巣籠もり需要など最近の買いもの動向はどんな具合か
よくみてると孤立、孤独など聞くが、繋がりは皆無でなく
消費等色々な形から欲すると見てとれること、納得することばかりです。
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新書345 第四の消費 (朝日新書) 新書 – 2012/4/13
三浦 展
(著)
高度成長、オイルショック、バブル、そして長引くデフレ……日本人の消費は発展段階に応じて変遷し、消費の単位も「家族」「個人」と変わっていった。次に消費が向かうのはどこか。消費社会マーケティングの第一人者が大胆に描く近未来予想。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2012/4/13
- 寸法17.2 x 10.7 x 1.6 cm
- ISBN-104022734450
- ISBN-13978-4022734457
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2012/4/13)
- 発売日 : 2012/4/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 336ページ
- ISBN-10 : 4022734450
- ISBN-13 : 978-4022734457
- 寸法 : 17.2 x 10.7 x 1.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 153,002位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第四の消費はただ物を消費するだけではなく、そこに人と人とのつながりがもてるような消費であると。物を買っても幸せになれないことに気づいてしまった世代が今後どのような消費をするのか。マーケティングを超えた人生論に至る、非常に興味深い著書でした。
2012年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦前から戦後、現在までの日本の消費の歴史がわかります。
今でこそ物から事へと言われますが、その変化の兆候は、
かなり前からあったことがわかります。
今でこそ物から事へと言われますが、その変化の兆候は、
かなり前からあったことがわかります。
2012年6月13日に日本でレビュー済み
第一の消費社会から第四の消費社会までの国民意識の大きな流れを、分かりやすく客観的に説明している。
第三の消費社会(高度消費社会:2000年台前半まで)から第四の消費社会(現在)への変かの特徴
・個人志向⇒社会志向
・利己主義⇒利他主義
・私有主義⇒シェア志向
・ブランド志向⇒シンプル/カジュアル志向
・欧米/都会志向⇒日本/地方志向
なんとなく感じている社会の変化を、統計データを交え、詳しく解説してありとても良い内容である。
第三の消費社会(高度消費社会:2000年台前半まで)から第四の消費社会(現在)への変かの特徴
・個人志向⇒社会志向
・利己主義⇒利他主義
・私有主義⇒シェア志向
・ブランド志向⇒シンプル/カジュアル志向
・欧米/都会志向⇒日本/地方志向
なんとなく感じている社会の変化を、統計データを交え、詳しく解説してありとても良い内容である。
2012年9月26日に日本でレビュー済み
第一の消費社会は1912年〜1941年。
日清、日露戦争に勝ち、第一次対戦の戦時需要で日本は好景気に沸いたp.14
大都市の人口が増加したために、大都市部では消費が拡大し、昭和初期にかけて大都市に大衆消費社会が誕生することになる。これが第一の消費社会である。p.15
第二の消費社会は1945年〜1974年
1929年の大恐慌、戦中、戦後の耐乏生活を経て、日本は復興を遂げ、そして高度経済成長期が訪れる。p.18
第一の消費社会では、その消費を享受するのは都市部の中流階級以上に限られており、他の多くの国民は貧困にあえいでいた。言い換えれば、第一の消費社会は「消費格差」という矛盾を孕んでいたのであり、その矛盾を解決し、全国のより多くの国民に消費を享受する機会をもたらしたのが、第二の消費社会であったといえる。
第二の消費社会においては、本格的な近代工業化の進展によって、生活の隅々にわたって大量生産品が普及していった。p.21
第三の消費社会は「1975年から2004年の丸三十年間p.31」
低成長、マイナス成長の時代であり、「この時代の特徴は、・・・・消費の単位が家族から個人へと変化し始めたことp.28」
第四の消費社会は「2005年から34丸三十年間p.31」
「98年から自殺者が増加し、今日に至るまで毎年三万人以上の自殺者を記録している。p.29」
「生産年齢人口」1995年をピークに以後減少し始めた。・・・人口自体が2007年をピークに以後減少し始めたp.30」
第一の消費社会から第二の消費社会への変遷により、消費は都市部より地方へ、中流階級より大衆へ拡大し、第三の消費社会において消費の単位は家族から個人へと変化して、消費は個人化・高級化した。
しかし、生まれた時から豊かな時代に育った団塊の世代ジュニアによって、消費のために物を追いかける時代は終わり、「第四の消費社会においては、言いp.226換えれば消費社会が最終的に成熟していく段階においては、物自体の所有に満足を求める傾向は弱まって、人とのつながりに対する充足を求める傾向が強まること、物は、人とのつながりをつくるための手段に過ぎなくなるだろうp.226」
こうして、分かち合い、つながっていくことが消費の目的となっていくと著者は言う。
著者の「消費の流れ」の予想によると、グローバル化、市場化の影響により、格差は拡大し、貧困層は増加していく。そして、人口の減少により経済は間違いなく縮小の方向へ向かっていくはずだ。その中で、若者たちはつながりを作って助け合い分かち合って生きていくのだろうか。
「第四の消費社会」が貧しい若者たちのセーフティネットとなっていくことを祈るのみである。政策的にも経済回復一辺倒よりも、消費の流れに沿ったたつながりのある社会づくりを進めていく時代になってきたのではないだろうか。
「下流社会」により、社会の見方における新たな視点を提供した著者による、「消費」の在り方の変化による社会の転換を示唆したこの著書は、すでに多くの識者が引用する必読文献になってきている。内容も非常におもしろくおすすめである。
最後のセゾングループを作り上げた辻井清氏との対談が非常におもしろい。「経済界のえらいさんは自分が成功してきた過去の社会にとらわれているから、新しい動きなど見たくない人たちでトレンドなんか絶対に読めない」と指折級の成功者である財界人の辻井氏自身が語っている。すべてのサラリーマンはこれを心しておくべきだろう。つまり、大企業であるほど、トップは時代の流れが読めないということである。
日清、日露戦争に勝ち、第一次対戦の戦時需要で日本は好景気に沸いたp.14
大都市の人口が増加したために、大都市部では消費が拡大し、昭和初期にかけて大都市に大衆消費社会が誕生することになる。これが第一の消費社会である。p.15
第二の消費社会は1945年〜1974年
1929年の大恐慌、戦中、戦後の耐乏生活を経て、日本は復興を遂げ、そして高度経済成長期が訪れる。p.18
第一の消費社会では、その消費を享受するのは都市部の中流階級以上に限られており、他の多くの国民は貧困にあえいでいた。言い換えれば、第一の消費社会は「消費格差」という矛盾を孕んでいたのであり、その矛盾を解決し、全国のより多くの国民に消費を享受する機会をもたらしたのが、第二の消費社会であったといえる。
第二の消費社会においては、本格的な近代工業化の進展によって、生活の隅々にわたって大量生産品が普及していった。p.21
第三の消費社会は「1975年から2004年の丸三十年間p.31」
低成長、マイナス成長の時代であり、「この時代の特徴は、・・・・消費の単位が家族から個人へと変化し始めたことp.28」
第四の消費社会は「2005年から34丸三十年間p.31」
「98年から自殺者が増加し、今日に至るまで毎年三万人以上の自殺者を記録している。p.29」
「生産年齢人口」1995年をピークに以後減少し始めた。・・・人口自体が2007年をピークに以後減少し始めたp.30」
第一の消費社会から第二の消費社会への変遷により、消費は都市部より地方へ、中流階級より大衆へ拡大し、第三の消費社会において消費の単位は家族から個人へと変化して、消費は個人化・高級化した。
しかし、生まれた時から豊かな時代に育った団塊の世代ジュニアによって、消費のために物を追いかける時代は終わり、「第四の消費社会においては、言いp.226換えれば消費社会が最終的に成熟していく段階においては、物自体の所有に満足を求める傾向は弱まって、人とのつながりに対する充足を求める傾向が強まること、物は、人とのつながりをつくるための手段に過ぎなくなるだろうp.226」
こうして、分かち合い、つながっていくことが消費の目的となっていくと著者は言う。
著者の「消費の流れ」の予想によると、グローバル化、市場化の影響により、格差は拡大し、貧困層は増加していく。そして、人口の減少により経済は間違いなく縮小の方向へ向かっていくはずだ。その中で、若者たちはつながりを作って助け合い分かち合って生きていくのだろうか。
「第四の消費社会」が貧しい若者たちのセーフティネットとなっていくことを祈るのみである。政策的にも経済回復一辺倒よりも、消費の流れに沿ったたつながりのある社会づくりを進めていく時代になってきたのではないだろうか。
「下流社会」により、社会の見方における新たな視点を提供した著者による、「消費」の在り方の変化による社会の転換を示唆したこの著書は、すでに多くの識者が引用する必読文献になってきている。内容も非常におもしろくおすすめである。
最後のセゾングループを作り上げた辻井清氏との対談が非常におもしろい。「経済界のえらいさんは自分が成功してきた過去の社会にとらわれているから、新しい動きなど見たくない人たちでトレンドなんか絶対に読めない」と指折級の成功者である財界人の辻井氏自身が語っている。すべてのサラリーマンはこれを心しておくべきだろう。つまり、大企業であるほど、トップは時代の流れが読めないということである。
2015年6月4日に日本でレビュー済み
著者の定義する消費社会の各段階を裏付ける要素や推測には疑問点もあるが、
こうではないか?と突っ込みつつ読むヒントとした。
社会学の領域から引用された文章、各界諸氏のインタビューも興味深い。
消費社会年表も著者の得意分野に偏ったものではあるが、一望できるのは便利で、
これから来たるべき社会や、自分の生活の過去と将来とを考える材料になる。(3.5点)
こうではないか?と突っ込みつつ読むヒントとした。
社会学の領域から引用された文章、各界諸氏のインタビューも興味深い。
消費社会年表も著者の得意分野に偏ったものではあるが、一望できるのは便利で、
これから来たるべき社会や、自分の生活の過去と将来とを考える材料になる。(3.5点)
2020年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
違う商品が届いて最悪でした
2012年4月18日に日本でレビュー済み
著者の本を以前読んだ事がありましたが、下流を馬鹿にするような内容で弱者を馬鹿にする人の本は2度と読まないと思い、著者の本でちょっと興味がある内容でもずっと買っていませんでした。
きっと又、弱者を馬鹿にした内容と想像していたため買うか少し迷いましたが、内容にすごく興味があったので買ってみました。読んでみて同じ人が書いている内容とは思えない変わりぶりに驚きました。
様々な統計データを基に時代や世代ごとの消費を説明しており、現在がどの方向に向かっているかがすごくわかりやすく説明してあります。どの世代の人が読んでも勉強になる1冊だと思います。
この本の批判する部分が自分には思いつかないので、逆に評価の低いレビューを書く人は何に不満を持つのかを知りたいとさえ思います。
きっと又、弱者を馬鹿にした内容と想像していたため買うか少し迷いましたが、内容にすごく興味があったので買ってみました。読んでみて同じ人が書いている内容とは思えない変わりぶりに驚きました。
様々な統計データを基に時代や世代ごとの消費を説明しており、現在がどの方向に向かっているかがすごくわかりやすく説明してあります。どの世代の人が読んでも勉強になる1冊だと思います。
この本の批判する部分が自分には思いつかないので、逆に評価の低いレビューを書く人は何に不満を持つのかを知りたいとさえ思います。