漢書に「兵=軍事、安全保障」のあり方を学び、「普通の国」で日本があるためにどうすればよいのか、明快な指針を示す。
漢書にいう「貪兵」「驕兵」「忿兵」「應兵」「義兵」の定義にしたがい、古今東西の事例や思想にふれながら、地道に、軍事の安全保障の本質を明らかにする。戦後の日本人の軍事アレルギーを一つ一つ丁寧に解きほぐす内容だ。
重厚で読み応えがあるが、そこから導かれる結論として、「タカ派」でもない「ハト派」でもない、「フクロウ派」を志向している。
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漢書に学ぶ「正しい戦争」 (朝日新書 134) 新書 – 2008/9/12
櫻田 淳
(著)
保守論壇でデビューした国際政治学者が、情念の支配する安全保障論議に独自の視点で切り込む。戦乱に明け暮れた2000年前の中国の知恵は、現代日本人に何を教えるのか。「タカ派」と「ハト派」の対立を乗り越えた「フクロウ派」を目指すユニークな戦争論。
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2008/9/12
- ISBN-104022732342
- ISBN-13978-4022732347
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2008/9/12)
- 発売日 : 2008/9/12
- 言語 : 日本語
- 新書 : 279ページ
- ISBN-10 : 4022732342
- ISBN-13 : 978-4022732347
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,299,868位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,572位朝日新書
- カスタマーレビュー:
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