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国産カメラ開発物語: カメラ大国を築いた技術者たち (朝日選書 684) 単行本 – 2001/9/1
小倉 磐夫
(著)
- 本の長さ242ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2001/9/1
- ISBN-104022597844
- ISBN-13978-4022597847
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
今日のカメラ大国日本を築きあげるのに貢献した技術者、軍人、職人、工場主、経営者などの人間像を描き、今日までの国産カメラの発展史をたどれるよう編集。『アサヒカメラ』連載の「Dr.オグラの写進化論」をまとめる。
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2001/9/1)
- 発売日 : 2001/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 242ページ
- ISBN-10 : 4022597844
- ISBN-13 : 978-4022597847
- Amazon 売れ筋ランキング: - 640,574位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 972位ビジネス人物伝 (本)
- - 2,983位カメラ・ビデオ (本)
- - 60,402位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本が世界に誇る光学精密機械システムのカメラを開発してきた先駆者の技術者たちの足跡を丹念に追った名著です。カメラに造詣の深い作者ならではの作品。是非一読され、カメラ黎明期にあった当時の日本の技術史を戦争との繫がりを含めて理解するに最適な著だと思います。
2017年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代にアサヒカメラの連載を読んでました、大変懐かしい。
一昔前に流行したNHKのプロジェクトXと言う番組のカメラ版のような内容に先生の私的なカメラ話を織り混ぜた自伝的な本という感じでしょうか。
先生の私的な話が好きでしたが、少し割愛されているように思います。
タイトル的にはそうなるとは思いますが。
連載時そのままで発行してもらえないかなと思いますが、難しいのかな。
一昔前に流行したNHKのプロジェクトXと言う番組のカメラ版のような内容に先生の私的なカメラ話を織り混ぜた自伝的な本という感じでしょうか。
先生の私的な話が好きでしたが、少し割愛されているように思います。
タイトル的にはそうなるとは思いますが。
連載時そのままで発行してもらえないかなと思いますが、難しいのかな。
2015年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『カメラと戦争―光学技術者たちの挑戦』を読んでカメラを支える技術を解説する小倉磐夫氏の著書に関心が生まれ、本書を入手しました。そしてカメラの技術、カメラの開発・生産に関わってきた企業や人について著者の経歴に裏付けられた広い知識から解説された本書の内容、とても興味深く読めました。また、レビュー者は機械設計を行なっていたことがありますが、カメラの精度を出すための加工について付言された下りでは「成程・・」とカメラが精密工学の重要な応用分野であったことを思い出させられました。
今日、機械工学、電気・電子工学を学ぶ人、また、学んだ人たちが実際に開発設計や試作などを経験する機会は多くないのが実際です。本書を通してそれに対する理解を深められたらと願います。また、本書を読んでから日本カメラ博物館へ行くと、展示されたカメラについて何倍も楽しめると思います。
今日、機械工学、電気・電子工学を学ぶ人、また、学んだ人たちが実際に開発設計や試作などを経験する機会は多くないのが実際です。本書を通してそれに対する理解を深められたらと願います。また、本書を読んでから日本カメラ博物館へ行くと、展示されたカメラについて何倍も楽しめると思います。
2009年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ガムビアベイのカメラと戦争の記述についての
NIKON 小野社長(当時)の
つっこみの部分から始まる当たり
まさに、ドクターらしい
一度、読み始めたら
ぐいぐい引き込まれ
あっという間に、深夜となってしまう(笑)
また、参考文献などをもとに
知識を広げる上で
ドクターの本はもってこいです。
ぜひ カメラと戦争―光学技術者たちの挑戦 (朝日文庫)
と併せて読んでいただきたい。
このような、当時の事情を知る筆者達が
つぎつぎ他界していくのは非常に惜しいことだ・・・。
これからも、このような本は出てくるでしょうが、
すべて、言い伝えなどによる物で
迫力という意味で、本書は非常にお薦めできる内容です。
赤瀬川さんの文章で、カメラを楽しみ
ドクターの本で、知識を引き締める。
なんとも贅沢な時間の使い方だと思います。
余談ですが、白井達男氏(ニューフェース診断室創始者)の
幻のカメラを追って (現代カメラ新書 (No.77)) も併せ読むと
面白さが倍増することを付け加えておきます。
追記です。
バーゲンブック(タイムセール)からたどり着いた方もいらっしゃると思います。
新品なことは新品ですが、オンデマンド印刷です。
図板がカラーの部分が無いので問題ないとは思いますが、
言ってみれば原本からのコピーなので
紙の質感などを大切にされる方は状態の良い中古本もいいと思います。
参考にしてください。
NIKON 小野社長(当時)の
つっこみの部分から始まる当たり
まさに、ドクターらしい
一度、読み始めたら
ぐいぐい引き込まれ
あっという間に、深夜となってしまう(笑)
また、参考文献などをもとに
知識を広げる上で
ドクターの本はもってこいです。
ぜひ カメラと戦争―光学技術者たちの挑戦 (朝日文庫)
と併せて読んでいただきたい。
このような、当時の事情を知る筆者達が
つぎつぎ他界していくのは非常に惜しいことだ・・・。
これからも、このような本は出てくるでしょうが、
すべて、言い伝えなどによる物で
迫力という意味で、本書は非常にお薦めできる内容です。
赤瀬川さんの文章で、カメラを楽しみ
ドクターの本で、知識を引き締める。
なんとも贅沢な時間の使い方だと思います。
余談ですが、白井達男氏(ニューフェース診断室創始者)の
幻のカメラを追って (現代カメラ新書 (No.77)) も併せ読むと
面白さが倍増することを付け加えておきます。
追記です。
バーゲンブック(タイムセール)からたどり着いた方もいらっしゃると思います。
新品なことは新品ですが、オンデマンド印刷です。
図板がカラーの部分が無いので問題ないとは思いますが、
言ってみれば原本からのコピーなので
紙の質感などを大切にされる方は状態の良い中古本もいいと思います。
参考にしてください。
2021年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本のカメラの歴史から書かれています。戦艦大和や武蔵に搭載されていた砲弾の測距儀から始まって、ニコンやキャノンの黎明期、オートフォーカスの特許戦争のことまで写真や図入りで詳しく書かれており、勉強になります。私は、特にカメラの特許に興味があり、この本を手にしました。私も特許を何件か出願しましたが、通常は異議申立て程度の攻防で、裁判に発展するようなきわどい事は余りないことです。それほどカメラが世界的に白熱した時期があったのだと興味深く思います。現在これほど特許で熾烈な争いをするような製品が、いま日本にあるでしょうか。自動車立国日本。いかに首位の座を死守できるか。このようなことに思いを巡らせ読ませて頂いてます。