戦艦での日々を描いたこの作品、日常的にリンチが繰り返される中で散って逝った命。
天皇を崇拝し、自ら海軍に身を投じた少年兵の記録である。
この本を読んでいると、あの戦争とは一体何だったのか改めて考えさせられる。
この他に、「戦艦武蔵の最期」「砕かれた神」「私の天皇観」も合わせてお薦めしたい。
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海の城―海軍少年兵の手記 朝日選書209 単行本(ソフトカバー) – 1982/7/20
渡辺 清
(著)
- 本の長さ390ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞社
- 発売日1982/7/20
- ISBN-104022593091
- ISBN-13978-4022593092
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞社 (1982/7/20)
- 発売日 : 1982/7/20
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 390ページ
- ISBN-10 : 4022593091
- ISBN-13 : 978-4022593092
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,062,670位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 145,802位ノンフィクション (本)
- - 263,324位文学・評論 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月28日に日本でレビュー済み
こうした人間関係は現在の日本にも通じるものがあると思う。反省しきりな感じはする。だが、まあ、一言多い人だと思う。それが、このフネへの転属理由ではないかと(つまり、元の部署から追い出された)この本の著者も勘ぐるのだ。それにしても、帝国海軍には、現代語でいう「ブルセラ」もあり(慰問袋の中)、同性愛(強姦なら被害者は当然少年兵)もあり、という暴露本だ。旧軍及び海自ではこの本を問題視したのではないか。最後に、この本、後味大変悪いです。お気を付けください。
2005年2月7日に日本でレビュー済み
16歳で海軍に志願した著者の体験記。帝国軍隊の非常さが痛いほど伝わってくる。上官の命令は朕の命令として絶対化され、私的制裁がまかりとおる。表向きには禁止されているのにだ。内部の恥は決して外に漏らすなという論理は、企業、官僚組織にも受け継がれた。軍隊の人間管理は、戦後の学校体育部にも引継げられた。私は中学のバスケット部で、1年のとき(1966年頃)遅刻したという理由で、二年生に平手打ちをくわされたことが忘れられない。