司馬史観は、司馬私観で、司馬史感で、歴史事実とは異なる読み物なのでしょう。
それでも、側面からの歴史を興味深く説いています。
人間に対する温かい視点が安らぎを惹起する名作です。
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街道をゆく 26 嵯峨散歩、仙台・石巻 (朝日文庫 し 1-82) 文庫 – 2009/2/6
司馬 遼太郎
(著)
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司馬遼太郎の『街道をゆく』が、読みやすい新組みに生まれ変わって再登場。全43巻、毎月4冊同時刊行。古来、京都に定住し、現存する土木技術に多大な影響を与えた渡来系氏族の秦氏について考える「嵯峨散歩」。『奥の細道』に沿うように歩を進め、仙台藩の風儀の奥深さや奥州の武将、北畠顕家や伊達政宗などに思いを馳せる「仙台・石巻」。
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2009/2/6
- ISBN-104022644796
- ISBN-13978-4022644794
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2009/2/6)
- 発売日 : 2009/2/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 4022644796
- ISBN-13 : 978-4022644794
- Amazon 売れ筋ランキング: - 47,963位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 179位朝日文庫
- - 1,706位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年7月25日に日本でレビュー済み
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私はそもそも行った事のある場所自体少ないのだが、今巻も全く知らない土地の話題で、内容的にも比較的地味だった。が、滋味溢れると言うか、味わい深い紀行文で、しっかり引き込まれたのはさすが。
特に伊達政宗を土木工事の点で取り上げ、芭蕉の「奥の細道」と絡ませた、仙台の話が興味深かった。歴史的紀行文として秀逸。
特に伊達政宗を土木工事の点で取り上げ、芭蕉の「奥の細道」と絡ませた、仙台の話が興味深かった。歴史的紀行文として秀逸。
2021年4月16日に日本でレビュー済み
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大阪に転勤していた頃、嵯峨には何度も足を運んだ。街中の寺社を巡るだけでは物足りなくなり、山奥の高雄や栂尾までハイキングをしながら訪ねたこともあった。その頃愛宕神社の存在も知り、いつが参詣したいと思いつつ東京へ戻ることになった。この度、司馬遼太郎氏が「街道をゆく」の第26巻で愛宕街道を訪ね歩き水尾の里にも行かれているのを知り、早速、アマゾンでその本を入手し読んでみた。司馬遼太郎氏は愛宕山(愛宕神社)には登らなかったが、聖和源氏の祖清和天皇を祀る社のある水尾の里はかなり詳しく歩いていて、そこも魅力ある里だと知った。野山を歩けるうちに機会を作り、是非水尾の里にも行ってみたくなった。
2020年3月13日に日本でレビュー済み
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街道を行く…シリーズは全巻はずせません
司馬遼の本領発揮❗️
司馬遼の本領発揮❗️
2015年7月12日に日本でレビュー済み
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私は宮城県多賀城の出身である。小さい頃は多賀城跡で遊んだ記憶があり、多賀城が蝦夷討伐のための大和政権の拠点であったことは知っていた。しかし、私が知っていたことは、以上の教科書的な知識のみだった。本書を読んで、多賀城が古来から和歌の中で詠まれており、都びと達の一種の憧れ的存在だったことを知った。古来から和歌で詠まれたという点は松島もそうで、松尾芭蕉が松島を絶賛したのも、単に風景のみならず、このような文学的歴史が背景にあるからだ、という司馬遼太郎の説明には納得がいった。
また、数年前に瑞巌寺の建築の派手さに驚いたことがあるが、本書は、これこそが今では他ではほとんど見ることができない桃山時代の建築であると説明しており、合点がいった。
また、数年前に瑞巌寺の建築の派手さに驚いたことがあるが、本書は、これこそが今では他ではほとんど見ることができない桃山時代の建築であると説明しており、合点がいった。
2013年12月2日に日本でレビュー済み
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1985 1 25〜7 5 週刊朝日に連載
嵯峨散歩、仙台・石巻
水尾の村/水尾と樒が原/古代の景観/大悲閣/千鳥ケ淵/夢窓と天竜寺/豆腐記/度月橋/松尾神社/車折神社/富士と政宗/沃土の民/神々のこと/宮城野と世々の心/屋台と魯迅/東北大学/大崎八幡宮/千載古人の心/塩と鉄/陸奥一宮/奥州の古風/詩人の儚さ/海に入る北上川/石巻の明るさ
水尾の里は嵐山から保津川を少し上流にたどった愛宕山のふもとにある
嵐山は2013年秋の台風で洪水被害に見舞われたが、保津川はもともと激流の川である
角倉了以(すみのくらりょうい)が戦国時代の豪商でありに、流中の岩を砕き流れを制して渡月橋を自費でかけたとある
また高瀬川や琵琶湖疏水、富士川や天竜川の開削は徳川家康の命で行った
歴史深い京都で寺社以外の土木建築の歴史は面白い
私財で開削した保津川だが、通行料及び船便の権利はすべて手にしており、豪商としてのスタンスは失っていない
了以の菩提寺である大悲閣千光寺は、保津川沿いにあり台風で大破したが2010年に解体修理が終わり
千光寺下の邸宅跡には、星のやリゾートが手掛けた星のや京都があり、超高額旅館として再発進している
秋の台風で被害を受け2014年2月1日再開予定
ちなみに食事なしで早割36000円〜食事つきで60600円(当然大人一人)、ここは船で行くのがメイン(あるっていけないことはない)ので船運も独占し、保津川で儲けているのは了以だけではない
仙台は、多賀城の柵、伊達正宗、魯迅と続くが、司馬らしく神社建築の歴史と宗教の歴史に話題が大きくそれていく
それもまた良いが、「私は東北が好きだ」と出羽のみちでも書いていたが、話は大きくそれることシバシ
西日本ほど歴史が深くないために、それた話で紙面をうずめている感があり、嵯峨散歩に比べると内容が浅いのが少し残念である
嵯峨散歩、仙台・石巻
水尾の村/水尾と樒が原/古代の景観/大悲閣/千鳥ケ淵/夢窓と天竜寺/豆腐記/度月橋/松尾神社/車折神社/富士と政宗/沃土の民/神々のこと/宮城野と世々の心/屋台と魯迅/東北大学/大崎八幡宮/千載古人の心/塩と鉄/陸奥一宮/奥州の古風/詩人の儚さ/海に入る北上川/石巻の明るさ
水尾の里は嵐山から保津川を少し上流にたどった愛宕山のふもとにある
嵐山は2013年秋の台風で洪水被害に見舞われたが、保津川はもともと激流の川である
角倉了以(すみのくらりょうい)が戦国時代の豪商でありに、流中の岩を砕き流れを制して渡月橋を自費でかけたとある
また高瀬川や琵琶湖疏水、富士川や天竜川の開削は徳川家康の命で行った
歴史深い京都で寺社以外の土木建築の歴史は面白い
私財で開削した保津川だが、通行料及び船便の権利はすべて手にしており、豪商としてのスタンスは失っていない
了以の菩提寺である大悲閣千光寺は、保津川沿いにあり台風で大破したが2010年に解体修理が終わり
千光寺下の邸宅跡には、星のやリゾートが手掛けた星のや京都があり、超高額旅館として再発進している
秋の台風で被害を受け2014年2月1日再開予定
ちなみに食事なしで早割36000円〜食事つきで60600円(当然大人一人)、ここは船で行くのがメイン(あるっていけないことはない)ので船運も独占し、保津川で儲けているのは了以だけではない
仙台は、多賀城の柵、伊達正宗、魯迅と続くが、司馬らしく神社建築の歴史と宗教の歴史に話題が大きくそれていく
それもまた良いが、「私は東北が好きだ」と出羽のみちでも書いていたが、話は大きくそれることシバシ
西日本ほど歴史が深くないために、それた話で紙面をうずめている感があり、嵯峨散歩に比べると内容が浅いのが少し残念である
2011年6月29日に日本でレビュー済み
寝つけないときに司馬さんの『街道をゆく』を読むのは、あぶない。
つい読みふけって、睡眠時間をさらに短くする。
だが小説は今さらでも、このシリーズ、やはり恰好の枕頭の書には違いない。
中でも、『南蛮のみち』と『愛蘭土紀行』という2つの外国紀行を頂点とする
1980年代なかば発表の数冊はいずれも傑作で、何度も読みました。
その傑作群の中でも白眉なのが、この巻でしょう。
「京都」(古都の中の古都)と「仙台」(東北随一の都市)。
この、偶然なのか、仕組んだのか知りませんが、組み合わせも見事。
かたや、京都市街からやや離れた嵯峨周辺のうるわしさ、
こなた、古来都人からはみちのく統治の要であった仙台周辺とのコントラスト。
この2つの紀行が同じ1冊にあることで、それぞれが引き立てあって、
司馬さんのそれぞれの観察、行文が、いっそう読みばえがする。
特に「3.11」以降に、仙台そして石巻の章段を読むと、この地が古来
負ってきた艱難、それをはね除けてきた人知、豊饒すぎる自然環境、
一方で是非を超えた陋習、さらに、近代以降に見舞われた様々な運命……
それらが、故人である司馬さんは全く預かり知らぬことながら、あまりにも
いま現在と照応する事柄が多く、つい熟読してしまう。
「仙台」で登場する芭蕉、吉田松陰など、期待通りながら、大いにうなずく。
一方、同じ「仙台」における山片蟠桃や、「嵯峨」で登場する漱石などは、
一見唐突なようでいて、それぞれの土地柄や人情の特色を照射するのに
絶好の鏡の役割を果たしていて、やはり構成の上手さには舌を巻くしかない。
しかも、この「仙台」篇では、現役の著名人があまり頻繁に登場しない
このシリーズには珍しく、井上ひさし氏まで登場するから、豪華。
東北人(山形生まれ、仙台育ち)井上が、関西からの客人司馬をもてなす様子、
それを達意の文章で記した箇所は、客から主への社交の礼、という意味を
差し引いても、ご両人とも故人となった現在、まことに貴重。
歴史と社会と人間を見つめ、独創的な文業を残したこの二人(それぞれ
その何作かは、今や納得しかねる作品もありますが)が、いま生きていて、
敗戦以来とも言われるこの国の危機=「3.11」に接していたら、いったい、
どんなコトバを発しただろうか。
つい読みふけって、睡眠時間をさらに短くする。
だが小説は今さらでも、このシリーズ、やはり恰好の枕頭の書には違いない。
中でも、『南蛮のみち』と『愛蘭土紀行』という2つの外国紀行を頂点とする
1980年代なかば発表の数冊はいずれも傑作で、何度も読みました。
その傑作群の中でも白眉なのが、この巻でしょう。
「京都」(古都の中の古都)と「仙台」(東北随一の都市)。
この、偶然なのか、仕組んだのか知りませんが、組み合わせも見事。
かたや、京都市街からやや離れた嵯峨周辺のうるわしさ、
こなた、古来都人からはみちのく統治の要であった仙台周辺とのコントラスト。
この2つの紀行が同じ1冊にあることで、それぞれが引き立てあって、
司馬さんのそれぞれの観察、行文が、いっそう読みばえがする。
特に「3.11」以降に、仙台そして石巻の章段を読むと、この地が古来
負ってきた艱難、それをはね除けてきた人知、豊饒すぎる自然環境、
一方で是非を超えた陋習、さらに、近代以降に見舞われた様々な運命……
それらが、故人である司馬さんは全く預かり知らぬことながら、あまりにも
いま現在と照応する事柄が多く、つい熟読してしまう。
「仙台」で登場する芭蕉、吉田松陰など、期待通りながら、大いにうなずく。
一方、同じ「仙台」における山片蟠桃や、「嵯峨」で登場する漱石などは、
一見唐突なようでいて、それぞれの土地柄や人情の特色を照射するのに
絶好の鏡の役割を果たしていて、やはり構成の上手さには舌を巻くしかない。
しかも、この「仙台」篇では、現役の著名人があまり頻繁に登場しない
このシリーズには珍しく、井上ひさし氏まで登場するから、豪華。
東北人(山形生まれ、仙台育ち)井上が、関西からの客人司馬をもてなす様子、
それを達意の文章で記した箇所は、客から主への社交の礼、という意味を
差し引いても、ご両人とも故人となった現在、まことに貴重。
歴史と社会と人間を見つめ、独創的な文業を残したこの二人(それぞれ
その何作かは、今や納得しかねる作品もありますが)が、いま生きていて、
敗戦以来とも言われるこの国の危機=「3.11」に接していたら、いったい、
どんなコトバを発しただろうか。
2023年2月3日に日本でレビュー済み
興味深く読んだ。2部構成で、京都の嵯峨野地区と仙台・塩釜地区。嵯峨野地区は後水尾天皇から始まってその由来の推測、水尾院、清和源氏、徳川家の都合から始まっている。その後は主に渡来人である泰氏と政権や寺社との関わりを述べている。仙台・塩釜地区は、芭蕉が詠った松島や宮城野と古代の王朝や公家との関わり合を取り上げ、そのあとは伊達藩、特に政宗の功績や半世紀を述べて、現代にいたるその影響を取り上げていることが印象に残っている。その中で、芭蕉が詠んであこがれた松島は日本三景に含まれているが、個人的にはまったくそのように思えないそのギャップを取り上げていた。私が推測していた通りの内容を深堀しているのには共感を覚えた。仙台・塩釜は出張中ということもあって二度目の読書に入っている。