裁判員制度について、賛成派の高野隆さんと反対派の西野喜一さんが対談するという形式です。最後の方には監修の木村さんの意見が書いてあります。
裁判員制度について、反対派の意見は良く耳にしますが賛成派の意見は聞く機会があまりないため、とても参考になりました。
裁判員制度について興味がある方は一度読んでもらいたいです。
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激論!「裁判員」問題 (朝日新書 142) 新書 – 2008/10/10
木村 晋介
(監修, 読み手)
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裁判員制度は大迷惑か、それとも市民を守る砦か? 開始目前で批判続出の裁判員制度をめぐり、賛成派の弁護士と反対派の元裁判官がホンネで大激論。有罪率世界一の実態、最高裁の隠された狙い、裁判員に選ばれるリスクなど、知らないと損する裁判員制度の真実。
- ISBN-104022732423
- ISBN-13978-4022732422
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2008/10/10
- 言語日本語
- 本の長さ237ページ
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2008/10/10)
- 発売日 : 2008/10/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 237ページ
- ISBN-10 : 4022732423
- ISBN-13 : 978-4022732422
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,424,822位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2008年12月23日に日本でレビュー済み
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制度に賛成の立場の高野隆弁護士と反対の立場の大学教授、西野喜一氏の討論を、弁護士である木村晋介氏が司会進行する形態を採った本である。
西野氏は「裁判員制度の正体」という著作に述べていることと同様の主張で、現行の制度にも多くの問題があるが、裁判員制度はあまりに乱暴で危険な制度なので反対、という立場を採る。
一方の高野氏はさすがに現役の弁護士らしく、現行制度の問題点や裁判員制度の問題をよく理解した上で、現行制度では冤罪が起こりやすいことを最大の問題点として上げ、その対策として裁判員制度は有効である、という考えを採っている。
また、裁判員制度の直すべき点を数多く指摘しており、議論全体の印象としてはどちらが反対派か分からないほどだ。
議論の焦点としては、その最大の問題点である冤罪を裁判員制度が減らすことができるかに絞られる。ここにおいても両者の見方はほぼ逆であり、高野氏が効果ありとするのに対して西野氏は効果なしとする。しかし、この点を含めた議論全体では高野氏の言っていることの方が現状をよく捉えており正しいのではないか、という印象を受けることが多かった。
今回の制度が改善なのか改悪なのかという結論はともかくとして、裁判員制度の主要問題点にはほぼすべて触れられており、賛成、反対両方の観点から考えられるため、非常に客観的な見方ができる。両者の意見が相違する話題においては、両者が一通り見解を述べたところで次の話題に進むので、平行線の議論を聞かせられずに済むので、非常に小気味の良い進行だと感じた。
裁判員制度を検証するには絶好のテキストと言えるだろう。
西野氏は「裁判員制度の正体」という著作に述べていることと同様の主張で、現行の制度にも多くの問題があるが、裁判員制度はあまりに乱暴で危険な制度なので反対、という立場を採る。
一方の高野氏はさすがに現役の弁護士らしく、現行制度の問題点や裁判員制度の問題をよく理解した上で、現行制度では冤罪が起こりやすいことを最大の問題点として上げ、その対策として裁判員制度は有効である、という考えを採っている。
また、裁判員制度の直すべき点を数多く指摘しており、議論全体の印象としてはどちらが反対派か分からないほどだ。
議論の焦点としては、その最大の問題点である冤罪を裁判員制度が減らすことができるかに絞られる。ここにおいても両者の見方はほぼ逆であり、高野氏が効果ありとするのに対して西野氏は効果なしとする。しかし、この点を含めた議論全体では高野氏の言っていることの方が現状をよく捉えており正しいのではないか、という印象を受けることが多かった。
今回の制度が改善なのか改悪なのかという結論はともかくとして、裁判員制度の主要問題点にはほぼすべて触れられており、賛成、反対両方の観点から考えられるため、非常に客観的な見方ができる。両者の意見が相違する話題においては、両者が一通り見解を述べたところで次の話題に進むので、平行線の議論を聞かせられずに済むので、非常に小気味の良い進行だと感じた。
裁判員制度を検証するには絶好のテキストと言えるだろう。
2009年7月20日に日本でレビュー済み
「裁判員制度」について、賛成派、反対派の論客が真っ向から見解を戦わしている。
法学専門家から見ても素晴らしい書籍である。専門家でなくとも大変わかりやすい
内容となっている。
これまで、論文も含めて100冊くらいは読んだが、これは2番目に素晴らしい書籍
である。1番は『陪審裁判(旧陪審の証言と今後の課題)』東京弁護士会(1992年)。
かつて日本で施行されていた「陪審制」に関与されていた方の貴重な証言集 これから
始まる「裁判員制度」でも大変参考になる。
法学専門家から見ても素晴らしい書籍である。専門家でなくとも大変わかりやすい
内容となっている。
これまで、論文も含めて100冊くらいは読んだが、これは2番目に素晴らしい書籍
である。1番は『陪審裁判(旧陪審の証言と今後の課題)』東京弁護士会(1992年)。
かつて日本で施行されていた「陪審制」に関与されていた方の貴重な証言集 これから
始まる「裁判員制度」でも大変参考になる。
2009年5月4日に日本でレビュー済み
裁判員制度の主要な論点を全て網羅して専門家達が討論しながら、読者も各意見に賛同、不賛同を考えながら参加でき、大変面白い構成と内容になっている。よくある解説もの、著者の偏った誘導ものとは違い、専門家同士の話であることから我々素人には知らない難しい部分はあるが、全体として非常によく纏まっている。進行役は木村晋介弁護士、パネラーは高野隆早稲田大学大学院教授と西野喜一新潟大学大学院教授。また冒頭には山本紘之大東文化大学専任講師が制度の基本を書いている。制度反対派の西野教授は全くお話にならないし、賛成派の高野教授も刑事弁護士の立場からで多少違和感もあったが、木村弁護士がうまく調整しながら展開をしてくれている。また高野教授の弁論の方が多いので全体としてはまともな内容になっている。西野教授は本書内でも「裁判員制度の正体」を持ち出しうんざりであり、何もかも「本制度はダメ」の連発で、我々一般人にはとても任せられない由。裁判員の大きな役割としては事実認定、法令適用、量刑判断だが、我々自身がよく理解し、裁判官にモノ申す立場で、国民の義務として司法を変えていく、裁判官の意識改革に迫る姿勢で臨みたい。量刑の判断のバラツキを心配されるが、我々裁判員だけで決定するのではないし、裁判官のバランス感覚を要求するし、そもそもが現行刑法の問題だろう。新しいことに全てが「ダメ」では前に進まない。施行しながら改善を図りたいものだ。その為には、選ばれた裁判員はそれ相応の努力と姿勢は必要であり、最も重要な参加可能な状態と時間、また周囲の協力、理解の準備の必要はある。