人生にある逆境などの壁をどのように破るかというタイトルであるわけだけども、冒頭から人生には四苦という苦しみがあり、何も逆境のときだけ辛くしんどいわけでなく生きることはそもそも苦しみの連続とする。なので、四苦とともにあるせいの中にあっては逆境をことさら特別視する必要はないと説く。
全体的に逆境や壁に連想される状態を禅の教えを引用して説くが、そもそもそんなものはないとかそう考えるから不安になるのだとか元も子もない話に終始してしまう。そう感じるのは私の修行が足りないのかも知れないが、壁を破る知恵と題しながら壁などそもそもないのであると説かれても。。。。
また、禅の教えは誰がその問いにこう答えた。その答えはこういうことであるという禅の解釈が添えられているけれども禅に馴染みが薄い私はなんでそんな解釈になるのか理解が及ばない部分が多々あった。
なので、スッと体に入ってこなかったというのが率直な感想です。著者に言わせればそもそもその状態がダメで修行が足りないということになるのでしょうかね。自分が現在それほど逆境に立たされているわけでないというのも一因かもしれません。本当に逆境に立たされているときやそのような状態の人が本書を読んだらなにか気付きや助けを得られるかもしれません。
直接的な気付きがなかったことと理解が少し難しかったので星は3つです。
悩んでいる方はお値段もそんなにしませんし一読してみるのはいいと思います。
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禅― 壁を破る智慧 (朝日新書) 新書 – 2011/11/11
有馬頼底
(著)
有馬家に生まれ、8歳のときに日田・岳林寺で出家。京都仏教会の理事長としては古都税に異議を唱えた。相国寺派管長である高僧が、生きることは決してつらいことではないという禅の奥義から、こんな世にも気持ちを「平らにして」毎日を一歩一歩と歩む方法を教授。
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2011/11/11
- ISBN-104022734264
- ISBN-13978-4022734266
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2011/11/11)
- 発売日 : 2011/11/11
- 言語 : 日本語
- 新書 : 200ページ
- ISBN-10 : 4022734264
- ISBN-13 : 978-4022734266
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,121,363位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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