中古品:
¥123 税込
配送料 ¥300 5月30日-6月1日にお届け
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 初版、帯付き。表紙に微スレ等があり、ページ部分には天地小口にシミがございます。しかし、ページ部分には折り目や書き込みは特にありません。**書き込み、切り抜き等のチェックは入念にしておりますが、見落とし等ある場合がございます。その場合はご連絡ください。すぐの対応に努めます。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

歴史和解と泰緬鉄道 英国人捕虜が描いた収容所の真実 (朝日選書 849) 単行本 – 2008/12/10

4.3 5つ星のうち4.3 10個の評価

ダブルポイント 詳細
映画『戦場にかける橋』で知られる泰緬(たいめん)鉄道捕虜収容所。そこで何があったのか。動員されたアジアの労働者を含め10万人以上が死んだ労働酷使と悲惨な現場環境とそこで生存をかけた人間の意思が、捕虜画家による100点超のカラー画と手記から鮮やかに浮かび上がる。日英和解研究の小菅、日韓和解研究の朴、ビルマ研究の根本による、アジアの視点から考える鼎談も収録。
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (2008/12/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/12/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 301ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022599499
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022599490
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 10個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
10グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2019年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者のスケッチの絵によって戦争中何があったのかよくわかりました。捕虜の方々一人一人に実際何があったのかを知ることができました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こちらの本の中で、海外の女性が日本人学生と話した時、日本人の自国の歴史に対する無知に呆れたという体験が書かれていました。
「ドイツ人がナチスの蛮行を知らないなどありえない。知らないから冷静に考える事が出来ないのだ」
まさしくその通りです。日本の加害行為を否定する者たちは、屁理屈をまくしたて、ヒステリックに叫んで他者を罵倒する者が少なくない。
そして、彼らの虚栄心を増長させているのは「無知の無自覚」である大勢の「普通の日本国民」である。
海外によく行く日本人男性が言っていました。
「日本人はどうして日本人は海外で好かれていると思い込んでいるのだろう?海外にもアジア人を見下す人はいるが、何故か「日本人」は差別されないと思っている。海外のレイシスト達にしてみれば、日本人も「黄色い猿」なのに。その無知さが恥ずかしい」
今の日本人の無知と傲慢さは異常であると思います。
この本を冷静に受け止められるかどうか。その人の人間性が見れるかもしれない。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、東南アジアをタイ、ビルマを通してできればインドまで軍事鉄道を作ろうとした日本軍が行った行為です。これは過酷な地形と短期間で作るという作戦作業で、これを、各国の捕虜を動員して強行したのです。この過酷な労働と取扱いにより、多くの捕虜が耐えられなくって、多くの犠牲を出しました。
今この鉄道はありません。しかし、なぜか、靖国神社の遊就館に入ったところに機関車が飾ってあります。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
捕虜になった立場で、書かれた本です。
よくここまで、きちんとまとめて本にしてくれたと、思います。
戦争の本としてではなく、鉄道の歴史の本として、読みました。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
BC級戦犯の悲劇を描いた「私は貝になりたい」と、あわせて読みたい一冊。

「泰緬鉄道」は、南京やバターン「死の行進」とならんで、欧米諸国ではよく知られてきた日本軍の残虐事件。本書は、鉄道建設の様子を現場でつぶさに描いたイギリス人捕虜、ジャック・チョーカーのイラストをカラーで紹介している。かなりショッキングで残酷なイラストも少なくない。

だが、本書が訴えているのは、日本軍の問題行為の「告発」ではなく、相互の歴史の学びをふまえた「和解」である。チョーカーは、日本に謝罪や補償を要求せず、互いに歴史を学習することの意義を強調する。

複雑な「歴史のひだ」のなかで、かつての敵同士が、加害者も被害者も共に歴史に対して謙虚であるということが、本書のいう「歴史和解」の前提である。

「和解」の論客である朴裕河と小菅信子、ビルマ研究家の根本敬による座談会は、さまざまな意味で非常に刺激的である。小菅のいう、和解は非常に困難な課題であって、一度に100点満点はとることはできない、だからこそ、「0点よりは40点、40点よりは60点」をめざして相互に多様な取り組みをすべきだ、という議論は印象的である。

また、朴と小菅が口をそろえて、「国際和解」よりも「内部の和解」「国内和解」のほうが困難と指摘している部分は示唆に富んでいた。

本書でなされている議論の多くは、今後の国内の戦争責任論や「和解論」の展開のための、良い叩き台になるだろう。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月31日に日本でレビュー済み
他のレヴューを読めば歴史という権威を振りかざす人が多いが
この本が許せないと主張される人は
アーロン収容所やシベリア抑留についても調べて欲しいものだな
日本兵捕虜が如何に残酷に殺されたか理解できる。
そして重要な事として、当時は連合国が圧倒的に優勢な時であり
捕虜を保護する余裕が無かったことはありえないってことだ。

一方、この本に書かれた時代は、すでに日本軍は劣勢に立ち
特に1944年のインパール作戦では、飢餓によって多くの兵士が命を落した
泰緬鉄道の建設が行われた1922年の時点でも、かなり苦しかった
同作戦で動員されたイギリス軍捕虜は六万二千人
そのうち、死亡者は一万三千人弱
確かに無茶な作戦での死者を出した事実は事実として考えるべきだが
当時の日本には、すでに捕虜を十分に保護する余裕はなく
実際、戦後、BC級戦犯の裁判でも、「我々も食にも事欠く状況だった。それでもできる限り、あなたたちにも(捕虜にも)まわした」
と証言した戦犯もあった。

第二次大戦後、ドイツ軍捕虜三十万人の内、一年後に捕虜が解放されたときには
一万人ほどだった。
残る大部分の捕虜は連合国軍兵士の食料を与えないなどの虐待で死んでしまったのだ。
泰緬鉄道に動員した将兵たちは、戦後、BC戦犯として処罰されたが
しかしこうした戦後の残虐行為で、戦勝国側で処罰された将兵は、ただの一人も存在しない

歴史とは学ぶべき事が山ほどある
それは認めるが、何かあれば歴史を口にする人間は私は蔑みをもってみる
なぜならそういう人たちは、自身の都合のよい歴史しか認めようとはしないからだ
歴史という権威を振りかざす事で自身の主張を正当化しているだけ
あまりにも幼稚な態度であろうが、本人たちは決して気づくことはないでしょうね
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月3日に日本でレビュー済み
―構成―

小菅信子による「解説」  (約30頁) (全体の1/10)

ジャック・チョーカーの著作の邦訳「手記」  (約200頁)

研究者による「鼎談」  (約50頁)

以上

じつは「鼎談」が一番興味深い.

読みやすいし, 分量も多くないので, これだけでも読む価値が十分にある.

とくに, 中学生以上の, 日々歴史に触れていく段階にある<生徒>・<大学生>,

その年代の子をもつ<親>に対しておすすめする.
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前、図書館で借りて読んだことがありました。ですが、もう一度読み、また、挿絵を見たいと思い購入しました。
当時のこととともに、その時のスケッチが、挿絵として使われており貴重な資料という感じの本です。
日本は平和で、戦争とは縁がない時代になっています。だからこそ、読む価値がある本だと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート