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悪人(下) (朝日文庫 よ 16-2) 文庫 – 2009/11/6

4.2 5つ星のうち4.2 73個の評価

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福岡市内に暮らす保険外交員の石橋佳乃が、携帯サイトで知り合った金髪の土木作業員に殺害された。二人が本当に会いたかった相手は誰だったのか? 佐賀市内に双子の妹と暮らす馬込光代もまた、何もない平凡な生活から逃れるため、出会い系サイトへアクセスする。そこで運命の相手と確信できる男に出会えた光代だったが、彼は殺人を犯していた。彼女は自首しようとする男を止め、一緒にいたいと強く願う。光代を駆り立てるものは何か? その一方で、被害者と加害者に向けられた悪意と戦う家族たちがいた。誰がいったい悪人なのか? 事件の果てに明かされる殺意の奥にあるものは? 毎日出版文化賞と大佛次郎賞受賞した著者の最高傑作、待望の文庫化。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (2009/11/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/11/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 280ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022645245
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022645241
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 73個の評価

著者について

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吉田 修一
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1968年9月14日、長崎県生まれ。法政大学経営学部卒。

1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞。同作が第117回芥川賞候補となる。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を立て続けに受賞し、文壇の話題をさらう。2007年『悪人』で大佛次郎賞と毎日出版文化賞を受賞した。

他に『東京湾景』『長崎乱楽坂』『静かな爆弾』『元職員』『横道世之介』など著書多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
73グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく素晴らしい。
人間の繊細な心の襞を淡々と描く筆致には驚嘆だ。
過不足なく嫌みのない文章で、不思議と読みやすい。
人間がとにかくよく描かれている。
増尾のような人生を歩く人間もいる。
祐一のような人生を歩く人間もいる。
残酷だがこれが真実。

以前、死刑囚を特集したインタビュー番組をみたが、インタビュアーがさりげなく、
死刑囚たちはみんな私達の隣にいるような、ごく普通の人達のような印象を受けたと語っていた。
それを思い出して、この作品のラストに生きたリアリティを感じた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悪人である者の生い立ちや犯行に到る経緯は善人と紙一重と思いました
2014年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みながら、せつなくて苦しくなりました。
自分に置き換えて読めるところが多かった。
登場人物はどれもみんな馬鹿な生き方をしているけど、誰一人として憎めない。
だって、人ってそんなに上手に生きられるわけじゃないから。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テンポよく進む展開に
回想、登場人物それぞれのインタビュー形式の語りを織り交ぜ
グイグイと最後まで一気に読ませる。

こういう小説はそんなにない。

でも、終盤が弱い。パレードもそうだったけど詰めが甘い。

え?って思わせたい作者の狙いは分かるけど
ここまで読んできた読者に作者の狙いの先は伝わらない。

最後の最後でいきなりモザイクをかけるような終わりかたではっきり言って納得いかない。

なんか中途半端な読後感だけが残る。

途中までは間違いなく楽しめる。それだけにとても残念な印象が残る。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半でちりばめられた仕掛けが、
徐々に刈り取られていく。
“誰が彼女を殺したのか”という謎が、
真相に近づいていく。
また、映画でカットされていた、
もう一人の女の存在が、
非常にリアルで、痛い。
その部分がまた、
物語に厚みを持たせていて、
映画と一線を画していたことを実感する。

正義とは何か。
悪とは何か。
取り返しのつかない犯罪は、
しかし、それでも、償わなければならない。
人が人を殺してしまうこと。
それは明らかに悪である。
しかし、その背後にあるものを、
ただの感情論で済ませるわけにはいかない。

最も“悪人”らしい悪人のことが、
描かれているわけではない。
そういう大きな問いかけとして、読むこともできる。

また、詳細なラストの描写もまた、
主人公の言葉ではなく、
周辺の言葉で進める秀逸さは、
逆に強く、彼の内面を想像させることに成功しているようだった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月2日に日本でレビュー済み
先日、映画版 悪人を見て最後の「俺は・・・、あんたの思っているような男じゃない」があまりにもどう解釈していいのか解らなかったので、小説を買うと心に決め、そのままの勢いで読み切ったのだった。

一緒に居てくれた人からは「あれは光代が罪に問われないためにでしょう」と言われ、確かに最初はそう瞬間的に思ったのだけれども、本当にそれだけなのか、と読むことにしたのだ。

この小説の始まりは、祐一の逮捕から始まる。

そして、祐一を取り巻く環境と殺された女性の環境が交互に映し出される。

この小説を読むほどに、祐一という人間が抱える闇は驚くほど少ない。むしろ、無に近いのかもしれない。体の8割は第三者へのいたわりからで来ている。

この殺人も自ずと優しさの押しつけと誤解から始まったことだったのかに思える。小説版の方が祐一の精神面と行動面を深く掘り下げている分非常に解りやすく、そこに至った経緯も理解がしやすい。なぜなら、映画の祐一は何も言わないし行動をしない。光代を見続けないとそこには何も無いからだ。

上巻はほとんどそこに焦点が置かれていて、下巻は映画の内容通りに話が進んでいく。むしろ、小説では下巻が淡々と進んでいくが、映画だと下巻部分を掘り下げている。つまり下巻は光代の物語だからだ。ヒロインであり狂言まわしである光代がキーファクターなのだが、光代の面から光を当てすぎると光代の感情の流入が強すぎてぶれてしまう部分がある。

だから小説は祐一サイドを明確に書いているので、僕には解りやすかった。

男の精神なんてこんなもんよと思ってしまう。

最後の「女性を追いつめることに快感を覚えとったんです」という台詞があるのだが、これは検事に言わされた結果だろう。祐一は優しすぎる人間でそれを表現するのがすごく下手な男の子なのだから。

祐一のばあちゃんが「・・・これまで必死に生きてきてとぞ。あんたらなんかに・・・、あんたらなんかに馬鹿にされてたまるもんか!」とあるが、痛いほど伝わってきた。なんで、まじめに生きている人間が搾取されなければならないのか、そんな悲痛が聞こえてくる。

佳乃の父親、佳男の台詞がまた心にざっくり刻まれてきた。

「今の世の中、大切な人もおらん人間が多過ぎったい。大切な人がおらん人間は、なんでもできると思い込む。自分にはうしなうものがなかっち、それで自分が強うなった気になっとる。失うものも無ければ、欲しいものも無い。だけんやろ、自分を余裕のある人間ち思い込んで、失ったり、欲しがったり一喜一憂する人間を、馬鹿にした目で眺めとる。そうじゃなかとよ。本当はそれじゃ駄目とよ」

裕福さとは何なのか。ただ、大切な人を思うことではないのだろうか。大切な人たちと歩いていくことではないのだろうか。

この話では悪人を佳乃を蹴りだした大学生や社会の代表の振りをするマスメディアだったりするのだが、小説でも映画でも、そうはいっても人を殺したのは祐一で公的な裁きを受ける訳だ。そして、小説では本人は死んで詫びるしか無いぐらい反省している。そして、光代も逃亡補助をしているので、祐一がかばったとはいえ、心の中で常に葛藤がなされている。

光代も祐一もAROUND 30であり、自分達の世代でありどのように世界を見つめるのかがとても重要になってくるのだが、最近の親とのやり取りで感じるのは、誰しも佳男のように子供のことを大切に思ってくれているし、自分も親のことを大切に思っている。そして、自分の中にも祐一のような不器用さと優しさはある。問題はそれをどのように制御していくか、そして、社会とどのように向き合っていくのか。

悪人という作品は2009年までの閉塞した日本そのものであり、一般には出会い系殺人とよばれる事件を裏側から書いたものであるが、これをどのように各自受け止めていくのかが、2010年以降の日本の社会に求められることだろう
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やはり、実写よりも原作。

そう思う人が、大半だと思う作品ではないでしょうか。
2011年5月30日に日本でレビュー済み
映画を見たあと、
祐一という人物をもう少し知りたくて小説を手に取りました。

読んでみて感じたのは、
祐一という人物の、悲しくなるくらいに優しい部分や純粋な部分でした。

「どちらも被害者になれない」
そのつらさを知る祐一は、
自分を捨てたことを泣いてわびる母には金をせびり酷い息子を演じ。
殺人犯である自分を愛してしまった光代には、本当の殺人者になってみせました。

そうして愛する人に憎まれてでも、
愛する人に泣いてしまうほどつらい思いはさせたくないと
祐一は思うのだろうと思いました。

その優しさが、悲しかったです。

ただ・・・そんな祐一も
光代が警察から逃れ灯台に戻ってきたとき
母親に置き去りにされた、幼いころの孤独な心が救わたように思います。
だから、自分とのことを忘れて生きる光代の幸せを心から願えたようにも思います。

祐一は、光代を守れて幸せだったと信じたいです。

ただ映画に登場しない女性が
最後光代に会いたがっている場面で
光代が、祐一の心をいつか知るのかもしれない
淡い可能性を感じたりもしました。

もし光代が、祐一の不器用な優しさに気がついたら・・・
日常に戻った光代は再び祐一を愛し求めるのか?

そこが気になりもしました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート