単に日本人大リーガーが活躍しているという話ではなく、ボストン魂をベースにした卓越した本です。
野球を好きでない人にもお勧めです。
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日本人が知らない松坂メジャー革命 (朝日新書 71) 新書 – 2007/10/12
アンドリュー・ゴードン
(著)
総額1億ドルという、とんでもない大型契約で海を渡り、ボストンレッドソックスに入団した松坂大輔。そんな彼を、アメリカン人は、また、地元ボストンは、どう見て、どう思っているのか。高名な歴史学者でライシャワー日本研究所の前所長でもあり、さらには「生まれるまえからの狂信的ファン」である筆者が、「日米文化比較」の視点を持って、松坂の一年を密着した。日本人の視点ではなく、スポーツライターの観察ではない、今までになかった大リーグ読本。
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞社
- 発売日2007/10/12
- ISBN-104022731710
- ISBN-13978-4022731715
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞社 (2007/10/12)
- 発売日 : 2007/10/12
- 言語 : 日本語
- 新書 : 248ページ
- ISBN-10 : 4022731710
- ISBN-13 : 978-4022731715
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,312,757位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年2月3日に日本でレビュー済み
───かつても今も、アメリカにとって野球は、移民、宗教、人種、少数民族など「立場の違う」市民たちが、立ち位置を確認し、自らを定義する方法であった。しかも同時に、野球は地域や地域共同体の象徴であり、世代、身分階層、人種、民族、学歴、仕事、それに社会階級を超えて連帯感を生みだす役割もある。
ボストンレッドソックスの大ファンである著者。そんなレッドソックスに120億円もの破格で契約した松坂を著者がほっておくはずもなく。
本書は松坂契約から初年度の経緯を描いている。松坂よりも岡島の方がフィーバーしていたように思えるのはちょっと皮肉な気がします。苦笑
そんなことより、著者の野球愛、レッドソックス愛、松坂愛がビシビシと伝わってきて、野球ファンにはとても楽しめる一冊だと思います。
───「松坂には25くらい球種があるね。キャッチャーの右手には5本しか指がないはずなのに、どうやって25種類のサインを出すわけ?彼の攻め方は、大リーグの常識と逆なんだ。変化球でツーナッシングを取り、最後に直球を投げてくる。普通のピッチャーなら真っ直ぐでストライクを先行させ、最後に変化球を使うものなのに。彼の配球は読めない。彼の決め球?全部、全部だよ」(p.123)
著者:アンドリュー・ゴードン(ボストン生まれ、博士号)
発行:2007.10.30 第1刷
読了:2016年8冊(2月1冊)★3.2
ボストンレッドソックスの大ファンである著者。そんなレッドソックスに120億円もの破格で契約した松坂を著者がほっておくはずもなく。
本書は松坂契約から初年度の経緯を描いている。松坂よりも岡島の方がフィーバーしていたように思えるのはちょっと皮肉な気がします。苦笑
そんなことより、著者の野球愛、レッドソックス愛、松坂愛がビシビシと伝わってきて、野球ファンにはとても楽しめる一冊だと思います。
───「松坂には25くらい球種があるね。キャッチャーの右手には5本しか指がないはずなのに、どうやって25種類のサインを出すわけ?彼の攻め方は、大リーグの常識と逆なんだ。変化球でツーナッシングを取り、最後に直球を投げてくる。普通のピッチャーなら真っ直ぐでストライクを先行させ、最後に変化球を使うものなのに。彼の配球は読めない。彼の決め球?全部、全部だよ」(p.123)
著者:アンドリュー・ゴードン(ボストン生まれ、博士号)
発行:2007.10.30 第1刷
読了:2016年8冊(2月1冊)★3.2
2008年1月22日に日本でレビュー済み
タイトルがオーバーすぎて、内容が貧弱なので残念である。
単なる現地リポートの域を出ていないのが残念である。
単なる現地リポートの域を出ていないのが残念である。
2008年3月23日に日本でレビュー済み
日本史を専門とするアメリカ人教授で、熱狂的なボストンファンが、2007年シーズンに書き連ねたエッセイをまとめた本。
野球が好きな人には、とても楽しめる。
スポーツ好きにも、ここまでひとつのチームに愛を持ち、知的に文章を綴る姿勢に共感できるはず。
これを読んで、僕も今更ながらどこかのチームの熱狂的なファンになる可能性を探り出した。人生が充実しそうだし。いいところも、悪いところも含めて、楽しい人生を送ることができそうだ。
日本のスポーツ新聞を追っかけているだけでは、読みきれないベースボールの、アメリカの、ボストンの、ファンの心理状態や背景まで書きこまれていて、とても楽しい読書だった。
もちろん、松坂ファンにもお勧めできます。
2−3時間で読みきれる量なのも、ちょうどいいです。
野球が好きな人には、とても楽しめる。
スポーツ好きにも、ここまでひとつのチームに愛を持ち、知的に文章を綴る姿勢に共感できるはず。
これを読んで、僕も今更ながらどこかのチームの熱狂的なファンになる可能性を探り出した。人生が充実しそうだし。いいところも、悪いところも含めて、楽しい人生を送ることができそうだ。
日本のスポーツ新聞を追っかけているだけでは、読みきれないベースボールの、アメリカの、ボストンの、ファンの心理状態や背景まで書きこまれていて、とても楽しい読書だった。
もちろん、松坂ファンにもお勧めできます。
2−3時間で読みきれる量なのも、ちょうどいいです。