「己を知れ」を恋愛にからめて軽く炒めてくれてる感じで楽しんだ。
「本と一緒に歩くのだ」章はあまりピンと来なかったかな。自分の読書嗜好が角田氏とは全然違うらしい事は分かったw
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今、何してる? (朝日文庫) 文庫 – 2005/3/17
角田 光代
(著)
『恋愛プリズム』『恋の言葉に溺れるな!』など好評の恋愛論、朝日新聞連載の『本と一緒に歩くのだ』ほか、今、30代の同世代を中心に、圧倒的な共感と支持を得る注目の直木賞受賞作家による、ちょっぴりせつない恋愛と旅と本をめぐるエッセー集。
- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞社
- 発売日2005/3/17
- ISBN-104022643447
- ISBN-13978-4022643445
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞社 (2005/3/17)
- 発売日 : 2005/3/17
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 229ページ
- ISBN-10 : 4022643447
- ISBN-13 : 978-4022643445
- Amazon 売れ筋ランキング: - 224,636位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 652位朝日文庫
- - 4,076位近現代日本のエッセー・随筆
- - 9,648位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空間庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞。著者に『三月の招待状』『森に眠る魚』『くまちゃん』など多数。2010年7月には、毎日新聞の連載『ひそやかな花園』も単行本化された。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「恋愛は嫉妬とか駆け引きとか雑多な気持ちが混じるもの、どこか脆さを抱え持つ」
というように本書は恋愛について筆者の考えが体験も含め細部にわたり表現されて
いる。筆者独特の恋愛観、男性観が卓越した言語力で読み手を共鳴させる内容である。
というように本書は恋愛について筆者の考えが体験も含め細部にわたり表現されて
いる。筆者独特の恋愛観、男性観が卓越した言語力で読み手を共鳴させる内容である。
2005年11月5日に日本でレビュー済み
冒頭の文章が大好きだ。自分がいかに「ふつう」を大事にしているかを語り、みんなと同じであることのすばらしさを、すがすがしく説く。制服ばんざい。「自分らしさ」なんかあえて求めるものではない。求めればおそらく「自分」の泥沼にはまり込む。そういうことを、この人はよくわかっているなあと思った。
と、はじめに自己の価値の基本を確認しておいてから、しかし、ひっくりかえす。恋愛の仕方に「ふつう」はないみたい。そこに突入すればみな、「自分」をさらけだしてしまうのだから。あるいは、日常をはなれて遠くに旅行にいってみる。その土地ごとに異なる「ふつう」がまっている。ここで、「ふつう」は投げ出される。
で、とりあえず聞いてみるわけだ。「今、何してる?」と。このくだりで、思いっきり感動してしまった。「ふつう」が一番なんだけど、相手がどんな「自分」で、どの「ふつう」を生きているのかは、いつも巨大な謎である。だから、よくわからないかもしれない、されど気持ちをかよわせたい相手に、さしあたりの彼氏彼女の状況をたずねてみる。相手の中味はとりあえずおいておく。
「今、何してる?」。この言葉にこめられているのは、現代人の最も洗練された、人付き合いのルールではないだろうか。
と、はじめに自己の価値の基本を確認しておいてから、しかし、ひっくりかえす。恋愛の仕方に「ふつう」はないみたい。そこに突入すればみな、「自分」をさらけだしてしまうのだから。あるいは、日常をはなれて遠くに旅行にいってみる。その土地ごとに異なる「ふつう」がまっている。ここで、「ふつう」は投げ出される。
で、とりあえず聞いてみるわけだ。「今、何してる?」と。このくだりで、思いっきり感動してしまった。「ふつう」が一番なんだけど、相手がどんな「自分」で、どの「ふつう」を生きているのかは、いつも巨大な謎である。だから、よくわからないかもしれない、されど気持ちをかよわせたい相手に、さしあたりの彼氏彼女の状況をたずねてみる。相手の中味はとりあえずおいておく。
「今、何してる?」。この言葉にこめられているのは、現代人の最も洗練された、人付き合いのルールではないだろうか。
2005年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半部分は恋愛について、後半部分は著者の読んだ本について書かれたエッセイ集。
著者が持つ独特な価値観とすっとんきょうな発想からくる論法には、なるほど奥が深い、と妙に納得させられてしまうのだが、珍妙な言葉づかいで、煙にまかれているいるようでもあり、正論を説かれているようでもある。
そんな不思議な気持ちを抱きながらも、読みながらつい顔がほころんでしまうのは、それぞれの説話がおもしろいことの証明に他ならない。
著者が持つ独特な価値観とすっとんきょうな発想からくる論法には、なるほど奥が深い、と妙に納得させられてしまうのだが、珍妙な言葉づかいで、煙にまかれているいるようでもあり、正論を説かれているようでもある。
そんな不思議な気持ちを抱きながらも、読みながらつい顔がほころんでしまうのは、それぞれの説話がおもしろいことの証明に他ならない。
2014年5月6日に日本でレビュー済み
『八日目の蝉』や『対岸の彼女』など、多くの名作を送り続ける著者
のエッセイ集です。
本書で書かれているテーマは、大きく分けて、恋、旅、本の3つで、
初出は『パーソン』という雑誌で2年間連載したものです。
読んで実に軽快な筆致で書かれているため、すぐに「角田ワールド」
に入り込みながら著者の世界観を楽しむことができる本です。
日常のちょっとしたことにふれながら、軽快に、肩ひじ張らずに、そし
てユーモアたっぷりに語り尽くす本書は、工事現場が映り込むどこに
もありそうな町の一瞬を表した表紙の写真や、「今、何してる?」とい
う表題の雰囲気とピッタリですね。とっても軽快で、爽やかです。
普段は物語を書くことが多い方のエッセイは、そのファンの方である
ほど楽しめるかもしれません。エッセイの中から著者のこれまでの
作品の背景を読み取ったり、著者がどんな本を嗜好し読んでている
かが分かるから。特に角田光代さんの物語が好きな方にお薦めでき
る軽快なエッセイ集です。
のエッセイ集です。
本書で書かれているテーマは、大きく分けて、恋、旅、本の3つで、
初出は『パーソン』という雑誌で2年間連載したものです。
読んで実に軽快な筆致で書かれているため、すぐに「角田ワールド」
に入り込みながら著者の世界観を楽しむことができる本です。
日常のちょっとしたことにふれながら、軽快に、肩ひじ張らずに、そし
てユーモアたっぷりに語り尽くす本書は、工事現場が映り込むどこに
もありそうな町の一瞬を表した表紙の写真や、「今、何してる?」とい
う表題の雰囲気とピッタリですね。とっても軽快で、爽やかです。
普段は物語を書くことが多い方のエッセイは、そのファンの方である
ほど楽しめるかもしれません。エッセイの中から著者のこれまでの
作品の背景を読み取ったり、著者がどんな本を嗜好し読んでている
かが分かるから。特に角田光代さんの物語が好きな方にお薦めでき
る軽快なエッセイ集です。
2004年8月20日に日本でレビュー済み
角田光代のエッセイ
お腹が空くと脂汗が出る体質とかから
人が人を好きになる、角田さんが考える本当の理由
「その人全体が発している空気に魅せられて」
など幅広く書かれてます。
魅せられるかぁ・・・熱いなあ。
お腹が空くと脂汗が出る体質とかから
人が人を好きになる、角田さんが考える本当の理由
「その人全体が発している空気に魅せられて」
など幅広く書かれてます。
魅せられるかぁ・・・熱いなあ。
2014年7月17日に日本でレビュー済み
何気ない出来事だと思えることが
角田さんの手にかかると
珍妙な出来事になってしまう。
同じ経験でも感じ方は人それぞれ。
自分では普通だと思っていたことが
隣の人の普通とは限らないということを
教えてくれる。
角田さんの手にかかると
珍妙な出来事になってしまう。
同じ経験でも感じ方は人それぞれ。
自分では普通だと思っていたことが
隣の人の普通とは限らないということを
教えてくれる。
2005年1月20日に日本でレビュー済み
初めて彼女の本を読みましたが、どーも回りくどい。
途中から飛ばし飛ばしで読みました。恋愛に関しての考えは
好感持てましたが、なんかしっくりいきませんでしたね。
途中から飛ばし飛ばしで読みました。恋愛に関しての考えは
好感持てましたが、なんかしっくりいきませんでしたね。