同感できる部分が一杯ありました。アジアと言うよりは、一寸前の日本の生活です。決して、昔が良かった訳ではないけれど、アジアには未だ日本が失ったものが残っています。韓国ドラマでも、雑巾で床を丁寧に拭いているところが良く登場します。手を使う、身体を使う事が日常生活からどんどん無くなっていますが、今にカラダの使い方の分らない日本人になってしまうかも知れません。
1.あったら便利=無くても良い: 世の中の便利グッズは大半この範疇に入ります。TVショッピングの商品も?
2.キッチン・ファーマシー: 生姜・葱・薬草酒で軽い症状の内に対処する生活の知恵
3.床に座る生活の見直し: カラダの使い方、と言う意味でも大切
4.畳んで収納出切る服(布の活用): 余所行きは別にして季節で3着の普段着位で結構生活できるかも。仕事服は洋風だからハンガー収納。
5.一枚の大皿+スープ椀+お茶のカップで十分: 後、銘々皿なんかあればOK。
6.惚れ込んだ物こそ所有するな: 家具・ジュエリー等の贅沢品、正に物を持たない幸せがある。あったら良いな、の最たるもの
7.今日必要な物だけ買う: 明日作る料理まで考えるな。今実践中です。備蓄はお米だけしています。
8.たまの外食: 外食が一家のイベントになり、生活にメリハリが出ます。頻繁過ぎれば有り難味が無くなる。
シンプルな生活を求めるのは、普通は物欲に塗れた生活をしているからで、最初から物を持たない事を是とする生活はお坊さんでも無い限り、難しいのではないでしょうか。著者がもし、100%研ぎ澄まされた様なシンプル生活を送っていらしたら、私の読後感は『尊敬できるけど親しみは覚えなかった』でしょう。ウフッ、この方もこう言う部分をお持ちなのね、と言う親近感がありました。
昔の人だって、少し余裕があれば、着物や帯を沢山抱えこんだり、骨董品を持っていたり、それが“道楽”なんだから仕方が無いでしょう。その位は許容範囲だと思います。
でも、今の日本は物に溢れ返っているから、皆の思っている事を言葉に出して呉れると実行する人が増えるのではないですか?そちらの方が大事です。要は考えていることを何パーセント実行していますか、でしょう。シンプル生活の純粋度を高めたければ、それは自分で実行しましょう。(これもお説教っぽい?)
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
旅で覚えたアジア的シンプル生活術 単行本 – 2002/7/1
向山 昌子
(著)
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2002/7/1
- ISBN-104022577711
- ISBN-13978-4022577719
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
忙しいのに、充実していない。ときどき泣きたくなる。元気なのに、ため息がでる。もっとお金が欲しい。ほんとうにやりたいことが見つからない…。そんなあなたに効く、アジア的シンプル生活。
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2002/7/1)
- 発売日 : 2002/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4022577711
- ISBN-13 : 978-4022577719
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,751,264位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,439位社会と文化
- - 35,783位社会学概論
- - 145,000位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年9月29日に日本でレビュー済み
筆者のいう「アジア」は今から20年近く前のアジア地方都市なのではないかと思う。
現在では筆者が楽しみ懐かしく思うアジアは、少なくともバンコクでは見かけられなくなった。
読んでいて失われた時代へのノスタルジーを感じる一方で
お気に入りのものに囲まれて、アジアを意識した生活を日本で送る
筆者の生き方は単純明快で面白いと思う。
現在では筆者が楽しみ懐かしく思うアジアは、少なくともバンコクでは見かけられなくなった。
読んでいて失われた時代へのノスタルジーを感じる一方で
お気に入りのものに囲まれて、アジアを意識した生活を日本で送る
筆者の生き方は単純明快で面白いと思う。
2006年5月31日に日本でレビュー済み
第1章はなるほど「アジア的シンプル生活」に沿った内容で楽しく
読めましたが、2章以降でときどき展開される説教的記述とは裏腹
に、旺盛な物欲を抱え込んでの生活ぶりに疑問を感じ、素直に読む
ことができなくなりました。
たとえば各地で買い求めた遠い大量の布を抱え込んでいることが、
果たして「シンプル生活」って言えるのかどうか……。何か違う
んじゃないか、と思ってしまいます。
ある意味日本女性の物欲の深さを思い知らされたということで、
収穫はなきにしもあらず、といったところでしょうか。
読めましたが、2章以降でときどき展開される説教的記述とは裏腹
に、旺盛な物欲を抱え込んでの生活ぶりに疑問を感じ、素直に読む
ことができなくなりました。
たとえば各地で買い求めた遠い大量の布を抱え込んでいることが、
果たして「シンプル生活」って言えるのかどうか……。何か違う
んじゃないか、と思ってしまいます。
ある意味日本女性の物欲の深さを思い知らされたということで、
収穫はなきにしもあらず、といったところでしょうか。
2004年11月25日に日本でレビュー済み
忙しい生活が続いて、何か心が満たされない状態がこのところ、続いていました。
何気なく手にとったこの本を読んでみて、共感する部分が多々ありました。
今の自分の生活を見直し、本当に大事なものに気付かせてくれた大切な一冊になりました。
大事な友人にも届けたい本です。
何気なく手にとったこの本を読んでみて、共感する部分が多々ありました。
今の自分の生活を見直し、本当に大事なものに気付かせてくれた大切な一冊になりました。
大事な友人にも届けたい本です。
2005年1月24日に日本でレビュー済み
面白くない訳じゃない。
何と言うか、作者は標準的な日本人女性なのだなー、といった印象。
イメージされる言葉は、悪い言葉で申し訳ないが『ミーハー』
作者が長い間アジアに入れ込んでいるのは伝わってくるが、それだけだ。
それと、一冊の本として読むと箇所箇所主張に矛盾が感じられるのも気になった。
面白くない訳じゃない。だから最後まで読めた。
ただ、ひらがなが一杯の地の文には閉口した。
若い女の子が書く文章ともまた違っていて、読み辛い。
ワザと読みやすく若向けにしているつもりなのかも知れないが、多分この作者の2冊目は買わないと思う。
何と言うか、作者は標準的な日本人女性なのだなー、といった印象。
イメージされる言葉は、悪い言葉で申し訳ないが『ミーハー』
作者が長い間アジアに入れ込んでいるのは伝わってくるが、それだけだ。
それと、一冊の本として読むと箇所箇所主張に矛盾が感じられるのも気になった。
面白くない訳じゃない。だから最後まで読めた。
ただ、ひらがなが一杯の地の文には閉口した。
若い女の子が書く文章ともまた違っていて、読み辛い。
ワザと読みやすく若向けにしているつもりなのかも知れないが、多分この作者の2冊目は買わないと思う。
2003年4月4日に日本でレビュー済み
今捨てることがいわゆるブーム。そんなことを繰り返さないようににたいなぁ。と思っていた頃に出会った本です。シンプルな生活を極めた筆者の生活。アジアを旅する間にそこで生活して感じ取ったことが基本になる。シンプル生活をしたい方だけでなく、子供が小さいうちは海外もいけないな・とか、結婚すると旅行もしづらくなるかな。なんて考えている方にも是非読んでいただきたい本です。生活はシンプルだけど、とても心の温まる幸せな生活をしている方だと思いました。素っ気ない生活にはしたくないですよね。