サブタイトルを見て「もしや」と思ったらやはりそうでした。
本書のベースは、去年まで「週刊朝日」に連載されていたコラムでしょう。
リストラだとか社会保険だとか扱う内容は固いのですが、
タッチが取っ付きやすかったので同誌を買うたびに必ず読んでいました。
本書はさらに大幅に書き加えられていて、休職だの転籍だの目標管理だのセクハラだの、
サラリーマンであれば見過ごせない情報が満載。こんなことも知らなかったのかと冷や汗が出ます。
また、マネープランや年金の話題もちゃんと入っているので、
わざわざ定番のビジネス書を買わなくてもこの1冊である程度間に合いそう。
定年までの「バイブル」として手元に置こうと思います。
40代、30代のサラリーマン、OL諸氏も早めに読んでおいて損はなし。
57項目もあるので、必ずや興味深い項目があるはずです。かゆいところに手が届く1冊。
念のためですが、本書を会社の仕事机に放置しない方が無難。
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定年前: 50代サラリーマン危機管理マニュアル 単行本 – 2005/2/1
- 本の長さ259ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2005/2/1
- ISBN-104022579889
- ISBN-13978-4022579881
商品の説明
メディア掲載レビューほか
定年前
リストラ、生活習慣病、熟年離婚、年老いた親の介護…。「定年前」の50代ビジネスマンは様々な危険に囲まれている。本書はそうした潜在的リスクに焦点を当て、万一の時に立ち向かう知識と心の準備方法を伝授する。
リストラ、生活習慣病、熟年離婚、年老いた親の介護…。「定年前」の50代ビジネスマンは様々な危険に囲まれている。本書はそうした潜在的リスクに焦点を当て、万一の時に立ち向かう知識と心の準備方法を伝授する。
例えば、給料の高い50代は「肩たたき」の標的となりがちだが、希望退職や肩たたきに強制力はない。定年まで勤める意思があるなら、誘いに乗らず断固拒否の姿勢を貫くべきと主張する。長時間労働で過労死の心配がある人は、後に激務の実態を証明し労災保険の認定を取るためにも、勤務時間をメモするなどの「備え」が必要と説く。
「定年後」を取り上げる雑誌や本は多いが、そもそも、無事に定年を迎えるためには、個人の危機管理を徹底することが重要と認識させられる。
(日経ビジネス 2005/05/09 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2005/2/1)
- 発売日 : 2005/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 259ページ
- ISBN-10 : 4022579889
- ISBN-13 : 978-4022579881
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,667,982位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,167位ビジネスライフ (本)
- - 5,449位家族問題
- - 186,885位暮らし・健康・子育て (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
50代の会社員が、直面するであろう事に対する
対処法、考え方がわかりやすい本です。
数字の部分は、現状を調べなければいけませんが。
対処法、考え方がわかりやすい本です。
数字の部分は、現状を調べなければいけませんが。
2012年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同僚から薦められて購入したが、データが古くまた内容も期待はずれでした。
2005年6月17日に日本でレビュー済み
自分でやる危機管理という切り口で、リストラへの対処から退職後の失業保険や健康保険、マネープラン、年金や生命保険に関すること、更には老親・妻子を含めた家庭問題や生き方の指針まで至れり尽くせりです。57項目を4ページずつ簡潔にまとめ、定型マニュアル的文章ではなく読み物として読みやすいように、また見落としがちなことに注意を引くような書き方になっています。
この本とほぼ同じ趣旨で出版されているものに『定年後大全 2005-06』(日本経済新聞社)があります。奇しくも朝日VS.日経、価格も発刊月も同じですが、日経版の方は経済部が書いたもので若干マネープラン寄りです。内容のバランスと30代・40代の人が読んでも損はないという実用性の点で、こちら朝日版の方をお薦めします。
網羅している範囲が広く、年金のことなどは突っ込んで書かれており、企業の労務担当者やライフプランセミナー担当者にも“使える”1冊だと思います。
この本とほぼ同じ趣旨で出版されているものに『定年後大全 2005-06』(日本経済新聞社)があります。奇しくも朝日VS.日経、価格も発刊月も同じですが、日経版の方は経済部が書いたもので若干マネープラン寄りです。内容のバランスと30代・40代の人が読んでも損はないという実用性の点で、こちら朝日版の方をお薦めします。
網羅している範囲が広く、年金のことなどは突っ込んで書かれており、企業の労務担当者やライフプランセミナー担当者にも“使える”1冊だと思います。
2007年11月12日に日本でレビュー済み
個人の「危機管理」は「自己責任」がキーワードになる。
色々な情報を「知っている」のと「知らない」のでは、自己責任に大きな
差が生じる。
この本は、57項目に整理してとても読みやすくまとめられた本である。
私はこの本を読んで、リストラ、失業、休職、離婚、貯蓄、冤罪、年金
などについて結構知らないことが多いのにビックリした。
定年までたどり着くのも大変な時代であるので、サラリーマンはこの本を
読んで、基礎的な知識を吸収しておいた方がいいと思う。
色々な情報を「知っている」のと「知らない」のでは、自己責任に大きな
差が生じる。
この本は、57項目に整理してとても読みやすくまとめられた本である。
私はこの本を読んで、リストラ、失業、休職、離婚、貯蓄、冤罪、年金
などについて結構知らないことが多いのにビックリした。
定年までたどり着くのも大変な時代であるので、サラリーマンはこの本を
読んで、基礎的な知識を吸収しておいた方がいいと思う。