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正体: オサマ・ビンラディンの半生と聖戦 (朝日選書 691) 単行本 – 2001/12/1
- 本の長さ225ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2001/12/1
- ISBN-104022597917
- ISBN-13978-4022597915
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商品の説明
出版社からのコメント
ところが、この本、ここにきて、急激に売れています。朝日新聞の名コラム「天声人語」(2001年12月18日)を始め、書評等で取り上げられて、ようやくブレイクしました(担当者も「ホッ」としています)。
こういっちゃなんですが、もともと内容には自信がありました。著者の保坂さんは世界が注目するはるか以前、94年からオサマの研究を開始。学者仲間から「オサマ・マニア」と呼ばれるほど、詳しい人です。そうそう、中東歴の長い保坂さんは湾岸戦争のときクウェートにいて、イラク軍の人質になったこともあるんです(大変だったんです)。
そういうわけで、この本はオサマを知りつくした専門家が書いたので詳しいし、正確です。
いわゆる、「飛ばし」的記述、強引な「決め付け」的記述はありません。
そして、ビンラディンは奴隷の子だった?アフガニスタンについて、ほとんど知らなかった?といった情報も入っています。日本人専門家が書いたので、日本の読者にわかりやすいように書いてあります。ページ数も分厚くないけど、その分、いろいろな問題のエッセンスがぎっしりつまっています(それで1000円。これははっきりいって得です。版元、著者は損した気がしますが……)
ところで、みなさん!!9・11以降、ようやく世界が冷静さを取り戻したいまだからこそ、今回の戦争って何だったのか、アメリカって何だったのか、イスラムって何だったのか、そして、そもそもオサマって何だったのか、と問い直してみることも必要なのではないでしょうか?
オサマの言葉、オサマの文脈で今回の戦争、米国、テロ、イスラムを読みといていくと、我々の思っていた戦争、米国、テロ、イスラムとまったく違うものであることに驚きます。読者のみなさんは、「鏡の国のアリス」になった感じがするかもしれません。
繰り返します。いまだから、根本的なこと、大切なことを考えましょうよ。オサマが捕まれば、世界は本当に平和になるのでしょうか?もし、そんな単純な問題であれば、そもそも、オサマが稀代のテロリストになることもなかったのではないでしょうか(まだ、完全にオサマの犯行とは決め付けられませんが)。かりに彼がテロリストのボスだったとして、オサマがテロリストのボスになるように成長させたものは何だったのか。その「正体」を考えなくてはならないのではないでしょうか。
売れ行き以上に評判は上々です(そこが少し不安)。編集部にはこの本の話を聞きつけた作家や評論家の方からの問い合わせも来ています。ぜひ、読んでみてください。絶対に損はさせませんので。
ご静聴、ありがとうございました。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2001/12/1)
- 発売日 : 2001/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 225ページ
- ISBN-10 : 4022597917
- ISBN-13 : 978-4022597915
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,323,770位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 19位イスラム原理主義
- - 261位中東のエリアスタディ
- - 9,293位政治入門
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この本はもしかしたら世界で最も正確なビンラディン本かもしれない。
というのは、この本より前に出版されたビンラディン本には、「旬」を逃すまいとするあまり、
誤った情報やウラの取れていない怪しい情報などが結構多く載っているからだ。
自称「ビンラディンマニア」の著者はアラビア語やウルドゥー語などの文献も含めて
可能な限りウラを取っており、未確認情報はそれとしてその都度示しているため、
内容は非常に信頼性の高いものとなっている。
ただ、そのために「面白さ」という意味では若干他のビンラディン本よりも多少見劣りするかもしれない。
誇張された「カリスマテロリスト」ではなく、断片的な情報の霧の彼方にみえるビンラディンの正体を垣間見たい方にオススメ。
(星の内訳:内容の正確さ:+4、ダイナミズムの乏しさ:-1)
著者があとがきで記しているが、1か月で書き上げた分、内容の粗さも目立つ。
講演会で喋るような冗長な感じを受ける。
入門書としては甚だ不適切である。ある程度中東に詳しい人でないと読みこなせないだろう。