中古品:
¥67 税込
配送料 ¥257 5月31日-6月1日にお届け(22 時間 46 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
中古商品: 良い | 詳細
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 【書き込みなし】☆★Amazon専用在庫★☆古本として並以上の商品です。経年程度のヤケ、イタミ、よごれ、使用感などご了承ください。防水・エコ梱包で迅速に発送します。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

ベトナム戦記 (朝日文庫) 文庫 – 1990/10/1

4.3 5つ星のうち4.3 165個の評価

この商品には新版があります:

この本は1964年末から65年初頭にかけて、
開高健がサイゴンから「週刊朝日」に毎週送稿したルポルタージュを、
帰国した開高自身が大急ぎでまとめて緊急出版したものである。

最前線はどこですか、どこですかと聞いて、そのたびにたしなめられた。全土が最前線だというのがこの国の戦争の特長である。ベン・キャットも最前線ならサイゴンのマジェスティック・ホテルだって最前線である。いつフッとばされるかわからないのである。
(本文より)

【目次】
●日の丸をいつもポケットに・・・
ベトナムの匂いはすべて“ニョク・マム”
どこへ行っても必ず従軍僧と“憂国筆談”
十七度線国境附近と、そこに住む人びと

●ベトナムのカギ握る?仏教徒
統一力を持つのは仏教徒とベトコンだけ
記者を東奔西走させつ怪情報
烈火の下、八日間のクーデター

●ベトナム人の“七つの顔”
ベトナム人はユーモアが好きである
ベトナム人は寛容であり、短期である
ベトナム人の十七歳には、すぐ火がつく
ベトナム人は命を粗末にする
ベトナム人には三つの性格がある
ベトナム人の心は複雑で、ベトナム人自身にもよくわからない
ベトナム人には、こんなことが起る

●“日本ベトナム人”と高原人
「アメリカも、ベトコンもベトナムから出て行け」
「・・・日本人は殺さない、・・・尊敬している」

●ベトコン少年、暁に死す

●“ベン・キャット砦”の苦悩
ジャングルの海に漂う砦と兵と人
砦の床下にまでおよぶ、ベトコンのトンネル
すべてがつかれきっている、すべてが・・・

●姿なき狙撃兵!ジャングル戦

●ベトナムは日本に期待する
爆撃、砲撃が農民をベトコンに走らせる?
戦争は階段を一つ上った、どこで行くかアメリカ

あとがき
解説 限りなく“事実”を求めて(日野啓三)
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (1990/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1990/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 300ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 402260607X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022606075
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 165個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
開高 健
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

1930年大阪に生まれる。大阪市立大を卒業後、洋酒会社宣伝部で時代の動向を的確にとらえた数々のコピーをつくる。かたわら創作を始め、「パニック」で注目を浴び、「裸の王様」で芥川賞受賞。ベトナムの戦場や、中国、東欧を精力的にルポ、行動する作家として知られた。1989年逝去。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 饒舌の思想  (ISBN-13: 978-4480426635 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
165グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
写真が多いのでわかりやすいです
2022年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦記にありがちな悲壮感が無く、ごく当たり前の日常としてベトナム戦争を描写し、開高独特の戦記になっています。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ読み始めですが、かなりよさそうです。(読み終わったらまたレビューします)

「なぜ貧乏なのに子どもを作るんですか。あとで困るのは子どもなんですよ」と聞いた著者に「暑いし、シエスタ(昼寝)の習慣があるから、勝手にできてしまう」と答える現地の人の台詞を聞いて、一気に本著に引き込まれました。週に一回しか読む時間は取れませんが、じっくりと読み進めていこうと思える一作です。

やはり、ノンフィクションはいいですね!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もっと生々しい表現があってもよかった
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は1964年~1965年にかけて週刊朝日にサイゴンでのルポを送稿したものをまとめたもの。
ちょうどベトナム戦争が激化するころの100日を綴ったものだ。
サイゴンの街、人の描写からはじまりあらゆるベトナムのことが、開口の見た、聞いた、嗅いだ、食ったことがらから鮮明にリアルに登場する。
なかでも鮮烈なのは、200名の内17名しか生き残らなかったゲリラ戦遭遇のところ。
生々しい銃撃戦描写とそこでの人間感情の動きを織り交ぜながらのところは正に疑似戦争体験をしているがのごとし。
ほんと凄いです。
開高健の超越した記憶力と文章力から生まれた歴史に残る傑作ルポルタージュだと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
客観的史実というより、本人の体験記そのままでした。
戦時中でありながらたくましく生きる現地の人々と生活、スパイ容疑で処刑されるベトナム少年、民衆のリーダーである僧侶の生きざま、最前線ジャングルで過ごした日々など、ベトナム戦争当時を物語る貴重な作品です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ読み始めたばかりですが開口健らしい作品でこれから先が楽しみです。
2020年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文句ありません。ベトナム戦争のニュースが、毎日流れていた世代、輝ける闇等開高作品を読み耽った世代にはお勧めです。そして、最後の一行が圧倒的に光り輝きます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート