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ベスト&ブライテスト 下 (朝日文庫 は 18-3) 文庫 – 1999/6/1

4.3 5つ星のうち4.3 18個の評価

アメリカが目覚めた日
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (1999/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1999/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 422ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022612630
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022612632
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 18個の評価

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デービッド・ハルバスタム
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リンドン・ジョンソンの下で、軍の発言権が増し、軍隊の投入が実行された。はじめは少数だったのがやがて不可避的に数十万の大軍となってゆく模様が詳細に描かれる。文民統制は幻想と化した。国民は戦争の実態を知らされなかった。やがて反戦運動、ハト派政治家たちの台頭で、戦線は次第に縮小されてゆく。ジョンソンは再選を断念せざるを得なかった。本書はベトナム戦争の終末を描いていないが、エリートたちのもたらした悲劇の行方を、さながら平家物語のように記している。しかし、アメリカが目覚めたと言っているわけではない。アメリカが目覚める日は将来来るかも知れない、と読者に思わせる終わり方でもない。ともあれ、本書の印象は真に強烈である。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年10月5日に日本でレビュー済み
米国で最も優秀な頭脳を集めた政権が、如何にして泥沼のベトナム戦争にのめり込んでいったかを紐解くノンフィクション。

上中下の下巻。長かったが、下巻も良い。大きな流れ、ポイントは上中巻と変わらず、思想や主義に現実を合わせ、事実を世間に公表せず、一部の人間の思い込みで議論をした結果のベトナム戦争。

議論が得意で、民主主義が発展しているアメリカですら、こういう事が起こると思うと、非常に複雑な気持ちになる。

長いので、読書の体力がいるがそれだけの価値がある本。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 下巻では、すでにたいまつを受け継がれたジョンソンが、どのような思考過程で戦争を遂行して行ったのかを、軍人と役人を交えて書かれている。国内の政治家どもの扱い方が得意だったジョンソンは、同じように軍部を動かせると信じていたのかもしれない。しかし、、、。徐々に軍部へのコントロールがきかなくなり、ベトナムへの派兵は増員されていく。そんな大統領は国民の信頼を失う。ジョンソン大統領の立場になってみれば、つ、つらい、つらすぎる。ハルバースタムは人物の性格をうまく描いているとおもいます。
 同作者の静かなる戦争と並ぶ名著だとおもう。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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