著者の自己啓発書への考え方はあまり好きではない。
途中で挫折しそうになりましたが、弟さんの話のところから日本的な労働価値観も含めて非常に興味深い話となる。なぜ最初にあまり好きではないと書いたのか、それは、自己啓発書で学び成長し、成功している人を何人も知っているからだ。自分は、もし自己啓発書を知らなければ、もっと違った人生であったであろうと考える。
自己啓発書を読んだ人が全員思い通りの成功をできるわけではないが、成功している人の中には自己啓発書を経て参考にして成功している人もいる。
自己啓発書と個人への影響は、その本を何回読んで咀嚼して身に着けたかであろう。
考え方の基礎を学び悔いの無い人生に出来るかであろう。
この本では、労働に対する価値観等の再認識が出来る。人それぞれの自分らしい価値観と納得のいく人生を送るためにも、海外の労働価値観に対する歴史的背景や環境なども参考に出来ると考えます。
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キャリアポルノは人生の無駄だ (朝日新書) 新書 – 2013/6/13
谷本真由美(@May_Roma)
(著)
自己啓発書を「キャリアポルノ」と呼び、その依存症が日本の労働環境の特殊性からくることを、
欧米と比較しつつ毒舌とユーモア、実例たっぷりに論じ、疲れぎみの就活学生・若手ビジネスマンにエールを送る。
約4万5千のフォロワー数でビジネスパーソンから絶大な支持を受ける、
ロンドン在住でITビジネスの最前線で働く元国連職員、May_Romaさんの初新書。
facebookで7千以上「いいね! 」が押され、4千以上リツイートされたブログ記事の書籍化。
【目次】
第1章―「自己啓発書」は「キャリアポルノ」だ
・「自己啓発書」とは何か?
・「自己啓発所」の特徴――下品、字が少ない、余白が多い
~など、計5項目
第2章―人生は何故「キャリアポルノ」を必要とするのか
・「キャリアポルノ」はドラッグの代わり
・「キャリアポルノ」のターゲット
・「キャリアポルノ」の問題点
・実は成功していないキャリアポルノの著者
・自己啓発にすがる日本の20~30代の若者たち
・非正規雇用の恐怖
~など、計16項目
第3章―私はどのようにしてmay_romaになったか
・実は「競争命」の日本的な労働観
・海外に脱出して、日本的な労働観から抜け出るまで
・“仕事命"の脳が半分ない男性
~など、計7項目
第4章―“労働"とは何か ・働くことが「自己実現」ではない
・「自己実現」を働くことだけに求めてしまう日本人
・職場にとっても不幸な「働くこと」=「自己実現」
~など、計7項目
第5章―人生を楽しむための具体的な方法
・私は私、あなたはあなた、成功者は成功者と自覚する
・自分を受け入れる
・キャリアポルノにはノウハウや努力のすべてが書かれているわけではない
~など。計11項目
欧米と比較しつつ毒舌とユーモア、実例たっぷりに論じ、疲れぎみの就活学生・若手ビジネスマンにエールを送る。
約4万5千のフォロワー数でビジネスパーソンから絶大な支持を受ける、
ロンドン在住でITビジネスの最前線で働く元国連職員、May_Romaさんの初新書。
facebookで7千以上「いいね! 」が押され、4千以上リツイートされたブログ記事の書籍化。
【目次】
第1章―「自己啓発書」は「キャリアポルノ」だ
・「自己啓発書」とは何か?
・「自己啓発所」の特徴――下品、字が少ない、余白が多い
~など、計5項目
第2章―人生は何故「キャリアポルノ」を必要とするのか
・「キャリアポルノ」はドラッグの代わり
・「キャリアポルノ」のターゲット
・「キャリアポルノ」の問題点
・実は成功していないキャリアポルノの著者
・自己啓発にすがる日本の20~30代の若者たち
・非正規雇用の恐怖
~など、計16項目
第3章―私はどのようにしてmay_romaになったか
・実は「競争命」の日本的な労働観
・海外に脱出して、日本的な労働観から抜け出るまで
・“仕事命"の脳が半分ない男性
~など、計7項目
第4章―“労働"とは何か ・働くことが「自己実現」ではない
・「自己実現」を働くことだけに求めてしまう日本人
・職場にとっても不幸な「働くこと」=「自己実現」
~など、計7項目
第5章―人生を楽しむための具体的な方法
・私は私、あなたはあなた、成功者は成功者と自覚する
・自分を受け入れる
・キャリアポルノにはノウハウや努力のすべてが書かれているわけではない
~など。計11項目
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2013/6/13
- ISBN-104022735082
- ISBN-13978-4022735089
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2013/6/13)
- 発売日 : 2013/6/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 227ページ
- ISBN-10 : 4022735082
- ISBN-13 : 978-4022735089
- Amazon 売れ筋ランキング: - 409,116位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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Twitterでは@May_Roma (めいろま)として知られる論客。
ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連専門機関情報専門官、外資系金融機関などを経て、ITコンサルタント。
専門はITガバナンス、プロセス改善、内部統制、IT政策調査等。
シラキュース大学大学院国際関係論修士、情報管理学修士。
神奈川県央出身。ロンドンと日本を往復しながら生活。
趣味はハードロック/ヘビーメタル、ミリタリー、温泉。
ツイッター→ http://twitter.com/May_Roma
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2023年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私も、結構、読んでいます。今の所、ビジネス書や自己啓発書を読んで、
自分の人生がよくなった感じは、全くしません。
ただ、ビジネス書や自己啓発書の根底に流れる「○○すれば、△△になる」という論理は、
非常に魅力的だと思います。
ビジネス書や自己啓発書の多くが、自分が「知っている言葉」で書かれています。
「知っている」ものを繰り返し「知ろう」としてしまうのが、不思議ですが、
そこには、人間の本能が悪い意味で働いているかもしれません。
「なんとなく読むと気分がよくなる」著者が、それらを、
キャリアポルノというのは、非常に的を得た表現だと思います。
ビジネス書は、自己啓発書の多くが、とにかく「わかりやすい」。
私たちは、良い意味でも、悪い意味でも、
「わかりやすいもの」に対して、非常に魅力を感じてしまいます。
不謹慎な言い方ですが、
もし、ビジネス書や自己啓発書が、アルコールやギャンブルのように、
「依存症」を引き起こし、カラダに害を及ぼす研究が出たら、どうなるでしょうか?
「ビジネス書や自己啓発書を好んで読む人は、そうでない人に比べて、30%ほど、幸せを感じにくくなり、
仕事上でも25%多くトラブルを引き起こす可能性が高まります」
こういう結果が出たら、どうなるでしょうか?
ビジネス書や自己啓発書を読むことで、
「健全な思考」ができなくなり、「わかりやすい論理」を信仰するようになったら、
どうだろうか?この社会のあまりに複雑な出来事に対応できなくなるんじゃないのか?
ビジネス書の読者層は200万人と言われるが、手に取る理由は、様々だと思う。
①仕事上での必要性であったり、
②何かのスキルアップを目指している上での参考だったり、
③単純に「読むことが」自己目的化した娯楽であったりと、
④何か問題にぶつかり、その「答え」を知りたいがためだったり、
また、ビジネス書や自己啓発書は、そういった需要に対して、
「答え」を提示してくれる。しかし、その「答え」は、もちろん、
何も根拠のない「著者の思いつき」の場合が多く、ほとんどが、
何も参考にならない。
そういったビジネス書や、自己啓発書に書かれいるノウハウを
実行しても、ほとんどが、続かない。
また「続ける方法」などのビジネス書も多数出ているので、
いくらでも、自分が知りたい「答え」を知ることができる。
しかし、それらの「答え」は、厳密な意味での「答え」ではない。
学問的手順を踏んだ論理的思考や事例研究を行えばわかる通り、
世の中の数ある問題の中で、「答え」が出る方が、圧倒的に少ない。
それは、未だに、どうすればダイエットに成功できるか?の「答え」が出ていないと同じだ。
数多あるダイエット法は、数多あるビジネス書・自己啓発書で書かれているソリューションと、
本質的には同じだ。効果があるかもしれないが、それが絶対ではない。
また、効果があると思った方法が、実は、多くの問題を孕んであったりする。
人間は、飽きる。
これは、脳の仕組みがそうなっているから仕方がない。
ずっと同じことをやって、幸せを感じ、それがずっと刺激的で、ずっと興奮することはない。
最近の脳科学の成果では、「情報」は報酬刺激、
つまり脳の中の神経伝達物質の放出をもたらす興奮性刺激物として考えられている。
その神経伝達物資をドーパミンという。
その特性として、同じ刺激を受け続けた場合、
その放出量は、どんどん減ることがわかっている。
つまり、興奮しなくなる。
「以前は、あんなに面白いものだと思ったのに、なぜ、つまらなく感じてしまうんだろう?」という問いを持つ人は、結構いる。
また、「最近、生活に新鮮味を感じられない、どうしよう?」という人もいる。
答えは、「ほとんどの人間は、そう感じるから、その問いを持って、当たり前だ」である。一部の例外はあるかもしれない。毎日、全く同じことをしても永遠に幸福に感じられる人、それを死ぬまでに続けられる人は、探したらいるかもしれない。しかし、普通の人間は、同じことをしていたら飽きるし、同じ場所で生活していたら、飽きるし、同じ仕事、同じ人間関係、同じようなモノを食べたり、買っていても、飽きてくる。
そこで、人間は、異なる刺激を求める。そうすると「気持ちよくなる」と本能的に知ってるからだ。
この論理は、自己啓発書やビジネス書にも言える。
同じビジネス書を20年読む人は、まずいない。「この本は、自分のバイブルです!」という人は、
よく言うが、毎日、毎日、その本を読む人はいない。なぜか、上記と同じで「飽きる」からである。
そこで、違った本を読みたくなる。そっちの方が、気持ちよくなるからである。
ただ、考えてほしいのは、そういった、次から、次へと、何も考えずに、本を読むことは
果たして、「読書」なんだろうか?もちろん、世間的には、「よく読んでいるな」「本好きなんだな」と思ってもらえるが、その行為は、アルコールがないと不安になって、ついつい飲んじゃう人や、パチンコ店の前を通るだけで、1000円だけ遊ぼうと思い、2万負けた人と、本質的には同じなんじゃないだろうか。
つまり、自己啓発書やビジネス書に「依存」しているだけなんじゃないだろうか。
個人的には、自己啓発書、ビジネス書、多くの新書や文庫、単行本は、読んでも知識になんて増えないし、知能指数も上がらない、それでもちろん何か問題が解決されることもないし、人生が上向くこともないと思う。そういう「期待」をしている人は、また、そういう「目的」を持っている人は、多いかもしれないが、そういった期待や目的に対して、
ビジネス書は、自己啓発書は、表面上は回答を与えくれるが、よくよく考えると、
そんなものは、何も根拠もなく、効果もないものだったりする。
ビジネス書や自己啓発書を好んで読む人に伝えたいのは、
いったん振り返ったらどうだろうかということだ。そして、あらためて、
自分が抱える問題を考え、直視し、悩み、苦しんで、
自分なりの考察と行動をしてみたらどうだろうか?
それらを行った後で、また、改めて、ビジネス書や自己啓発書、そして、
世の中にある「わかりやすいモノ」に対して、触れ合ってみたらよいと思う。
そうすると、以前とは違った考えを持ち、自分の世界が変わるかもしれない。
自分の人生がよくなった感じは、全くしません。
ただ、ビジネス書や自己啓発書の根底に流れる「○○すれば、△△になる」という論理は、
非常に魅力的だと思います。
ビジネス書や自己啓発書の多くが、自分が「知っている言葉」で書かれています。
「知っている」ものを繰り返し「知ろう」としてしまうのが、不思議ですが、
そこには、人間の本能が悪い意味で働いているかもしれません。
「なんとなく読むと気分がよくなる」著者が、それらを、
キャリアポルノというのは、非常に的を得た表現だと思います。
ビジネス書は、自己啓発書の多くが、とにかく「わかりやすい」。
私たちは、良い意味でも、悪い意味でも、
「わかりやすいもの」に対して、非常に魅力を感じてしまいます。
不謹慎な言い方ですが、
もし、ビジネス書や自己啓発書が、アルコールやギャンブルのように、
「依存症」を引き起こし、カラダに害を及ぼす研究が出たら、どうなるでしょうか?
「ビジネス書や自己啓発書を好んで読む人は、そうでない人に比べて、30%ほど、幸せを感じにくくなり、
仕事上でも25%多くトラブルを引き起こす可能性が高まります」
こういう結果が出たら、どうなるでしょうか?
ビジネス書や自己啓発書を読むことで、
「健全な思考」ができなくなり、「わかりやすい論理」を信仰するようになったら、
どうだろうか?この社会のあまりに複雑な出来事に対応できなくなるんじゃないのか?
ビジネス書の読者層は200万人と言われるが、手に取る理由は、様々だと思う。
①仕事上での必要性であったり、
②何かのスキルアップを目指している上での参考だったり、
③単純に「読むことが」自己目的化した娯楽であったりと、
④何か問題にぶつかり、その「答え」を知りたいがためだったり、
また、ビジネス書や自己啓発書は、そういった需要に対して、
「答え」を提示してくれる。しかし、その「答え」は、もちろん、
何も根拠のない「著者の思いつき」の場合が多く、ほとんどが、
何も参考にならない。
そういったビジネス書や、自己啓発書に書かれいるノウハウを
実行しても、ほとんどが、続かない。
また「続ける方法」などのビジネス書も多数出ているので、
いくらでも、自分が知りたい「答え」を知ることができる。
しかし、それらの「答え」は、厳密な意味での「答え」ではない。
学問的手順を踏んだ論理的思考や事例研究を行えばわかる通り、
世の中の数ある問題の中で、「答え」が出る方が、圧倒的に少ない。
それは、未だに、どうすればダイエットに成功できるか?の「答え」が出ていないと同じだ。
数多あるダイエット法は、数多あるビジネス書・自己啓発書で書かれているソリューションと、
本質的には同じだ。効果があるかもしれないが、それが絶対ではない。
また、効果があると思った方法が、実は、多くの問題を孕んであったりする。
人間は、飽きる。
これは、脳の仕組みがそうなっているから仕方がない。
ずっと同じことをやって、幸せを感じ、それがずっと刺激的で、ずっと興奮することはない。
最近の脳科学の成果では、「情報」は報酬刺激、
つまり脳の中の神経伝達物質の放出をもたらす興奮性刺激物として考えられている。
その神経伝達物資をドーパミンという。
その特性として、同じ刺激を受け続けた場合、
その放出量は、どんどん減ることがわかっている。
つまり、興奮しなくなる。
「以前は、あんなに面白いものだと思ったのに、なぜ、つまらなく感じてしまうんだろう?」という問いを持つ人は、結構いる。
また、「最近、生活に新鮮味を感じられない、どうしよう?」という人もいる。
答えは、「ほとんどの人間は、そう感じるから、その問いを持って、当たり前だ」である。一部の例外はあるかもしれない。毎日、全く同じことをしても永遠に幸福に感じられる人、それを死ぬまでに続けられる人は、探したらいるかもしれない。しかし、普通の人間は、同じことをしていたら飽きるし、同じ場所で生活していたら、飽きるし、同じ仕事、同じ人間関係、同じようなモノを食べたり、買っていても、飽きてくる。
そこで、人間は、異なる刺激を求める。そうすると「気持ちよくなる」と本能的に知ってるからだ。
この論理は、自己啓発書やビジネス書にも言える。
同じビジネス書を20年読む人は、まずいない。「この本は、自分のバイブルです!」という人は、
よく言うが、毎日、毎日、その本を読む人はいない。なぜか、上記と同じで「飽きる」からである。
そこで、違った本を読みたくなる。そっちの方が、気持ちよくなるからである。
ただ、考えてほしいのは、そういった、次から、次へと、何も考えずに、本を読むことは
果たして、「読書」なんだろうか?もちろん、世間的には、「よく読んでいるな」「本好きなんだな」と思ってもらえるが、その行為は、アルコールがないと不安になって、ついつい飲んじゃう人や、パチンコ店の前を通るだけで、1000円だけ遊ぼうと思い、2万負けた人と、本質的には同じなんじゃないだろうか。
つまり、自己啓発書やビジネス書に「依存」しているだけなんじゃないだろうか。
個人的には、自己啓発書、ビジネス書、多くの新書や文庫、単行本は、読んでも知識になんて増えないし、知能指数も上がらない、それでもちろん何か問題が解決されることもないし、人生が上向くこともないと思う。そういう「期待」をしている人は、また、そういう「目的」を持っている人は、多いかもしれないが、そういった期待や目的に対して、
ビジネス書は、自己啓発書は、表面上は回答を与えくれるが、よくよく考えると、
そんなものは、何も根拠もなく、効果もないものだったりする。
ビジネス書や自己啓発書を好んで読む人に伝えたいのは、
いったん振り返ったらどうだろうかということだ。そして、あらためて、
自分が抱える問題を考え、直視し、悩み、苦しんで、
自分なりの考察と行動をしてみたらどうだろうか?
それらを行った後で、また、改めて、ビジネス書や自己啓発書、そして、
世の中にある「わかりやすいモノ」に対して、触れ合ってみたらよいと思う。
そうすると、以前とは違った考えを持ち、自分の世界が変わるかもしれない。
2013年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3時間ほどで読めた。
著者の過去が少し垣間見れた本である。
著者自身、20代は競争に晒され自己啓発本を読みあさり仕事をしていたそう。
家族の病気や事故を通して、働くとはなんなのか考えるようになったそうだ。
そして、欧州で仕事を通して日本や欧米とは違う労働観に触れてMay_Romaになった。
ちきりんのゆるく考えようの本と似ている気がする。
無理に競争をせず人生を楽しもうって意見。
しかしメイロマさんもちきりんさんもおそらく40前後である程度をキャリアを獲得したのは、それは20代の競争のおかげではないだろうか。
ちきりんさんなんて20,30代に激務をこなして40代でリタイアって感じがする。
本人達のキャリアは努力や競争を通して獲得したと思われるので、それを否定するのはずるい気持ちがする。
別に20代のうちに仕事に打ち込むのは悪くない気がするけど、、
非雇用の自動車工場勤務の人が台湾の自動車企業では立派な経歴だと言われて正社員になった記事をクーリエジャポンで読んだことある。
自殺するまで思い詰めずに仕事頑張るのは悪いことではないよね。
それに仕事はすればするほどスキルが身に付くと思う。
なので、自己啓発本を読んで意識を高くさせて、仕事に打ち込むのは正攻法のようにも思えるのですが、、
たとえ効率的に仕事を早く終わらしたとしても、また新しい仕事が振ってくるから早く帰れるとは限らないと思う。
仕事ができる人に仕事が集中するのだから。
仕事ができる人が一番仕事をするサイクルはどこも変わらない気がする。
30後半、40以降でラクをする為には20代は頑張れるなら自己啓発本読もうが問題ない気がするのです。
middle age(agesじゃない!)の方々が読むのはどうかと思いますが、、、、
ーーーーー再読ーーーーーー
1時間ほどで読めた。
ツイッター芸人のMay_Romaさんが自己啓発本をdisった自己啓発本だ。
本が出版されても日本の書店では相変わらず自己啓発本が絶好調です。
そしてこの本を読んだ人も絶好調に自己啓発本を今でも読み続けているのでしょう。
日本ではいつまでも続くラットレースをしなければいけない社会人がいる限り、
自己啓発本の人気は絶大でしょう。
お金や成功や仕事や会社、
それが中心の生活から抜け出す生き方ができる日が来るのでしょうか。
仕事の話はやめるだけでも変われそう。
著者の過去が少し垣間見れた本である。
著者自身、20代は競争に晒され自己啓発本を読みあさり仕事をしていたそう。
家族の病気や事故を通して、働くとはなんなのか考えるようになったそうだ。
そして、欧州で仕事を通して日本や欧米とは違う労働観に触れてMay_Romaになった。
ちきりんのゆるく考えようの本と似ている気がする。
無理に競争をせず人生を楽しもうって意見。
しかしメイロマさんもちきりんさんもおそらく40前後である程度をキャリアを獲得したのは、それは20代の競争のおかげではないだろうか。
ちきりんさんなんて20,30代に激務をこなして40代でリタイアって感じがする。
本人達のキャリアは努力や競争を通して獲得したと思われるので、それを否定するのはずるい気持ちがする。
別に20代のうちに仕事に打ち込むのは悪くない気がするけど、、
非雇用の自動車工場勤務の人が台湾の自動車企業では立派な経歴だと言われて正社員になった記事をクーリエジャポンで読んだことある。
自殺するまで思い詰めずに仕事頑張るのは悪いことではないよね。
それに仕事はすればするほどスキルが身に付くと思う。
なので、自己啓発本を読んで意識を高くさせて、仕事に打ち込むのは正攻法のようにも思えるのですが、、
たとえ効率的に仕事を早く終わらしたとしても、また新しい仕事が振ってくるから早く帰れるとは限らないと思う。
仕事ができる人に仕事が集中するのだから。
仕事ができる人が一番仕事をするサイクルはどこも変わらない気がする。
30後半、40以降でラクをする為には20代は頑張れるなら自己啓発本読もうが問題ない気がするのです。
middle age(agesじゃない!)の方々が読むのはどうかと思いますが、、、、
ーーーーー再読ーーーーーー
1時間ほどで読めた。
ツイッター芸人のMay_Romaさんが自己啓発本をdisった自己啓発本だ。
本が出版されても日本の書店では相変わらず自己啓発本が絶好調です。
そしてこの本を読んだ人も絶好調に自己啓発本を今でも読み続けているのでしょう。
日本ではいつまでも続くラットレースをしなければいけない社会人がいる限り、
自己啓発本の人気は絶大でしょう。
お金や成功や仕事や会社、
それが中心の生活から抜け出す生き方ができる日が来るのでしょうか。
仕事の話はやめるだけでも変われそう。
2013年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自己啓発書やセミナーの例を出して、批判している点は面白かったです。
あとは、日本社会はなんでもかんでも競争する社会だと指摘している部分も良かったです。
しかし、読書後にこの本のタイトルにあるキャリアポルノという言葉を使いたいとは思わなかったです。
気になる点をいくつか書きます。
まず、イタリアの働き方に疑問はあります。
仕事中に、喫茶店で飲食しながらプライベートな話をするのは人間味があると書かれていて、電車で運転手は恋人を連れ込みながら仕事をしているようです。
著者は、このイタリアのような働き方を褒めていますがどうでしょうか?
ラテン系のイタリアでは、ナポリのゴミ放置や犯罪や強盗なども多くて、ヨーロッパの国の中では危ないと思います。
それなのに、なぜ、ネガティブな話を一切語らずに良い部分だけピックアップしたので、逆に怪しいと勘繰ってしまいました。
他にも著者は、スポーツ全般が嫌いらしいのに自己啓発書の例でイチローを出すのはおかしいです。
>>キャッチボールを練習しても誰もがイチローさんになることはできません。スポーツだとそれがわかるのに、仕事に関してはそれがわからない人がキャリアポルノを買うのです。
これは明らかに、的を外れた言葉ですね。
まずプロ野球選手になるにはどうすればいいのだろうから始まって、人気球団のレギュラーになるにはどれほどの努力が必要なのかや、そこまで選手として育つまでに優秀なコーチと巡り会えるだけの人脈もないといけないのです。
それをキャッチボールだけで、プロ野球選手を語るなんて明らかにセンスないです。
最後の方のページで、
>>周囲や会社の仕組みが悪いのではなく、あなたの性格や素行の悪さ、さらには能力不足に問題があるとします。
キャリアポルノを読んだあなたは「私は悪くない。これは会社の仕組みが悪いのだ。そして、この困難は学びなのだ」と自分に言い聞かせてしまいます。
全ての人間がそうじゃないし、決めつけないでほしいですね。
しかも著者は、残業しないで体を大事にして働くようにと主張しているのに、能力不足だと切り捨ててしまっているのです。職場には、性格や素行の悪い人もいるし、せっかく入社したのに能力不足だからあきらめろなら自殺するしかないですよね。
著者に質問したいんだけど、イタリアなら能力不足の社員はその後どうするのか? という突っ込みも出来てしまいます。
しかもあんなに、日本人の仕事中心の生活で残業ばかりしていて、なおかつ職場で自己実現をしようとしているのはおかしいと強調までしていました。
じゃあ、著者の好きなイタリアの喫茶店で身内が死んで葬式をやったと言えば、可哀想だと同情はされるけどお金は一円も貰えないと思います。
これが、日本だと正社員の親が死んだや子供が産まれたとかだと、香典や祝い金などを貰えるのです。しかも、人事の扱いによって取締役・部長は金額が大きくて、平社員はクラスによって金額は小さくなるのです。
福利厚生や年金やボーナスでも、差は出るのですね。
バイトや派遣になると、香典や祝い金などは一切ないのです。
日本では、同じ仕事をしても正社員・派遣・バイトでは時給は異なるのです。
こんな社会では、誰だって仕事中心に生きていくと思います。
ようするに、著者は自分の主張を正当化するために細かい比較などをしないで都合の良い部分だけ表示するので説得力はないのです。
自己啓発書を全部説明して、批判するくせに、この本自体に矛盾点や問題点は少なくないと思いました。
やはり、他者の批判は難しいので、あと2回くらい推敲した方が良かったのではないかというので星3つにしました。
あとは、日本社会はなんでもかんでも競争する社会だと指摘している部分も良かったです。
しかし、読書後にこの本のタイトルにあるキャリアポルノという言葉を使いたいとは思わなかったです。
気になる点をいくつか書きます。
まず、イタリアの働き方に疑問はあります。
仕事中に、喫茶店で飲食しながらプライベートな話をするのは人間味があると書かれていて、電車で運転手は恋人を連れ込みながら仕事をしているようです。
著者は、このイタリアのような働き方を褒めていますがどうでしょうか?
ラテン系のイタリアでは、ナポリのゴミ放置や犯罪や強盗なども多くて、ヨーロッパの国の中では危ないと思います。
それなのに、なぜ、ネガティブな話を一切語らずに良い部分だけピックアップしたので、逆に怪しいと勘繰ってしまいました。
他にも著者は、スポーツ全般が嫌いらしいのに自己啓発書の例でイチローを出すのはおかしいです。
>>キャッチボールを練習しても誰もがイチローさんになることはできません。スポーツだとそれがわかるのに、仕事に関してはそれがわからない人がキャリアポルノを買うのです。
これは明らかに、的を外れた言葉ですね。
まずプロ野球選手になるにはどうすればいいのだろうから始まって、人気球団のレギュラーになるにはどれほどの努力が必要なのかや、そこまで選手として育つまでに優秀なコーチと巡り会えるだけの人脈もないといけないのです。
それをキャッチボールだけで、プロ野球選手を語るなんて明らかにセンスないです。
最後の方のページで、
>>周囲や会社の仕組みが悪いのではなく、あなたの性格や素行の悪さ、さらには能力不足に問題があるとします。
キャリアポルノを読んだあなたは「私は悪くない。これは会社の仕組みが悪いのだ。そして、この困難は学びなのだ」と自分に言い聞かせてしまいます。
全ての人間がそうじゃないし、決めつけないでほしいですね。
しかも著者は、残業しないで体を大事にして働くようにと主張しているのに、能力不足だと切り捨ててしまっているのです。職場には、性格や素行の悪い人もいるし、せっかく入社したのに能力不足だからあきらめろなら自殺するしかないですよね。
著者に質問したいんだけど、イタリアなら能力不足の社員はその後どうするのか? という突っ込みも出来てしまいます。
しかもあんなに、日本人の仕事中心の生活で残業ばかりしていて、なおかつ職場で自己実現をしようとしているのはおかしいと強調までしていました。
じゃあ、著者の好きなイタリアの喫茶店で身内が死んで葬式をやったと言えば、可哀想だと同情はされるけどお金は一円も貰えないと思います。
これが、日本だと正社員の親が死んだや子供が産まれたとかだと、香典や祝い金などを貰えるのです。しかも、人事の扱いによって取締役・部長は金額が大きくて、平社員はクラスによって金額は小さくなるのです。
福利厚生や年金やボーナスでも、差は出るのですね。
バイトや派遣になると、香典や祝い金などは一切ないのです。
日本では、同じ仕事をしても正社員・派遣・バイトでは時給は異なるのです。
こんな社会では、誰だって仕事中心に生きていくと思います。
ようするに、著者は自分の主張を正当化するために細かい比較などをしないで都合の良い部分だけ表示するので説得力はないのです。
自己啓発書を全部説明して、批判するくせに、この本自体に矛盾点や問題点は少なくないと思いました。
やはり、他者の批判は難しいので、あと2回くらい推敲した方が良かったのではないかというので星3つにしました。