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日本より幸せな アメリカの下流老人 (朝日新書) 新書 – 2016/9/13

3.6 5つ星のうち3.6 17個の評価

全米を徹底取材。
日本より米国の老人のほうが圧倒的に「幸せ」。
おどろくべき「日米老後格差」が明らかに! !

何十年まじめに働いたのに、老後に年金で
暮らせない人は米国では、まずありえない。
そして「下流老人」に関しても福祉は手厚い。

――米国の下流老人」が受けられる手厚い福祉
●月額約800ドルの生活扶助、審査はかんたん
●病気になれば高齢者向け「公的医療保険」
●収入の3割払えば「シニア住宅」に入れる
●食えない人に月150ドルの食糧クーポン
●無料で食事、掃除、洗濯、通院などの支援

中間層には徹底した自助努力を求める一方で、
貧困に転落した高齢者にはあたたかい米国。
生活保護を受けるだけで白眼視される日本。

北欧は無理でも、米国のレベルになぜ及ばないのか。
どうすれば日本の高齢者が救われるのか。
「現場」発の新しいヒントと提案が満載。

(目次)
【第一章】 人生を謳歌する米国の下流老人
・米国の高齢者は不安が少なく、幸福度が高い
・「食料スタンプ」をもらい、ボートに住む
・無年金者には最低限の生活費が保障される
・低年金でも「家賃補助」があるので生活できる
・無料在宅支援を受けて「遺族年金」で暮らす
・「低年金でも交流場所があるから楽しい」
・実は高齢者の貧困率は日本よりずっと低い ほか

【第二章】 最後は国が助けてくれる安心感
・米国の中流老人の年金は結構手厚い
・「40年働いて年金で暮らせない」はあり得ない
・物価の安い地域に引っ越して余裕の老後を送る
・中流老人の心配は高額な医療費と介護費
・最後まで面倒をみてくれる「CCRC」が人気
・病気になっても医療・介護費はかからない ほか

【第三章】 日米社会「温かさ」の差
・NPOが「福祉機能」の一端を担う
・低所得者の生活と命を守るNPO
・運営面やサービスでの高いプロ意識
・日本より断然手厚いホームレス支援
・IT会社を辞め、貧困者支援を始めた男性
・「日本社会は高齢者や障害者に冷たい」
・高齢者の貧困と闘う「全米退職者協会」 ほか

【第四章】 世界一孤独な日本の老人
・孤立死が増え続ける本当の理由
・日本の高齢者の孤立度は世界最悪
・「孤独な下流老人」は早死しやすい
・下流老人の死亡率は上流老人の約3倍
・英国の支援団体「エイジUK」の取り組み
・高齢者の孤立は世界共通の問題
・米国で始まった高齢者の「新しい社会運動」
・隣人同士が助け合う体制づくり ほか

【第五章】 老人の幸せを米国から学ぶ
・米国の支援制度から日本が真似できること
・日本の社会保障制度は効率的でない
・生活保護を使いやすくするための制度見直し
・求められる「最低所得保障」制度
・米国では「定年制は年齢差別」として廃止
・「老後破産」を防ぐための自己防衛策
・生活をダウンサイズして、人間関係は豊かに
・老人が尊厳と希望をもてる社会の実現 ほか

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (2016/9/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/9/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 402273681X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022736819
  • 寸法 ‏ : ‎ 17.2 x 10.7 x 1.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 17個の評価

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矢部 武
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の主張は、アメリカでは中流老人は自助努力が必要とされ、破産に追い込まれる
ことがあるが、そうして下流に入ってしまえば、セーフティネットが充実しているの
で、幸せに生活できる、ということ。

日本にも下流老人に対して、生活保護という仕組みが該当するが、規制が強くなかなか
認定されない。アメリカでは、堂々と請求でき、家族扶養も問題にならず、あっけらか
んとしたもの。ただし、重病の医療費や介護は日本のほうが充実しているそうだ。

タイトルは間違いではないが、上記のような制度の違いがあるので、簡単にアメリカの
ほうが幸せと断定するわけにはいかない。実際、アメリカから日本へ里帰りしたケース
もあるそうだ。しかし、重病の医療費と介護を除けば、アメリカの老人のほうが幸せと
は言える。アメリカの老人の幸せ感は、日本の老人の不安感や絶望感とは無縁だ。

日本の老人の不安感が、老人の消費行動を抑え、カネが世の中に回らなくなっている。
増税は仕方ないだろう。増税により、老人への給付を行い、老人の不安をなくし、欧米
のように、老人が気楽にカネを使う社会にするしかない。結局のところ、老人にカネを
使わないわけにはいかないのだ。多少は無駄(高齢者の非倫理的なな延命など)が除去
できたとしても・・・・

アメリカでは、ボランティア組織が発達していること、地域、友人とのコミュニティが発達
していることも老人を幸せにしている。これをマネするのは容易なことではない。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
説明以上のきれいな状態で、とても満足して読んでいます。著者の説明どおり、我々の従来のアメリカ観というものは、資本主義が最も厳しくゆきついた先にある国では、貧困の状態は日本とは比較にならない程ひどいものと考えていた。しかしこの本を読んで、中間より下の下流層の人に対するセイフティネットの分厚さにとても驚いた。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は色々な本などの情報で、アメリカは世界一の格差大国と知らされていたので、本書の『日本より幸せなアメリカの下流老人』というタイトル名を見て思わず我が目を疑い、その理由を確かめずにはおれなくなった。 

『はじめに』によると、「米国は日本以上の格差社会だが、意外にも低所得高齢者は手厚く保護されている」とのことで、ではなぜそれが日本であまり知られていないかというと、「ある社会保障の専門家によれば、米国は福祉の国ではないという先入観が強いため、米国の社会保障制度についてはあまり研究対象にならないため、メディアも積極的に報道することはなく、結果的に人々に伝えられていない」ということのようだ。具体的には、米国は65歳以上の高齢者の貧困率は日本よりずっと低いのに対し、日本では無年金者が約100万人、基礎年金しか受給していない低年金者が約850万人もいるにもかかわらず、生活保護のハードルが高くてなかなか受給できず、生活保護が低所得高齢者の「セーフティネット」としての役割を果たしていないとしている。私は格差解消対策は、ヨーロッパから学ぶべきものだと思っていたが、まさか米国から学ばなけれならないとは夢にも思っていなかった。 

米国では、低所得高齢者に最低限の生活費を保障する補足的保障所得、最低限の食料を提供する「フードスタンプ」、収入の3割を払えば残りは政府が負担してくれる家賃補助、医療や介護をほぼ無料で受けられる公的医療扶助「メディケイド」などのセーフティネットが整っているだけでなく、多くのNPOが低所得高齢者の支援に大きな役割を担っているのだそうだ。また、中途半端にお金を持っている中流層にとっては厳しい社会かもしれないが、それでも、下流に転落した高齢者には、こうしたセーフティネットがあり、最後のところで国や州が助けてくれるという安心感をもてるとしている。 

それに対し日本は、下流老人が頼れるのは生活保護だけであるにもかかわらず、行政が保護費の抑制に躍起になるあまり、受給の要件について誤解を与えるような説明を行い、それによって、生活保護の申請を諦め、より悲惨な状況に追い込まれる下流老人が少なくなく、このような状況を反映してか、日本の生活保護の捕捉率は先進国の中で最低レベルにあり、生活保護を受給しているのは低所得高齢者のほんの一部だとし、生活保護制度の見直しも進めた上で、最低保障年金の仕組みを作ることを提案している。 

第三章で、日系人の高齢者支援団体設立者の「日本では、米国社会は弱肉強食で冷たいというイメージがあるようですが、高齢者や障害者に本当に冷たいのは日本の方ではないかという気がします」という懸念を紹介しているが、本書を読む限り、反論の余地が全くなく、納得せざるを得ないと思ってしまったし、『おわりに』で筆者が述べている「下流老人のセーフティネットを整えることがすべての高齢者に安心感を与え、結果的に消費の拡大や経済の成長にもつながるのではないか」、「高齢者が不安を感じている限り、貯蓄を消費に回そうとはしないだろうが、その不安を取り除くのは政府の役割ではないだろうか」という主張も、全くもってそのとおりだと思う。 
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月19日に日本でレビュー済み
アメリカは格差の大きい国で、下流老人はホームレスになったり
スラム街で暮らしたりして、最後は野垂れ死にするのかと思っていました。
 アメリカではボランティア活動が盛んで、寄付金も多いということは
聞いていました。しかし、下流老人に対する公的な支援も日本より手厚いとは
知らず、この本を読んで驚きました。
 アメリカは日本と違って「民衆が自ら戦って独立を勝ち取った国」であり、
「共産主義と闘う資本主義国のリーダー」でもあるので、意外と仲間意識が強く、
下流の人も生活できるように配慮しているのではないでしょうか。
 それに比べて、日本ではいまだに、「税金は『お上に搾り取られる年貢』だから
払いたくない」、「狭い国土に大勢住んでいるから、勤勉に働かないと生きて
いけない。働かずに生活保護で暮らす奴はクズ」という意識が強いのかも。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても気に入っての5つ星というわけではなく
多くの方に読んでいただきたいので5つにしました。
公的福祉のない辛い国だとの印象が強い米国ですが
お金持ちの寄付で運営される福祉団体も多いので
政府の制度だけでは測れない部分もありますし
それでなくても老人や貧困者には手厚いと思います。
日本の下流老人の生活と米国下流老人の生活の比較をして
日本の現状や制度を考えてみるのもいいと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
でも、どこまで信じていいのか、ちょっと迷います・・・・・・・
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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