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おはなしの知恵 (朝日文庫) 文庫 – 2003/12/12
河合 隼雄
(著)
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞社
- 発売日2003/12/12
- ISBN-104022643218
- ISBN-13978-4022643216
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞社 (2003/12/12)
- 発売日 : 2003/12/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 245ページ
- ISBN-10 : 4022643218
- ISBN-13 : 978-4022643216
- Amazon 売れ筋ランキング: - 710,802位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 945位昔話・伝承
- - 1,641位文化人類学一般関連書籍
- - 1,857位朝日文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1928-2007)兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。
日本のユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変よい状態です。汚れない配慮がされている梱包で安心しました。送付もスピーディーで満足しています。
2013年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔話に興味を持った原点です。自慢のコレクションの一品です。とても気に入りました。
2007年7月16日に日本でレビュー済み
現実の社会を生きるとき、人は様々な困難に出会う。
それはなぜか―。こんな話をきいたことがある。
人生はみな、何人かの盲人が象を触っているようなものだと。
ある盲人は鼻を触って「象はホースのような生き物だ」といい、
またある盲人は耳を触って「象は紙のように薄っぺらい生き物だ」といい
足を触った盲人は「像は丸太のような生き物だ」という。
人の見方はそれぞれで違い、それぞれが正しく、そして一面的である。
しかし、人はみな自分の認識した世界でしか生きられない。
だからトラブルが起きる。
そうしたトラブルは心の中にオリのようにたまっていく。
そうしたものを溶かしていく働きが、物語にはある。
事実を見る目は人によって違っても、人の感じた内的事実を
分かち合う力が物語にはある。
そうやって、幾分でも分かり合って癒されてきた人類の知恵を
河合隼雄先生が丁寧に語っている、お買い得な文庫。
それはなぜか―。こんな話をきいたことがある。
人生はみな、何人かの盲人が象を触っているようなものだと。
ある盲人は鼻を触って「象はホースのような生き物だ」といい、
またある盲人は耳を触って「象は紙のように薄っぺらい生き物だ」といい
足を触った盲人は「像は丸太のような生き物だ」という。
人の見方はそれぞれで違い、それぞれが正しく、そして一面的である。
しかし、人はみな自分の認識した世界でしか生きられない。
だからトラブルが起きる。
そうしたトラブルは心の中にオリのようにたまっていく。
そうしたものを溶かしていく働きが、物語にはある。
事実を見る目は人によって違っても、人の感じた内的事実を
分かち合う力が物語にはある。
そうやって、幾分でも分かり合って癒されてきた人類の知恵を
河合隼雄先生が丁寧に語っている、お買い得な文庫。
2001年5月13日に日本でレビュー済み
本書は色々な昔話を取り上げ、その物語から現代の問題を深く掘り下げたもの。単に空想の世界を批判するのではなく、物語の知恵や連想する面白さを書いています。心理学的にもユングなどのように分析し解明するという試みはしていませんが、こんな連想の仕方もあるのかと感じる一冊です。