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あほらし屋の鐘が鳴る 単行本 – 1999/1/1

3.9 5つ星のうち3.9 16個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

「なにをゴチャゴチャえらそうに。あほらし屋の鐘が鳴るわ!」 失楽園、もののけ姫、戦争論等、世間を騒がせた話題作品を一刀両断。文学からスポーツ、雑誌、テレビまで、平成の「ああ勘違い」コレクション。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (1999/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1999/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 303ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022573058
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022573056
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 16個の評価

著者について

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斉藤 美奈子
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔、義母がよく「あほらし屋の鐘が鳴るワ」と言っていましたが、その語源が分かりませんでした。この本に書かれていることを読んで納得しました。なかなな大阪人らしい言い回しで気に入っています。
2019年3月7日に日本でレビュー済み
再掲
1999年単行本 文庫で加筆
初出は96-98年雑誌PINK「おとなのやり方」、雑誌UNO「女性誌探検隊」、朝日新聞夕刊「ウオッチ文芸」を単行本に収め、「ウオッチ文芸」は文庫からはずされているとの事。

お気楽に楽しく読める一冊であり、斎藤さんの世相を切るって感じで面白い。前半部分は世のオヤジをおちょくりながら切り刻むのだが、これが何処となく優しさを含んでいると書くとマゾだと言われてしまいそうでもある。ただ、彼女の指摘の多くは同意してしまうし、なるほどねと納得してします。逆に言うと斎藤さんはオヤジキラーなのかもしれない。
後半部分は女性誌探検隊として、女性週刊誌や月刊誌の批評というか突っ込みである。
ちなみに斎藤さんの「男性誌探訪」朝日新聞社 2003と併せて読むとさらに面白いと思われます。さらに20世紀末の日本のトレンドというか世の中の雰囲気が伝わってきます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
亡くなった祖母がよく「あほらし屋の鐘が鳴る」と言っていたのを懐かしく思い出しました、内容はまあまあです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年12月18日に日本でレビュー済み
古本屋で何気なく買って読んだ「趣味は読書」が面白くて、何年か前に買ったままだった「文章読本さん江」を始め、これで斎藤美奈子の作を6冊読んでしまった。

何しろ痛快な書きっぷりで、くそ難しい文章の多い文芸評論家を差し置いて、こんな分かり易くかつ辛辣な書き手も無いと思った。文芸作品はもとより他の分野にまで及び、雑誌の批評に至っては、数多のものを創刊から読むらしく驚きだ。

金や時間の無い読者に代わって読み解いてくれるという、こんな評論家は今迄に居ただろうか。その本の批評は私如きには出来そうも無く、一部分についての感想に止めよう。

「亡国五輪音頭」オリンピック報道は、字を少し入れ替えれば戦争中の報道とそっくりという小林信彦説に、戦争中の新聞記事を調べてその相似に驚いている。敵を知ろうとせず、精神論で片付ける、全て自分に都合よく解釈するなど・・・。

学校では現代史を時間切れで教えないので、熱心な韓国に比べ、戦争の怖さを知らない若者が増えているのだが、スポーツ報道に見るマスコミの有様をよく突いている。

女性誌が沢山あるのには驚いたが、興味を持ったのは「暮しの手帳」だ。花森安治というあまりにも偉大な創始者だったため、亡くなった後は良くも悪くもそのスタイルを寸分違わず踏襲している。生きていたら大胆な模様替えをしていたろうという。この様な例は他の組織でも良く見られるようだ。

「エルデコ」という雑誌は、他のインテリア誌と違い、ウサギ小屋に住む大多数の人を相手にしないかのような編集で、内装業者の雑誌ではと断定。日本の店は内装に凝っており、ウサギ小屋の住人は、我が家でのインテリアの限度を悟ったかのように、店でくつろぐというのには納得がいった。

「あほらし屋の鐘が鳴る」の表題の由来は、あとがきに書かれており、関西起源らしい。この人の評論を読むことで、色々な本の事が分かり、読まないでよさそうと思えるものがあり助かる。評論はこうでなければと思うのは一寸褒め過ぎか。 
2009年5月1日に日本でレビュー済み
他の本のレビューで「彼女の文はツッコミ芸、ちゃかし芸、おちょくり芸…」云々というくだりがありましたが、私も最近次々に文庫化されている斎藤さんの本を読むにつけ、そう感じました。
それは面白いのですが、斎藤さん自身の好むものは何なのか??と思ってしまいます。
というのも多分、私が中野翠さんの長年のファンだからそう思ってしまうのでしょうが。
芸風が違うだけと言ってしまえばそうなのですが…。
女性誌探訪の中の「SAY」に関するくだりでは、ちらりとそれが見えたので何だか嬉しかったです。
批判一点張りだと、「で、あなたは何がいいの〜?」と思ってしまいます。
「今まで書いたもの読んでりゃ、どんなものが好きか、どんな立ち位置かわかるでしょ!?」と言われそうですが…それに、しつこいようですが、褒めるということ自体、あんまり斎藤さんの芸風にそぐわないのかも…。

「ゴーマニズム宣言」の批評は、自分がかつて熱心に読んでいたので感じたのですが、くまなく読んでないのではと思いました。批判派の多くが言っていることに比べてさほど目新しい視点もなかったし、入口でドン引きしてそのまま及び腰で読んでるような印象を受けました。
もっと違った視点からみた批評が読みたかったです。ちょっと残念でした。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年6月7日に日本でレビュー済み
「Pink」という女性誌に‘96年の創刊時から’99年の休刊時まで連載されていた「オトナのやり方」というコラムを改題した「おじさんマインドの研究」と、「uno!(懐かしい!)」という雑誌に、これも‘96年の創刊時から’98年の休刊時まで連載されていた「女性誌探検隊」というコラムの2つが収められている。単行本も持っていたのだが、加筆があるので文庫本も購入して久しぶりに読んでみた。

「おじさん…」は著者が最初に書いている通り、「オヤジ」「オッサン」「トッツァン」と彼らが牛耳る文化やメディアを“ちょいとからかってやろう”という趣旨で書かれたコラムである。だから、おじさんは徹底的にからかわれている。現在40歳間近のオッサンになった私は、その突っ込みの鋭さに改めてハ、ハ、ハと笑ってしまうのだが、こういった現象や事柄をからかうのは、別に彼女じゃなくともいいのになぁという不満も正直残った。

それに比べて女性誌を批評した「女性誌探検隊」は、彼女はやっぱりこれだよなぁと思える出来である。著者の本領は「妊娠小説」「文壇アイドル論」などのように書籍や作家に対して「独自」の視点でなされる批評で発揮されるのだと思う。このコラムが連載されていた当時、コラムのあまりの面白さに、取り上げられた雑誌を妻に頼んで買ってきてもらい(恥ずかしくて自分では買えない)それぞれ比較してみたことがある。

ということで、この作品の評価は「おじさんマインドの研究」が★★★、「女性誌探検隊」が★★★★★、タイトルが★★★★★、全体で★★★★、といったところか。

なお、著者には、男性誌を批評した「男性誌探訪」という著作もある。これも肩のこらない面白い作品である。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年3月23日に日本でレビュー済み
ご多分に漏れず、ミナコ・サイトウだと思ってた読者の一人ですが、それでちょっとは損してるんじゃないかな、この人は。

それはおいといて、これは痛快です。

ただ、いまや廃刊・休刊となった雑誌もとりあげられているので多少時間の経過を感じさせる表現もありますが、それはしょうがないですね。

このままこのパワーでいっていただきたい。間違ってもワイドショーのコメンテーターなんかにはならないでね
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年9月15日に日本でレビュー済み
すでに休刊になった2つの女性誌に連載された辛口エッセイ集。前半は世の中年男性の生態を、後半はメジャーな女性誌の特色を辛辣に批評する。読者が同性ということもあり本音をズバリついた遠慮のない筆運びだがウィットに富み笑わせる。男性から見ればわずかに残っていた若い女性へのかすかな期待がいい意味で、ばっさり否定されむしろ心地よい。単行本は1999年。適宜な補稿もあり古さはあまり苦にならない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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