書いてあることが、受け売りの伝聞で、自らの経験に基づくところがなく、
おもしろくなく、ひしひしと伝わってくるものもないです。
実務に役立たない経済学部の教授の本を読んだときの感覚です。
門倉貴史先生は、テレビでお見かけして、あのキャラにもかかわらず
すごい本をお書きになるのではないかと少なからず期待するところがあったのですが、
本の内容もからっぽという感じで残念でした。。
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出世はヨイショが9割 (朝日新書 (075)) 新書 – 2007/10/12
門倉 貴史
(著)
成人男性の6割以上を占める「サラリーマン」。格差社会を迎え、安定した地位が保証される「正社員」が再び注目されている。かつては「気楽な稼業」と唄われたが、成果主義の浸透やリストラの常態化で、サラリーマン世界を勝ち抜くサバイバル術もすっかり様変わりした。会社での仕事の仕方、スキルアップ、家庭、遊び……。新進気鋭のエコノミストが新時代の「出世の王道」を考察する。ホワイトカラー必読。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞社
- 発売日2007/10/12
- ISBN-104022731753
- ISBN-13978-4022731753
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞社 (2007/10/12)
- 発売日 : 2007/10/12
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4022731753
- ISBN-13 : 978-4022731753
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,067,662位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971年神奈川県生まれ。エコノミスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、銀行系シンクタンクの研究員となり、日本経済研究センター、東南アジア経済研究所 (シンガポール)へ出向。2002年に生保系シンクタンクに移籍し、経済調査部主任エコノミストとしてアジアやBRICs諸国についての論文を数多く発 表。’06年にBRICs経済研究所代表に就任。同志社大学大学院非常勤講師(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『ゼロ円ビジネスの罠』(ISBN-10:4334035833)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サラリーマンの処世術として、スキルアップの心得、家庭生活、遊び方、上司とのつきあい方、老後の生活まで、本当にさまざまなことが書かれている。
他のレビュアーさんは共感される方も多いようだが、私は、はっきり言ってタイクツの一言だった。たとえれば、就職したてのころ、酒の場で、凡庸な先輩に俗物的な処世訓のようなことを、したり顔で聞かされるような、「まあ、間違ってもいないけど、時間のムダ」みたいな話が羅列されている。
就職したての若い人であれば読んでもいいかも知れないが、スキルアップのため、日々、時間を惜しんで情報収集する人にはお勧めできない内容。
著者は「統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか?」がたいへんよく書かれていただけに期待して読んだが、本書はあまりためにならない。
他のレビュアーさんは共感される方も多いようだが、私は、はっきり言ってタイクツの一言だった。たとえれば、就職したてのころ、酒の場で、凡庸な先輩に俗物的な処世訓のようなことを、したり顔で聞かされるような、「まあ、間違ってもいないけど、時間のムダ」みたいな話が羅列されている。
就職したての若い人であれば読んでもいいかも知れないが、スキルアップのため、日々、時間を惜しんで情報収集する人にはお勧めできない内容。
著者は「統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか?」がたいへんよく書かれていただけに期待して読んだが、本書はあまりためにならない。
2007年12月20日に日本でレビュー済み
自分は正直ヨイショやゴマすりは大嫌いであり、その社会性の無さに危機感をもちながら本書を手に取ったが、文中は「ヨイショが必要である」というフレーズがたまに出てくるだけで、なぜ必要なのか?についてはあまり触れていない。さらに読むにつれてまったくヨイショとは別の話にそれてしまっており、結局あとがきの「実は著者もヨイショやゴマすりで出世していく人は大嫌い」という件に一番共感を覚えた。もっとこのタイトルにある「ヨイショ」「ゴマすり」に対する著者の見解と、体験談などを掘下げて、私みたいな「ヨイショの必要性は理解しているけど腑に落ちていない」読者へのフォローが欲しかった。
2010年4月4日に日本でレビュー済み
門倉貴史氏の幅広い執筆活動に驚かされます。本職のBRICs経済研究所に係る書籍も内容の濃い書でしたし、ワーキング・プアに対しても豊富な実例を挙げて、有効な提案をしていました。
本書は視点をガラッと変えて、日本のサラリーマン社会の潤滑油ともいえる「ヨイショ」に光をあてて、組織に雇用される人々の生き方を説いています。「ヨイショ」から受ける狭い領域だけでなく、人生訓、処世術の集大成のようなイメージとして受け取りました。
まず、序章の「なぜ『ヨイショ』なのか」で上司や部下との良い関係を築くための「ヨイショ」の効能を説いています。コミュニケーション能力の向上に役立ちそうな内容でした。
「ライバルに仕事で差をつけるための法則」では、特に新社会人となる新人社員の人たちが読めば役に立つテーマが並んでいます。全部を実践するのは大変ですが、日頃の心がけには有用です。
「スキルアップの心得」では、自己啓発やOJTについての具体例が挙げられ、サラリーマン社会を生き抜く能力向上を奨励しています。書かれているように仕事中心の生活を送っている人ほど、資格取得等の時間を得るのは難しいわけですが。
「家庭円満が出世につながる」もその通りでしょう。後顧の憂い無く仕事へ全力で取り掛かるためにも家庭は平和なほうがいいでしょう。
「仕事で成功するには『遊び』で気分転換も必要」はまさしく同感です。人間の幅を作り、魅力を上げるためにも心がけるべき点です。
「サラリーマンの達人は老後をエンジョイする」では資産運用の必要性も説いています。厳しい経済環境が続くからこそ、勉強すべき分野でしょう。
本書は視点をガラッと変えて、日本のサラリーマン社会の潤滑油ともいえる「ヨイショ」に光をあてて、組織に雇用される人々の生き方を説いています。「ヨイショ」から受ける狭い領域だけでなく、人生訓、処世術の集大成のようなイメージとして受け取りました。
まず、序章の「なぜ『ヨイショ』なのか」で上司や部下との良い関係を築くための「ヨイショ」の効能を説いています。コミュニケーション能力の向上に役立ちそうな内容でした。
「ライバルに仕事で差をつけるための法則」では、特に新社会人となる新人社員の人たちが読めば役に立つテーマが並んでいます。全部を実践するのは大変ですが、日頃の心がけには有用です。
「スキルアップの心得」では、自己啓発やOJTについての具体例が挙げられ、サラリーマン社会を生き抜く能力向上を奨励しています。書かれているように仕事中心の生活を送っている人ほど、資格取得等の時間を得るのは難しいわけですが。
「家庭円満が出世につながる」もその通りでしょう。後顧の憂い無く仕事へ全力で取り掛かるためにも家庭は平和なほうがいいでしょう。
「仕事で成功するには『遊び』で気分転換も必要」はまさしく同感です。人間の幅を作り、魅力を上げるためにも心がけるべき点です。
「サラリーマンの達人は老後をエンジョイする」では資産運用の必要性も説いています。厳しい経済環境が続くからこそ、勉強すべき分野でしょう。
2007年10月15日に日本でレビュー済み
これまでの門倉さんの著作とは少し違って軽めのテイストになっていますが、サラリーマンの生き方について考えさせられる深い内容です。
また例によって、随所にデータ分析、アンケート分析が盛り込まれていて説得力があります。
本書の主張は正社員になったら、転職をせず、ひとつの会社で出世を追求していくことが最も安全であるいうものです。そしてそのためには、ヨイショという武器を使えと説いています。ヨイショといっても、悪い意味でのヨイショではなく(一般にいわれるヨイショは著者も大嫌いであると言及している)、組織の潤滑油となるような適度なヨイショという意味だそうです。
こうした主張の裏にあるのは、米国や欧米の雇用制度に対する痛烈な批判です。日本型雇用システムの良さを改めて実感しました。
また例によって、随所にデータ分析、アンケート分析が盛り込まれていて説得力があります。
本書の主張は正社員になったら、転職をせず、ひとつの会社で出世を追求していくことが最も安全であるいうものです。そしてそのためには、ヨイショという武器を使えと説いています。ヨイショといっても、悪い意味でのヨイショではなく(一般にいわれるヨイショは著者も大嫌いであると言及している)、組織の潤滑油となるような適度なヨイショという意味だそうです。
こうした主張の裏にあるのは、米国や欧米の雇用制度に対する痛烈な批判です。日本型雇用システムの良さを改めて実感しました。
2007年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ディープな処世術を期待して読みましたが,ちょっと残念でした.処世術として役に立ちそうな話としては,「出世には『上司の引き』が大切なので,なるべく上司の意見に同調しよう」や「カラオケに行くときは上司の十八番をチェックしておきましょう」くらいでしょうか.全体として,まじめなビジネス本と笑い話の中間といったところです.
笑い話の類としては,コピー機のトナーを振りすぎて真っ黒になった男の話や,宝くじを買うときは自分のイニシャルをチェックしようといった話が出てきます.トナーまみれになるやつはいるかもしれませんが,わざわざ本で注意してもらうような話ではありませんし,宝くじを買うときにイニシャルを変えるやつはいないでしょう.自分で買った本にこの程度の事が書かれているというのは腹立たしいのですが,息抜きのギャグと思って許しましょう.
しかし,ビジネス書として見た場合,悪くはありません.「目標を大きく持とう」とか「仕事は先輩の真似をして覚えよう」など,目新しくはありませんが,新入社員あたりの人が目を通しておくのにはよいかもしれません.タイトルの印象とは少し違います.
笑い話の類としては,コピー機のトナーを振りすぎて真っ黒になった男の話や,宝くじを買うときは自分のイニシャルをチェックしようといった話が出てきます.トナーまみれになるやつはいるかもしれませんが,わざわざ本で注意してもらうような話ではありませんし,宝くじを買うときにイニシャルを変えるやつはいないでしょう.自分で買った本にこの程度の事が書かれているというのは腹立たしいのですが,息抜きのギャグと思って許しましょう.
しかし,ビジネス書として見た場合,悪くはありません.「目標を大きく持とう」とか「仕事は先輩の真似をして覚えよう」など,目新しくはありませんが,新入社員あたりの人が目を通しておくのにはよいかもしれません.タイトルの印象とは少し違います.
2007年12月24日に日本でレビュー済み
BRICS経済評論家にして、アンダーグラウンド経済についても何故かお詳しい著者による、サラリーマン道の著書。
著者は、最近「ワーキングプア」をはじめとして、やや専門外の分野の著作が目立つが、30台半ばにして、かような著作が展開されるというところに、著者の非凡さが光る。
とはいえ、本書で展開されるような世界は、一部の勝ち組大手企業サラリーマンにのみ許されることであろう(途中で、中小企業サラリーマンに社長の可能性あり、との論説があるが、後半の議論は大手企業サラリーマンのみに許される特権事項と見た。)。
著者は、最近「ワーキングプア」をはじめとして、やや専門外の分野の著作が目立つが、30台半ばにして、かような著作が展開されるというところに、著者の非凡さが光る。
とはいえ、本書で展開されるような世界は、一部の勝ち組大手企業サラリーマンにのみ許されることであろう(途中で、中小企業サラリーマンに社長の可能性あり、との論説があるが、後半の議論は大手企業サラリーマンのみに許される特権事項と見た。)。
2007年11月10日に日本でレビュー済み
本書は、欧米型の雇用に否定的な一方、日本型雇用を積極的に肯定している。そんでもってその日本型雇用で生き抜くための方法が書かれている。私は転職経験者だが、退職するまでひとつ会社に残って出世街道を歩みたいと思ったら、能力や実力よりも、ヨイショが伝家の宝刀になるというのは確かだろう。トイレでもヨイショのマナーがあるというのちょっと衝撃的だ。
他人がヨイショしてるの見ると結構むかつくけど、それがいまの世の中なんだから仕方がない。
他人がヨイショしてるの見ると結構むかつくけど、それがいまの世の中なんだから仕方がない。