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有難うございました。
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国境お構いなし (朝日文庫 う 5-4) 文庫 – 2007/7/6
上野 千鶴子
(著)
国境を越え、文化の境界を超えるぞくぞくするような快楽。境界からはどんな景色が見えるのだろう? メキシコシティ、NY、インド、中国……。各地で目にした不平等、不合理、そして強烈な異質性。半ば強いられ、半ば楽しむ孤独と不便。人々の思いがけない親切との出会い。そして日本人と日本学への考察。旅する社会学者による待望の異文化論。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞社
- 発売日2007/7/6
- ISBN-104022643951
- ISBN-13978-4022643957
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞社 (2007/7/6)
- 発売日 : 2007/7/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 304ページ
- ISBN-10 : 4022643951
- ISBN-13 : 978-4022643957
- Amazon 売れ筋ランキング: - 803,681位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これを読んで、著者が、超越した文才の持ち主であることに改めて驚かされました。
学者でありながら、一般向けの外国滞在記を易々と書きこなす。
自信の素朴な、共感し易い体験の中に、学者という著者ならではのものの
見方が付け加わり、読む者を少し賢くなった気にさせる。
さすがです。
凄いです。
そして何よりも。読んでいて面白い。読ませる文章。
各エッセイごとに極め技となる一分が必ず見つかります。
学者でありながら、一般向けの外国滞在記を易々と書きこなす。
自信の素朴な、共感し易い体験の中に、学者という著者ならではのものの
見方が付け加わり、読む者を少し賢くなった気にさせる。
さすがです。
凄いです。
そして何よりも。読んでいて面白い。読ませる文章。
各エッセイごとに極め技となる一分が必ず見つかります。
2004年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フェミニズムに関する本ではお馴染みの著者ですが、
この本はその中でも少し異端児的存在という趣です。
男女という枠を越えて、たった一人の人間として、
著者が異国の地でかかわってきた人々を通して語る言葉たちからは、
異国の文化や生活を知ると同時に、日本そのものについて考えざるを得ない、
心地よい義務感も芽生えて、バランスのいい視点を与えてくれます。
遊牧民のように、どこにも属さない著者の生きる姿勢に、
健康的な強さを感じます。
この本はその中でも少し異端児的存在という趣です。
男女という枠を越えて、たった一人の人間として、
著者が異国の地でかかわってきた人々を通して語る言葉たちからは、
異国の文化や生活を知ると同時に、日本そのものについて考えざるを得ない、
心地よい義務感も芽生えて、バランスのいい視点を与えてくれます。
遊牧民のように、どこにも属さない著者の生きる姿勢に、
健康的な強さを感じます。
2010年1月31日に日本でレビュー済み
この本は、1異国暮らし、2メキシコ、3ニューヨーク、4日本人と外国、の四つの柱で構成されています。
題名『国境お構いなし』は海外のあちらこちらを強引にも菊マークのパスポートを持って渡り歩いた海外旅行手柄話集を思わせますが、違います。
学者としての上野千鶴子がどういう手法を用いて自分のキャリアを形成して行ったか、という記録の書であり、将来海外で学問をしようとする人の為のハウツーの書でもあります。
読み飛ばすような退屈な箇所はないので一気に読んでしまいました。
題名『国境お構いなし』は海外のあちらこちらを強引にも菊マークのパスポートを持って渡り歩いた海外旅行手柄話集を思わせますが、違います。
学者としての上野千鶴子がどういう手法を用いて自分のキャリアを形成して行ったか、という記録の書であり、将来海外で学問をしようとする人の為のハウツーの書でもあります。
読み飛ばすような退屈な箇所はないので一気に読んでしまいました。
2005年9月5日に日本でレビュー済み
他の本にも書かれていたが、上野さんはスティングが好きらしい(この本の中にも「Englishman in NewYork」が少しだけ出てくる)。ひとりでいろんな国に行く上野さんは、そこで語学を学び車の免許を取り、時には大学の授業も受けたりもする。そこに暮らす人たちと交わりながら、一方で、彼らの言葉ひとつひとつが持つ歴史や背景について考える。
フェミニズムのことはよくわからなくても、そんな上野さんの「姿勢」が、静かに伝わってくる本です。好きだな、こういう人。。
フェミニズムのことはよくわからなくても、そんな上野さんの「姿勢」が、静かに伝わってくる本です。好きだな、こういう人。。