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闘う! ウイルス・バスターズ 最先端医学からの挑戦 (朝日新書) 新書 – 2011/1/13
鳥インフルエンザ、エボラ出血熱、エイズ(HIV)――人類を脅かすウイルスに、最前線の研究者はどう立ち向かっているのか? 予防ワクチンの開発は? バイオテロの危険は? ロベルト・コッホ賞を受賞した世界的権威と気鋭の学者が、わかりやすく解説。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2011/1/13
- ISBN-104022733764
- ISBN-13978-4022733764
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2011/1/13)
- 発売日 : 2011/1/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 272ページ
- ISBN-10 : 4022733764
- ISBN-13 : 978-4022733764
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,282,492位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,608位朝日新書
- - 59,018位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年1月21日に日本でレビュー済み
レベル4の警戒度とか怖い話が多いウイルスの世界を判りやすく解き明かす。数千万人が死んだといわれる第一次世界大戦中のスペイン風邪のウイルスを再現する話など、細菌を身近に感じられる。できれば縁がないほうがよいウイルスによる病気も人類の免疫づくりに多大な貢献をしているのかもしれない。
2020年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
闘う!ウイルス・バスターズ-最先端医学からの挑戦―を読みました。
十年前に「ウイルスに関わる人々」を紹介しようと書かれた本だがコロナウイルスと格闘している今こそ読まれるべき本だと思います。
まさにこの本は「ウイルスに関わる人々」のことが良く分かる。
ロベルト・コッホという世界的権威のある賞を受けた河岡義裕さんと渡辺登喜子という気鋭の女性研究者が内容を分担して書き継いでいる。
内容はなぞりませんがいくつか印象に残った点をメモします。
渡辺登喜子さんのいう研究を続けるための重要な三点
1、 好奇心を持ち、素朴な疑問を大切にしよう。
2、 疑問に思ったことを実際に実験で試してみよう
3、 パートナーの理解を得ること
対談の中で
農林水産省動物医薬品検査所長堺政人さんが宮崎の口蹄疫の豚の殺処分を要求する山田正彦農林水産大臣とそれに反対する東国原英夫宮崎県知事の対立の中で山田正彦農林水産大臣を支持してエース級の牛6頭を避難させて残りは全て殺処分したこと。
世界初のエイズ治療薬AZHを開発した満屋裕明さん(熊本大学教授)がある人に「満屋がAZHなどを見つけたのは単なるまぐれだ」と言われたのに対して「確かにまぐれかもしれません。でもまぐれが起きた時、それを形のあるものにする準備があって初めて、まぐれが良い結果をもたらすのです。」と言っている。またこうも言っている。
「今の日本の研究費の出し方はおかしいと思う。トップランナーとなる、あるいは応用の『種』となる研究は、何も研究費を5億円、10億円とたくさん出したから生まれるものではありません。今の日本は大きな少数のプロジェクトに大型予算を出す傾向にあるけれど、科学の歴史を見れば、大型予算が付いたようなところからは、画期的な発見はほとんど生まれていません。サイエンスの発展は、しばしば辺境領域から起きています。」
メインの内容にはほとんど触れていません。本書をお読み下さい。
2020/04/17 大津留公彦
十年前に「ウイルスに関わる人々」を紹介しようと書かれた本だがコロナウイルスと格闘している今こそ読まれるべき本だと思います。
まさにこの本は「ウイルスに関わる人々」のことが良く分かる。
ロベルト・コッホという世界的権威のある賞を受けた河岡義裕さんと渡辺登喜子という気鋭の女性研究者が内容を分担して書き継いでいる。
内容はなぞりませんがいくつか印象に残った点をメモします。
渡辺登喜子さんのいう研究を続けるための重要な三点
1、 好奇心を持ち、素朴な疑問を大切にしよう。
2、 疑問に思ったことを実際に実験で試してみよう
3、 パートナーの理解を得ること
対談の中で
農林水産省動物医薬品検査所長堺政人さんが宮崎の口蹄疫の豚の殺処分を要求する山田正彦農林水産大臣とそれに反対する東国原英夫宮崎県知事の対立の中で山田正彦農林水産大臣を支持してエース級の牛6頭を避難させて残りは全て殺処分したこと。
世界初のエイズ治療薬AZHを開発した満屋裕明さん(熊本大学教授)がある人に「満屋がAZHなどを見つけたのは単なるまぐれだ」と言われたのに対して「確かにまぐれかもしれません。でもまぐれが起きた時、それを形のあるものにする準備があって初めて、まぐれが良い結果をもたらすのです。」と言っている。またこうも言っている。
「今の日本の研究費の出し方はおかしいと思う。トップランナーとなる、あるいは応用の『種』となる研究は、何も研究費を5億円、10億円とたくさん出したから生まれるものではありません。今の日本は大きな少数のプロジェクトに大型予算を出す傾向にあるけれど、科学の歴史を見れば、大型予算が付いたようなところからは、画期的な発見はほとんど生まれていません。サイエンスの発展は、しばしば辺境領域から起きています。」
メインの内容にはほとんど触れていません。本書をお読み下さい。
2020/04/17 大津留公彦
2011年1月20日に日本でレビュー済み
出だしからCIAがたずねてきたと衝撃的であるが、新型インフルエンザウイルスを世界で始めて人工的製造した(という)著者の考察は刺激的だ。後段で宮崎の口蹄疫の話もでてきて、細菌と人類の戦いは際限がないと思い知った。素人向けサイエンスものとしては久々のヒットではないか。
2014年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウイルス研究者である著者2人が、2009年のインフルエンザの世界的パンデミックに研究者がどう立ち向かったのか、ウイルス研究者を目指すようになったきっかけ、研究者にとっての発見の喜びなど、雑多な内容を広く浅く記したエッセイ風読み物。
新書という媒体や軽い文体から、専門知識のない素人を対象にしているのは明らかだが、それにしては、そもそもウイルスとは何なのか、ウイルスと細菌はどう違うのか、などという基本的な点の説明なしにウイルスについて語られるので(評者はこういった本を手に取る程度には自然科学には関心があるが、ウイルスと細菌の違いは正確に理解していない)、読んでいて少々気持ち悪かった。素人にとっては説明不足だし、玄人にとっては恐らく当たり前のようなことばかり書かれていて、どっち付かずで、読者ターゲットを絞りきれていない印象だ。
ただし、世界で最初にエイズ治療薬を発見した日本人の世界的ウイルス研究者や、宮崎県における口蹄疫大流行の最前線で活躍した農水省の役人らとの対談は面白い。専門知識がなくとも、やはり人間ドラマは面白いのだ。こういった対談を集めた本ならば、また読んでみたいものだ。
(2014/2/20読了)
新書という媒体や軽い文体から、専門知識のない素人を対象にしているのは明らかだが、それにしては、そもそもウイルスとは何なのか、ウイルスと細菌はどう違うのか、などという基本的な点の説明なしにウイルスについて語られるので(評者はこういった本を手に取る程度には自然科学には関心があるが、ウイルスと細菌の違いは正確に理解していない)、読んでいて少々気持ち悪かった。素人にとっては説明不足だし、玄人にとっては恐らく当たり前のようなことばかり書かれていて、どっち付かずで、読者ターゲットを絞りきれていない印象だ。
ただし、世界で最初にエイズ治療薬を発見した日本人の世界的ウイルス研究者や、宮崎県における口蹄疫大流行の最前線で活躍した農水省の役人らとの対談は面白い。専門知識がなくとも、やはり人間ドラマは面白いのだ。こういった対談を集めた本ならば、また読んでみたいものだ。
(2014/2/20読了)
2011年3月19日に日本でレビュー済み
学術的技術的な話から、ドキュメンタリー、対談まで、雑多でバラエティーに富んだ構成の本。そのような構成である上に、性別も年齢も立場も(研究者という意味では同じ立場だが)異なる二人の共著であり、その語り口も随分違うところが、その雑多さ感を増している。
それを、まとまりのない本だととるか、飽きさせない面白い本だととるかは、読者がこの本にどのようなものを求めているかによって大きく異なると思う。私はこの分野ついてある程度知っているので、どちらかと言うと前者の感じを強く受けた。しかしながら、あまりウイルス、生物学、バイオと言った分野になじみのない一般読者にとっては、後者になりうる本であり、そういう人たちには、ウイルスそのものやその研究、そして闘いを深く広くかつ面白く知ることが出来る、とてもいい本になりうる。
というか、そうなってほしい。
それを、まとまりのない本だととるか、飽きさせない面白い本だととるかは、読者がこの本にどのようなものを求めているかによって大きく異なると思う。私はこの分野ついてある程度知っているので、どちらかと言うと前者の感じを強く受けた。しかしながら、あまりウイルス、生物学、バイオと言った分野になじみのない一般読者にとっては、後者になりうる本であり、そういう人たちには、ウイルスそのものやその研究、そして闘いを深く広くかつ面白く知ることが出来る、とてもいい本になりうる。
というか、そうなってほしい。
2021年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々な事の実験をやっているウイルス学の世界的な権威の東大医科研の河岡
研究室の雰囲気が直に伝わって来る。
今のコロナ蔓延での大変な時期に感染者の治療や世話にあたる看護師等もそ
うですが、完全防護服に身を包みウイルス特性の解明に休みなしであたる女
性研究者の姿は本当に闘うウイルスバスターズです。
この人達の活躍こそがコロナに打ち勝つ証の宣言をした時がある程度の終息
宣言になるでしょう。
国のリーダー達も読んで爪の垢を煎じて飲んだらいい、少しは怖さの実感湧
くでしょう。
研究室の雰囲気が直に伝わって来る。
今のコロナ蔓延での大変な時期に感染者の治療や世話にあたる看護師等もそ
うですが、完全防護服に身を包みウイルス特性の解明に休みなしであたる女
性研究者の姿は本当に闘うウイルスバスターズです。
この人達の活躍こそがコロナに打ち勝つ証の宣言をした時がある程度の終息
宣言になるでしょう。
国のリーダー達も読んで爪の垢を煎じて飲んだらいい、少しは怖さの実感湧
くでしょう。