無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
死の起源遺伝子からの問いかけ (朝日選書 678) 単行本 – 2001/6/1
田沼 靖一
(著)
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2001/6/1
- ISBN-10402259778X
- ISBN-13978-4022597786
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
なぜ、私たちは死ぬのか? 生物はみな死から逃れられないのか? 最新の遺伝子研究の成果を踏まえて、有性生殖をする生物は必ず死ぬという理論を分かりやすく説きあかす。
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2001/6/1)
- 発売日 : 2001/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 402259778X
- ISBN-13 : 978-4022597786
- Amazon 売れ筋ランキング: - 960,066位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 488位遺伝子・分子生物学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
5グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年6月24日に日本でレビュー済み
遺伝子の精緻さを思い知らされる一冊。
DNAには死がプログラムされており、その細胞が不要になった時点で、自死するようになっているという。
胎児の手は、最初グローブ状になり、指の骨が硬くなるにつれて、指の間の細胞が死んで、まわりの細胞に吸収されることにより、まるで彫刻のように手の形が出来てくるという。 切り傷を負っても、必要な倍くらいの細胞が出来て、盛り上がるように傷口をふさいで保護するが、必要がなくなると余分な細胞は死んでいく。 このようなすばらしい仕組みを作り上げた進化というものに、素直に感動する。
この死のプログラムは、性が分化したときに出来たと筆者は考えている。DNAが2倍体化して減数分裂することにより、遺伝子のシャッフルが可能となり、進化が加速されたけれど、不都合な組み合わせが起きたときに、自死させることが可能なのだ。 固体としての死は、痛んできた遺伝子をあとに残さないための、種全体の存続進化を目指した仕組みと捉える。
一度は読んで、生物の仕組みに感動してはどうだろう。
最後の部分が、やや宗教くさい感じですっきりしない分、星4つとした。
DNAには死がプログラムされており、その細胞が不要になった時点で、自死するようになっているという。
胎児の手は、最初グローブ状になり、指の骨が硬くなるにつれて、指の間の細胞が死んで、まわりの細胞に吸収されることにより、まるで彫刻のように手の形が出来てくるという。 切り傷を負っても、必要な倍くらいの細胞が出来て、盛り上がるように傷口をふさいで保護するが、必要がなくなると余分な細胞は死んでいく。 このようなすばらしい仕組みを作り上げた進化というものに、素直に感動する。
この死のプログラムは、性が分化したときに出来たと筆者は考えている。DNAが2倍体化して減数分裂することにより、遺伝子のシャッフルが可能となり、進化が加速されたけれど、不都合な組み合わせが起きたときに、自死させることが可能なのだ。 固体としての死は、痛んできた遺伝子をあとに残さないための、種全体の存続進化を目指した仕組みと捉える。
一度は読んで、生物の仕組みに感動してはどうだろう。
最後の部分が、やや宗教くさい感じですっきりしない分、星4つとした。