
- 本の長さ203ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日1998/6/1
- ISBN-104022572671
- ISBN-13978-4022572677
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
子供嫌いのピアニスト石狩響子は、恋人のルポライター透子の事故死により、赤ん坊の桐人を育てる事に。そんな折、桐人の父親の恋人と名乗る青年が現れた。レズビアンのピアニストとホモの青年が新しい家族の形を追い求める。
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (1998/6/1)
- 発売日 : 1998/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 203ページ
- ISBN-10 : 4022572671
- ISBN-13 : 978-4022572677
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,885,112位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 45,135位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文庫版で読んだのですが、可穂さんの全作品をハードカバーで欲しくて。どなたかがおっしゃっていますがこの装丁の美しいこと。そしてとてもモダンでお洒落です。内容はもういうまでもなく素晴らしいです。こういう家族もあっていいのだと心が熱くなります。愛するひとの忘れ形見を育てる。それほど崇高なことは無いと思います。当たり前の人生だけが生き方ではない、とそう思えます。
2007年4月16日に日本でレビュー済み
感じる。もし愛する人を失ったらどうやってその愛を貫くか。愛する人の全てを愛すること。恋愛、家族愛、色んな事を考えさせられる。あたしの安っぽいありきたりな感想より、作品を読めばわかります。
2003年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は中山さんの作品はあまり好きではありません。
人間の描き方が極端すぎて、物語の深みにかけるところがあるからです。
ですがこの物語はその極端さがすごく上手く生きていてすばらしいです。
登場人物それぞれの生き方や考え方が交錯し衝突し
やがては共鳴し反響しあって見事な五重奏を奏でていきます。
苦しみも喜びも悲しみも怒りも愛情も生も死も
すべてが家族という単位に収束し、昇華していく。
ただ求めて守り愛して、傷つき苦しむことも良しとする。
「聖家族」
本当に題名にふさわしい物語です。
ぜひ一度読んでみて下さい。
人間の描き方が極端すぎて、物語の深みにかけるところがあるからです。
ですがこの物語はその極端さがすごく上手く生きていてすばらしいです。
登場人物それぞれの生き方や考え方が交錯し衝突し
やがては共鳴し反響しあって見事な五重奏を奏でていきます。
苦しみも喜びも悲しみも怒りも愛情も生も死も
すべてが家族という単位に収束し、昇華していく。
ただ求めて守り愛して、傷つき苦しむことも良しとする。
「聖家族」
本当に題名にふさわしい物語です。
ぜひ一度読んでみて下さい。
2003年10月31日に日本でレビュー済み
この作品に関して、と言うよりも、中山可穂に関して言えば、私は彼女の小説をそんなに「うまい」とは思わない。
しかし、おもしろい。
小説はエンターテインメントなので、結局はおもしろいものを書いた人の勝ちである(純文となると話はまた変わるかもしれないが)。
で、中山作品で一番おもしろいと思った作品をひとつ挙げろ、と言われたら私はこれを選ぶ。
泣けた。
中山作品は大抵どれもひどくせつないが、泣いてしまったのはこれだけである。
何故か。
愛が見えたから。
他作品には愛が見えないという意味ではない。ただ単純に言って私はこういう話に弱いのだ。もっと正確に言えば、透子と響子のような関係に弱いのだ。
中山作品を読むならこの一冊は外せない。
しかし、おもしろい。
小説はエンターテインメントなので、結局はおもしろいものを書いた人の勝ちである(純文となると話はまた変わるかもしれないが)。
で、中山作品で一番おもしろいと思った作品をひとつ挙げろ、と言われたら私はこれを選ぶ。
泣けた。
中山作品は大抵どれもひどくせつないが、泣いてしまったのはこれだけである。
何故か。
愛が見えたから。
他作品には愛が見えないという意味ではない。ただ単純に言って私はこういう話に弱いのだ。もっと正確に言えば、透子と響子のような関係に弱いのだ。
中山作品を読むならこの一冊は外せない。
2003年7月7日に日本でレビュー済み
号泣しました。
何故こんなに涙が出るのだろう?というほど。
とても深い愛に触れたからだと思います。
ゲイやレズビアンがどうしたということよりも、「人間の愛」について考えさせられました。
著者の他の作品も読破したくなります。
何故こんなに涙が出るのだろう?というほど。
とても深い愛に触れたからだと思います。
ゲイやレズビアンがどうしたということよりも、「人間の愛」について考えさせられました。
著者の他の作品も読破したくなります。
2001年11月27日に日本でレビュー済み
愛する人がいなくなり、その忘れ形見を育てる…そんな簡単なことではなく、もっと深い愛がある。愛に性は関係ない。読んだとき本当にそう思った。
2015年11月7日に日本でレビュー済み
作品としては好きでよく読み返したりするが読むたびやはり透子という登場人物は好きにはなれない。誤解を恐れずに言うならば腹立たしくもある。
著者自身もマイノリティー(同性愛者)であるとのことだがよくこのような作品が出来たとある意味感心せざるを得ない。何故か。
あまりにも透子が身勝手過ぎるのだ。
自分の理想の為に離れ、再度ガリの元に戻る。なにかを求めるなら何かを諦めなければならなかったのではないか。その覚悟はなかったのか。していなかったのか。最愛の人と言いながら思いながら離れ、自分の夢を叶え、叶ったので帰ってきた?あまりにも身勝手過ぎる。
好きな作品ではあるがその部分のみがいつも私の精神を乱れさせ、不愉快にさせる。それは作者の意図するところか?それならば大したものだと思う。
著者自身もマイノリティー(同性愛者)であるとのことだがよくこのような作品が出来たとある意味感心せざるを得ない。何故か。
あまりにも透子が身勝手過ぎるのだ。
自分の理想の為に離れ、再度ガリの元に戻る。なにかを求めるなら何かを諦めなければならなかったのではないか。その覚悟はなかったのか。していなかったのか。最愛の人と言いながら思いながら離れ、自分の夢を叶え、叶ったので帰ってきた?あまりにも身勝手過ぎる。
好きな作品ではあるがその部分のみがいつも私の精神を乱れさせ、不愉快にさせる。それは作者の意図するところか?それならば大したものだと思う。
2014年3月3日に日本でレビュー済み
従軍慰安婦の話題がチラチラ出てきたり、そのあたりが不愉快で読めませんでした。
著者のかなりファンですが、この作品は著者だって過去の失敗ですよね?と問いたい。
ってことで廃棄です…。
著者のかなりファンですが、この作品は著者だって過去の失敗ですよね?と問いたい。
ってことで廃棄です…。