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実録 男性誌探訪 単行本 – 2003/12/12

3.8 5つ星のうち3.8 12個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

オヤジ、余暇、オシャレ、マニア、若者をキーワードに、男性誌が形作る「男社会」に侵入する。『AERA』連載の「Men’s magazine walker」に加筆・再構成して単行本化。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞社 (2003/12/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/12/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 352ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022578815
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022578815
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 12個の評価

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斉藤 美奈子
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(2004年に購入して今更のレビュー。)

これはメチャクチャ面白かった!大笑いしながら読みました。
私は女性ですが、オッシャレな写真やブランド物だらけの女性誌には興味が持てない。
一応、それなりに見てましたけど。

その点、男性誌は幅広くておもしろい。
知らない雑誌もありましたが、この本に出てくる雑誌のほとんどは読んだことがあるし、
定期的に購入していたものもあります。

だからホントに大笑いしたし、知らない男性誌については興味深く読めました。
特に、オタク系雑誌の紹介や分析は本当に興味深くて新鮮だった。

女性雑誌には、必ず占いコーナーや特集がある。
そして、若い女性向けの雑誌には、オトコにモテるためのアレコレが必ず満載。
(ごく一部、イメージ写真?ばっかりの、現実離れした雑誌もありましたが。)

学生の頃の私は、「ホットドッグ・プレス」を筆頭に、チャラ系男性雑誌を必ず読んでた。
女性雑誌に書いてある、オトコにモテるためのHowToと照らし合せて検証するために。
おもしろかった〜。
ビックリするくらい当たってましたよ、ホットドッグ・プレス(笑)。
オンナにモテるためのアレコレは、女性が書いているんじゃないかと思ってました。
もしくは、女性誌と男性誌が結託して書いてるのかな?・・と思う位のお見事な合致。

ホントにこの本はおもしろかった。
飽きないし、どこから読んでも気ままに楽しめる点でも貴重な本です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年3月7日に日本でレビュー済み
再掲

雑誌AERA 2000-2002に掲載の文章に加筆、再構成との事。
300ページを超える大作?当時の(今も出版されているものもあるけど)男性を対象とした雑誌31誌の書評。編集後記に示された斎藤の本音が面白い。この書の前に女性誌を対象にした「あほらし屋の鐘がなる」(99年単行本 06年文庫 加筆)があり、それとペアで読むとさらに面白い。
斎藤さんの読書量っていったいどんだけ?って感じがするわけです。古典から週刊誌まで。そして一体どうやって読後の整理をするのだろうか。ちまちまと付箋紙を貼っている自分とは違うんだろうな、などと考えながら楽しく読んだ。
一番笑ったのが「日経おとなOFF」2009年10月現在まだ発行してました(笑)
まったく見たことも読んだ事もないのですが、斎藤さんの評価が本当に面白い。失楽園カップル二名様ご案内、で始まるんです。そう、この雑誌の内容が妻や家族を対象にしない事を簡単に見抜いています。そして最大の欠点は買っても置いておく場所に困るだろうと指摘する。でも未だに出版していると言うことは読者も多いのだろうね。
ちなみに2009年11月号の目次は
東京で見つけた幻の味
郷土鍋の絶品
極上の蕎麦は信州にあり
発掘!おひとり様歓迎の新・名店
女子をエスコートして間違いない酒亭
1万円目安の極上鮨
京都の知られざる名店
3000円贅沢を極める!銀座のランチ
男もイケル本格派
野菜がおいしいレストラン
ミシュランシェフが「最後の晩餐」にしたい店
2004年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本のタイトルから何を想像するだろうか。僕の読む男性誌が偏っているせいだろうが、男性誌に見られる男の趣味の世界を、雑誌の特色ごとに探求した本だと想像していた。社会はストレスに溢れている。それから逃避する場所として男には趣味の世界があり、この本は雑誌に現れるそういう男の趣味、酒、料理、スポーツ、ファッション等、やってみて、見ていて楽しいもの、面白いものを、多少の色気もまじえて、おもしろおかしく解説した本だと思っていた。著者の言う男性誌は、趣味の雑誌の他に、青少年向けのナンパな雑誌、お父さん向けの経済誌やリーダー誌、おじさんご用達の週間○○なども該当し、著者は男の趣味よりも、政治、経済、流行、ゴシップ、グラビア等、格調高くなりそうもないものに重点をおいている。そして本文では始めから終わりまで、男性誌を一刀両断に論じまくっている。おそらく著者は、男性誌を自分から好んで読むわけではなく、読者が限られた特殊なメディアをジャーナリストの視点で、冷静に観察分析したのだろう。「男性誌なんて編集方針が安っぽくて、底の知れたものよ」といわれているような気がする。著者の男性誌に対する愛情とか、それを読む楽しさは伝わってこない。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月18日に日本でレビュー済み
「日経おとなのOFF」「○○ウォーカー」「ホットドックプレス」「LEON」に対する評は大いに笑わせてもらえました。このあたりが一番冴えてます。また「メン・ノン」に対する冷徹な読みはさすが。逆に自然及び自然科学系に対しては浅いかな。女性コラムニスト全般に共通する特徴と弱点が感じられますけど、その中でも頭一つ抜け出している印象。フェミ系コラムニストの書くものと聞いて「ああ、アレか」という固定観念をちょっとは覆します。

ちなみに「バサー」としては、バス駆除と自然保護は決してイコールではなく、バスもへらもあれだけ汚い水に住んでいるのだから寄生虫だらけで泥臭く食えた代物ではありません。それだけ日本の水環境そのものが人工的で貧相だということを反論しておきます。生態系はバスだけで崩れることはなくキャッチアンドリリースは「生物を撲殺するのは忍びない」という素朴な感情に由来しているだけです。

私論はともかく、よくここまで広範な題材に取り組んだものです。まずその冒険心を称えたいです。これは彼女の本質的な心の広さと勇気を証明するもの。その長所が随所で発揮されているので読むのにさほどストレスを感じません。今までフェミニスト及び女性コラムニスト=偏狭のイメージがあり心の底でバカにしていましたけど、この本を読んで少し見直しました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
斎藤美奈子氏による、男性誌ウォッチング本です。
以前「uno!」連載して「あほらし屋の鐘が鳴る」(朝日新聞社)に収録された
女性誌評の男性誌ヴァージョンということ。
でも男性誌は女性誌よりも中身がコアであり、
おおむね部数も少なく(つまり読者の姿も見えにくく)、
女性誌評のときのようなぽんぽんと弾むような
ビビットなカテゴライズやキャラ立ては
やや難しかったのかな、と一読して思いました。
「あほらし屋~」と正対称にはなっていないと思います。
でも相変わらず斎藤氏の、ビシバシと痒いところに手が届いて
ついでにくすぐってしまうような
芸風は冴えわたっています。くすくすむふむふ笑いながら楽しく読みました。
「文藝春秋(保守でオトナな日本のセレブ)」「週刊新潮(世の中すべてご隠居の花見酒)」
などは優れた時代評でもありますし
「HDP(妄想全開。最後のナンパ誌)」「プレイボーイ(なぜにあなたはそんなに熱い)」
などはおなかが痛くなるほど笑ってしまいました。
それにしても、私が雑誌編集者を目指していた学生時代(5年ぐらい前)
にこんな本があったらよかったのに。
そして面接官を面白がらせたり目を白黒させたかったなあ、と
思うんです。たぶんそんなことをしたら会社に受かりませんが、
試したくなるような気持がむずむず湧き上がる愉快で知的なスリルに溢れた本なのです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「男性誌」といわれる諸々の雑誌について批評しています。男性誌といってもビジネス誌、ファッション、趣味、若者向けなど広汎なジャンルがあるため、同じ種類の雑誌を比較しながら深く細かく批評する(例えば、日経ビジネスと東洋経済とエコノミストとか)のではなく、異なるジャンルの雑誌を広く浅く紹介、批評するというスタイルです。それでも、出版事情の裏側が垣間見えたり(文藝春秋と文学界の関係)、日経おとなのOFFのテーマをずばり「不倫」と言ってのけるなど興味深い指摘が随所にあり飽きさせません。「雑誌なんてどれも同じ」という意識の人にはあまり受けないかもしれませんが、雑誌の発信するコンセプトに敏感な人は、その雑誌が他人からはどの様な目で見られているのかのヒントが得られて面白く読めると思います。
各誌の基本情報は紹介されているので、知識の無い人もそれなりに楽しめると思いますが、これら男性誌を実際に読んだ経験がある人の方がよりリアルに本書を楽しめると思います。その意味では、男性向きでしょうか。私自身の好きな雑誌も何誌か批評されており、爆笑しつつまた冷や汗をかきつつ、楽しく読ませてもらいました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年2月16日に日本でレビュー済み
文芸界での彼女のポジションは、テレビ界での故ナンシー関と近いでしょう。
どちらも、タレント達やそれを取り囲むファン達の批評意識の低さと強い自意識を痛烈に皮肉る鋭い批評眼を持っている。
その彼女が今度は雑誌に目を向けた。文芸の世界では、独占的な地位とも言えたと思うが、雑誌は文芸より大衆的な領域であり、おのずからナンシー関はじめメディア批評の強力な人々と比較されるのを覚悟しなければいけない。
個人的には男性ファッション誌のひねりのなさには辟易している。
女性誌の方が歴史も長く競争も厳しいので、各誌に独自のスタンスが感じられるが、男性ファッション詩の無条件な西欧崇拝やカリスマ崇拝が、男のコンプレックスの発露であるという視点は冷静で、痛快だ。
ただし本書での著者は「ちょっと鋭いコラムニスト」というレベルであり、本書はそれでもよいのかもしれないが、ナンシー関レベルの批評には達していないと感じる。
ナンシー関であれば、その雑誌の裏にある男の権威主義やコンプレックスを批評する自分自身を、さらに冷酷に笑い飛ばす余裕があったのではないか。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年6月7日に日本でレビュー済み
2000年から約2年半の間、「Men‘s Magazine Walker」と題されたこのコラムを読むためだけに「AERA」を買っていたことがある。そして、取り上げられた雑誌もすぐに買って読んでみたのである…「丸」も読んでみました。そうすると、このコラムの面白さが倍増した。全ての批評が的を射ているかどうかはわからないが、とにかく楽しめる。

「日経おとなのOFF」可笑しすぎる(ところでこの雑誌は今でもあるのだろうか)

「ナンバー」、その通り!創刊号の「江夏の21球」に代表されるように、速報性に頼らない独自の切り口が持ち味だったこの雑誌を創刊号から講読していた私が、当時感じていた違和感を「大本営発表」「従軍記者」という見事な表現で批評されている。

難解な言葉は使わない、例えの上手さとおかしさ(評論家としては大事な資質だと思う)、斬新な切り口(斬新過ぎるときもあるが)、そして何より、駄目なものでも深刻ぶってけなすのではなく笑い飛ばしてしまう余裕がいい。けなされた雑誌ですら読んでみようかなと思わせるのだから不思議な批評である。税込み1470円。コストパフォーマンスは高い。

連載から5年経てば時代も変わっている。また、どこかの雑誌でまた連載してくれないかなァと思う。「あほらし屋の鐘が鳴る」という作品に女性誌の批評が収められているが、これもかなりいい味を出している。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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