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人に言えない習慣、罪深い愉しみ: 読書中毒者の懺悔 (朝日文庫 た 26-3) 文庫 – 2003/9/1
高橋 源一郎
(著)
- 本の長さ321ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2003/9/1
- ISBN-104022643137
- ISBN-13978-4022643131
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2003/9/1)
- 発売日 : 2003/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 321ページ
- ISBN-10 : 4022643137
- ISBN-13 : 978-4022643131
- Amazon 売れ筋ランキング: - 932,602位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 844位読書法
- - 2,270位朝日文庫
- - 26,569位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年、広島県生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長編小説賞優秀作を受賞しデビュー。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、02年、『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞を受賞。著書に『いつかソウル・トレインに乗る日まで』『一億三千万人のための小説教室』『ニッポンの小説―百年の孤独』他多数ある。10年5月には、『「悪」と戦う』も刊行された。
カスタマーレビュー
星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文藝春秋・・・じゃなかった、朝日のほうでした、の週刊誌に書いていたものを文庫化。いつもの高橋せんせいのいつもの文学評論集。週刊誌のスペースの都合でか、あともうちょっと突っ込んで書いてくれたら・・・と思わずにはいられません。だって日頃、批評をするのなら、批評をする本のボリュームかそれ以上が必要だ・・・って、ご自身が。。。まあ、しょうがありませんね。とにかく1つの本の批評のスペースが、2ページしかないのですもの。これはせんせいのせいじゃあありません。週刊誌ではこれくらいのボリュームで充分ですが、高橋源一郎の文芸批評を待ちに待ったファンとしてはちょっと物足りないかな。あと3ページづつくらい書き足して欲しいです。笑
2007年12月1日に日本でレビュー済み
「週間朝日」に連載していた書評を一冊にまとめたものです。作者ならではの切り口が嬉しいのですが、読み物として楽し過ぎる余り、紹介された本をいざ読んでみると、意外と面白くなかったりするのは、こちら側にも問題があるのはわかりますが、難しいところです。ところで、題名の由来となったと思しきサンリオから出ていたバーセルミの文庫はどこかで再発してくれないのでしょうか。
2005年10月25日に日本でレビュー済み
最近楽しみにしているもののひとつに、毎週 Asahi.com に載る書評がある。各界で著名な評者陣がそろっている中で、一味違う評を書いてくれるのが高橋源一郎と宮崎哲弥だ。最近は宮崎哲弥の方が迫力があるように感じるが、それは単に自分が高橋源一郎の書評を読みすぎているせいかもしれない。書評めいたのだけで三冊目だ。
高橋源一郎の本職は小説家だと思うんだけど(本人もそう思っているはず)、ほんとうに活き活きとした評を書く。小説という自由な表現形式においてはときに放漫になってしまうこともある文筆家としてのエネルギーが、書評という制約された形式においてはうまく凝集されているように思う。彼にとっては、本について書くということが、人生について書くっていうことと一緒なんだ、きっと。だって、彼は本当に、本無しではきっと生きられないから。
書評なんてただの紹介だと思っていたら間違いだということを気付かせてくれる、数少ない人だと思う。
いつかこういう文章が書きたい。
高橋源一郎の本職は小説家だと思うんだけど(本人もそう思っているはず)、ほんとうに活き活きとした評を書く。小説という自由な表現形式においてはときに放漫になってしまうこともある文筆家としてのエネルギーが、書評という制約された形式においてはうまく凝集されているように思う。彼にとっては、本について書くということが、人生について書くっていうことと一緒なんだ、きっと。だって、彼は本当に、本無しではきっと生きられないから。
書評なんてただの紹介だと思っていたら間違いだということを気付かせてくれる、数少ない人だと思う。
いつかこういう文章が書きたい。