当該方面への旅のお供に購入。
いろんな意味で素人の、そこらのおばちゃんである購入者にも実に楽しく読めました。
(とはいえ所謂NHKシルクロード世代である分、多少の予備知識は持ってはおりましたが)
歴史や文化が分かりやすい言葉で綴られており、とっつきやすいし面白いです。
ちょっと知の部分に深く突っ込んだトラベルエッセイ的書物である。とも言えましょうか。
ここからより広くへ、深くへと別の書物をひも解いて行くのも楽しそうです。
小難しい表現や、ズブの素人をバカにした表現のない、親切な文章です。
旅の途中、飛行機で寝オチしてそのまま忘れ、帰国後買い直したほど気に入りました。
ハレムの女性が皆、太ってしまったとか、やたら美男美女揃いだけど中身に大きな難がある人種だとか。
騒乱の影に女スパイありだとか。ちょっと下世話な話がスパイス的に入っている分、堅い歴史や
政治話部分も飽きずに読み切れた。という感じでもあります。
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帝国のシルクロード 新しい世界史のために (朝日新書 125) 新書 – 2008/8/8
山内 昌之
(著)
ダブルポイント 詳細
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購入オプションとあわせ買い
イスラム史の碩学でありエッセイストとしても著名な著者が、シルクロード上に登場したさまざまな帝国の治乱興亡の渦中で翻弄された人びとを描く珠玉のエッセイ集。古代から現代まで2000年以上の時間と東西7000キロの距離を自在に行き来する。
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2008/8/8
- ISBN-104022732253
- ISBN-13978-4022732255
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2008/8/8)
- 発売日 : 2008/8/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 262ページ
- ISBN-10 : 4022732253
- ISBN-13 : 978-4022732255
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,532,652位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 812位その他のアジア史の本
- - 1,686位朝日新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年10月20日に日本でレビュー済み
どうしても日本人になじみの薄いイスラム圏の歴史を
様々な視点からエッセイ調に取り上げている。
オスマン帝国の料理、イスタンブール、
松本清張の「火の路」に見るゾロアスター教の仮説など興味深い。
ただ中には三国志や篤姫(大河人気にあやかろうとした?)など
どう考えてもシルクロードとは関係ないエッセイも含まれているがご愛嬌か。
この本の興味ある話題をきっかけにして、自分でさらに専門書を読んでいくような
入り口にはふさわしい書だと思う。
様々な視点からエッセイ調に取り上げている。
オスマン帝国の料理、イスタンブール、
松本清張の「火の路」に見るゾロアスター教の仮説など興味深い。
ただ中には三国志や篤姫(大河人気にあやかろうとした?)など
どう考えてもシルクロードとは関係ないエッセイも含まれているがご愛嬌か。
この本の興味ある話題をきっかけにして、自分でさらに専門書を読んでいくような
入り口にはふさわしい書だと思う。
2008年8月10日に日本でレビュー済み
本書は新聞雑誌等のために書かれたエッセイの集成というものだが、専門のイスラムはもちろん、該博な人文諸科学に裏打ちされた驚くべき知識量に圧倒される1冊だ。羨望? う〜んここまでさり気なく、しかもあらゆる領野に亘る知識の詰まった雑文集…。ただただ拝読するのみ。しかも面白く読めるのだからたまらない。イスラム学では井筒俊彦など、トンデモナイ博学がいるようだが、それを受け継ぐのがこの人ということだろう。
『ラディカル・ヒストリー』(中公新書)など、知見が古くなったことをもって読む必要がないといっている学者もいるようだが、評者のような素人にとっては学ぶところは汲み尽せないくらいだ。だいたい新書などというのは、啓蒙書であろうから。
その点本書は、さらに一層の入門編である。しかも、読者次第でドンドン深く広く進んでいける。これこそ啓蒙書である。そういう本はこのところあんまりないのだなあ。
冒頭の司馬遼太郎の短編とカフカの断章を並べるところからして、唸らされる。未だにキャッチアップ応援歌としてのみ言及される司馬遼の読者は、カフカなど読みやしないという気がするが、これこそ司馬の新たな読みを促し、カフカという元祖マージナル作家への眼を開かせる。そのさり気ない配慮がこの著者の真骨頂でもある。
『ラディカル・ヒストリー』(中公新書)など、知見が古くなったことをもって読む必要がないといっている学者もいるようだが、評者のような素人にとっては学ぶところは汲み尽せないくらいだ。だいたい新書などというのは、啓蒙書であろうから。
その点本書は、さらに一層の入門編である。しかも、読者次第でドンドン深く広く進んでいける。これこそ啓蒙書である。そういう本はこのところあんまりないのだなあ。
冒頭の司馬遼太郎の短編とカフカの断章を並べるところからして、唸らされる。未だにキャッチアップ応援歌としてのみ言及される司馬遼の読者は、カフカなど読みやしないという気がするが、これこそ司馬の新たな読みを促し、カフカという元祖マージナル作家への眼を開かせる。そのさり気ない配慮がこの著者の真骨頂でもある。
2009年6月8日に日本でレビュー済み
シルクロードを軸に、著者の経験等を加味しながら書かれています。
タイトルから想像するほど、堅苦しくもなくむしろトラベル・エッセイ的な趣きもあります。
あまりにもあっさりしすぎてて、肩透かしでした。
タイトルから想像するほど、堅苦しくもなくむしろトラベル・エッセイ的な趣きもあります。
あまりにもあっさりしすぎてて、肩透かしでした。
2008年9月28日に日本でレビュー済み
シルクロードをめぐって、いろんな時代や地域、テーマから多彩なエピソードや引用がちりばめられている目まぐるしいほどに自由で豊かな本です。著者の教養と知的関心の広さが存分に発揮されていて、歴史好きの読者ならば好奇心をたっぷりと満たされるのではないでしょうか。歴史に対するアプローチの多様多彩さを示した見本市の観もあり、ファンならば山内先生の名人芸を堪能できる一冊です。
「歴史の書物との出会いや先人との邂逅は楽しい」ことにふれて引用される橘曙覧の歌、「たのしみはそぞろ読みゆく書の中に我とひとしき人をみし時」は共感できて印象に残る言葉でした。
「おわりに」に、「平城京奠都一三〇〇年」とあるのは「遷都」の間違いでしょうね。「奠都」にルビも振られていないし、編集者が手抜きしてチェックを怠ったのかな?教養が売りの著者だけにこういうエラーは痛い(笑)。しかも2回も繰り返されているからなお痛い(笑)残念ながら☆1つ減点です。でもいい本ですよ。
「歴史の書物との出会いや先人との邂逅は楽しい」ことにふれて引用される橘曙覧の歌、「たのしみはそぞろ読みゆく書の中に我とひとしき人をみし時」は共感できて印象に残る言葉でした。
「おわりに」に、「平城京奠都一三〇〇年」とあるのは「遷都」の間違いでしょうね。「奠都」にルビも振られていないし、編集者が手抜きしてチェックを怠ったのかな?教養が売りの著者だけにこういうエラーは痛い(笑)。しかも2回も繰り返されているからなお痛い(笑)残念ながら☆1つ減点です。でもいい本ですよ。