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ゼーガペイン 忘却の女王 (朝日ノベルズ) 新書 – 2009/6/19
「生物としての人類が滅亡し、幻体と呼ばれるデータ化された人間たちがガルズオルムなる敵と戦っている未来の世界」――SFアニメ『ゼーガペイン』の基本設定を生かして書き下ろす、オリジナル・サイドストーリー。南極の中心部に墜落したガルズオルムの機動要塞の調査に赴いた主人公の敵との戦いと、機動要塞の中に保存されていた幻体の少女との悲劇に終わる恋物語を描く。イラストはこのアニメの原作者・幡池裕行。
- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2009/6/19
- ISBN-104022739177
- ISBN-13978-4022739179
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2009/6/19)
- 発売日 : 2009/6/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 263ページ
- ISBN-10 : 4022739177
- ISBN-13 : 978-4022739179
- Amazon 売れ筋ランキング: - 615,448位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30位朝日ノベルズ (本)
- - 44,658位新書
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ただのスピンオフものというよりも、オリジナルストーリーの補完としての意味合いが強いですね。アニメが好きだったら読む価値はおおありです。アニメのことを多少忘れていてもちゃんと本作中でいろいろ解説があるので大丈夫です。
2011年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゼーガは中学生くらいのときたまたま見て印象にのこっていたアニメでした。
最近になってブルーレイボックスが発売されたり盛り上がってきたところで、あらためて全話見る事ができました。
この小説はゼーガの劇中では語られなかった完全オリジナルストーリーです。
ゲーム版に出てきたトガなどのキャラは出てきます。
細かい劇中の設定があかされたり、
ロボットの活躍が少しだけ見ることが出来る点では評価ができると思います。
しかし、難しいというか
何が伝えたかったのか分からないまま終わった感は否めません。
今後続巻が発表されて完結するものなのでしょうか。
最近になってブルーレイボックスが発売されたり盛り上がってきたところで、あらためて全話見る事ができました。
この小説はゼーガの劇中では語られなかった完全オリジナルストーリーです。
ゲーム版に出てきたトガなどのキャラは出てきます。
細かい劇中の設定があかされたり、
ロボットの活躍が少しだけ見ることが出来る点では評価ができると思います。
しかし、難しいというか
何が伝えたかったのか分からないまま終わった感は否めません。
今後続巻が発表されて完結するものなのでしょうか。
2010年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作であるのに不運で埋もれてしまったゼーガペイン、待望の外伝です。
アニメにも負けず、生きる事の儚さ、そして美しさを描いた、TV放映時の感動を呼び起こす素晴らしい出来の小説でした。
ラストがいまいち消化不良の気もしますが、あとがきで続編も出るかも知れないので期待しています!
アニメにも負けず、生きる事の儚さ、そして美しさを描いた、TV放映時の感動を呼び起こす素晴らしい出来の小説でした。
ラストがいまいち消化不良の気もしますが、あとがきで続編も出るかも知れないので期待しています!
2009年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメだと、ややコミカライズなゼーガも
むしろノベルと言うSFの土壌に来ることで、SFノベル色で楽しめるようになっていたのです。
設定の展開がね、遠慮なくえすえふですね。
反面、ラノベ的なアニメ媚っぽさはやや後退かな。元々がシリアスなサバイバル作品ですし。
やや化物語っぽいインテリを意識しすぎのセリフ回しだけど、
さすがに化ほどじゃないです、あれは読んで5分で眠れる…ねむれす…レムレス…
救いを感じるのは、続編へつながる余地で締めくくっていることかな。
「先輩の味方だよ」が多ければ多いほど、2巻が出る可能性は高くなる、
そう可能性の未来は無限にある、量子論にあるとおり。なんの猫だったっけ…
こしあんおにぎりがデフォになるほど万民のウェットダメージが大流行し
色々な意味でたいへんな量子仮想世界を救えるのは、あなたがたファンだけですよ!
蛇足ですが、西鎌倉に「フォセッタ」という西欧リストランテがあります、
興味があれば食べに行ってみてはいかがでしょう。
ちなみにイタリア語でエクボという意味です。
ああこうしている間にも次の任務が…呼び出しが…さいたまサーバーもまた忙しいのです。
むしろノベルと言うSFの土壌に来ることで、SFノベル色で楽しめるようになっていたのです。
設定の展開がね、遠慮なくえすえふですね。
反面、ラノベ的なアニメ媚っぽさはやや後退かな。元々がシリアスなサバイバル作品ですし。
やや化物語っぽいインテリを意識しすぎのセリフ回しだけど、
さすがに化ほどじゃないです、あれは読んで5分で眠れる…ねむれす…レムレス…
救いを感じるのは、続編へつながる余地で締めくくっていることかな。
「先輩の味方だよ」が多ければ多いほど、2巻が出る可能性は高くなる、
そう可能性の未来は無限にある、量子論にあるとおり。なんの猫だったっけ…
こしあんおにぎりがデフォになるほど万民のウェットダメージが大流行し
色々な意味でたいへんな量子仮想世界を救えるのは、あなたがたファンだけですよ!
蛇足ですが、西鎌倉に「フォセッタ」という西欧リストランテがあります、
興味があれば食べに行ってみてはいかがでしょう。
ちなみにイタリア語でエクボという意味です。
ああこうしている間にも次の任務が…呼び出しが…さいたまサーバーもまた忙しいのです。
2009年7月6日に日本でレビュー済み
日頃から、ゼーガペインのBlu-ray Boxとか出ないかなぁと思いながらDVDをちょろちょろ見ていたわけですが、まさかオリジナルストーリーの小説版が出ているとは全然知りませんでした。時々立ち寄るコミック・ラノベ専門店で偶然発見して大喜びで購入です。
ストーリーとしてはアニメ本編やゲームとの関連性は低めで、同じ世界観の中で展開されるもう一つのゼーガペイン、という感じでした。
世界の設定が深く濃密にされているからこそ、こういった作品展開が違和感なくできるのかな、と思います。
著者の日下部匡俊さんは、アニメのSF設定を担当されていた方だそうです。文章で丁寧に描かれた世界設定のおかげで、アニメ版ゼーガペインの世界をより実体感をもって観ることができるようになるのではないかと思います。
文章も読みやすいですし、ストーリー展開もSF好きならきっと気に入るのではないでしょうか。
全体として、ゼーガペインというアニメの魅力を再確認させてくれる小説でした。
(勢い余って、XBOX360のゲーム版ゼーガペインを本体ごと購入してしまうくらいでした)
原作が好きな方には間違いなくおすすめできます。
余談ですが、ヒロインのイメージが表紙の絵とあまり一致しない気がします。
もっと儚げな、「ICO」のヨルダみたいなキャラを頭の中で想像していました。
ライトノベル風なのに、イラストがほぼ表紙のみ、ってのが原因かもしれませんが。
ストーリーとしてはアニメ本編やゲームとの関連性は低めで、同じ世界観の中で展開されるもう一つのゼーガペイン、という感じでした。
世界の設定が深く濃密にされているからこそ、こういった作品展開が違和感なくできるのかな、と思います。
著者の日下部匡俊さんは、アニメのSF設定を担当されていた方だそうです。文章で丁寧に描かれた世界設定のおかげで、アニメ版ゼーガペインの世界をより実体感をもって観ることができるようになるのではないかと思います。
文章も読みやすいですし、ストーリー展開もSF好きならきっと気に入るのではないでしょうか。
全体として、ゼーガペインというアニメの魅力を再確認させてくれる小説でした。
(勢い余って、XBOX360のゲーム版ゼーガペインを本体ごと購入してしまうくらいでした)
原作が好きな方には間違いなくおすすめできます。
余談ですが、ヒロインのイメージが表紙の絵とあまり一致しない気がします。
もっと儚げな、「ICO」のヨルダみたいなキャラを頭の中で想像していました。
ライトノベル風なのに、イラストがほぼ表紙のみ、ってのが原因かもしれませんが。
2009年6月25日に日本でレビュー済み
待ちに待ったゼーガ関係の物。
アニメとは違う艦での(ルヴェンゾリ)お話。
主人公クロウとレジーナの泣ける切ない話でした。
アニメでは描ききれなかった設定などが明かされます。
これだけでも必読。アニメに出てきた人も少し出てきます。
巻末の対談もメインと言える位の内容です。
ゼーガのプロジェクトがかなり大きかったことが伺えます。
それだけに人気がでなかったのが残念。
これを機会にみんなで盛り上げよう〜!!
アニメとは違う艦での(ルヴェンゾリ)お話。
主人公クロウとレジーナの泣ける切ない話でした。
アニメでは描ききれなかった設定などが明かされます。
これだけでも必読。アニメに出てきた人も少し出てきます。
巻末の対談もメインと言える位の内容です。
ゼーガのプロジェクトがかなり大きかったことが伺えます。
それだけに人気がでなかったのが残念。
これを機会にみんなで盛り上げよう〜!!
2010年12月28日に日本でレビュー済み
「ゼーガペイン」の世界にこの小説から入り込む場合
設定内容を理解するのに2〜3度読み返さなくては
いけないかもしれません。(一応説明はされていますが・・・)
その点と、作品を愛するあまり過大評価をしてしまうことを恐れて、
できるだけ低い点数として星4つとさせていただきました。
主人公クロウが過去の糧を失った状態から物語は進んでいきます。
彼はキョウのように過去に拭いきれないほどの秘密を持つわけでもなく、
ガンナーとしての腕もそれほど優れてはいません。
キョウやトガは非凡な主人公、それに対してクロウはいい意味で
凡人の位置を保ち続けるために、非常に感情移入がしやすく、
自らが同じ立場に置かれた状況を今まで以上に意識できる存在でした。
ヒロインの立ち位置にあるレジーナは最初はクロウにとって
(読者にとってといったほうが語弊がないかもしれません)
都合のいい存在でしかなかったのですが、物語の終盤では
「都合のいい存在」から徐々に離れ始め、
主人公も読者も気がつかなかったであろう観点を取り入れ始めます。
それによってこの作品が読者にとって最善の「美しいお話」から逸れて、
設定を生かした上での「現実味」を含んだ終わり方になっていると感じました。
この作品について語る上で外せないのがナーガの存在です。
この話のなかで描かれる彼の姿はアニメとは違った人間的な一面を持ちます。
もちろん、人間として許されざる行為を犯した人物です。
常人の理解できない考え方を持っているのですが、
それでも、彼はあくまで「人間だった」ということを考えさせられました。
アニメの中でのナーガは人間の堕落性に近似した存在ですが、
彼のような存在もまた誰しもの深層心理の奥深くに隠れているのだと思います。
この物語の終わり方は、読者にとって必ずしもハッピーエンドとは言えません。
ただ、未来に対して希望がつながる形で終わります。
希望があるから人々は未来に望みを託します。
それが全て絶たれたときは恐らく希望が残されなかった場合よりも
深い闇の中へと放り出されることになるでしょう。
それでも、そういった危険を冒してでも最後は希望を消し去らないところに
この作品は「ゼーガペイン」なのだということを感じ取りました。
この希望の行く末はアニメの中で可能性が示唆されているのですが・・・・
作品を良く見ている人ならばこの可能性もまた希望の行く末を
変えるに足るものではないことを理解すると思います。
物語の結末がどうなるかは誰にも知ることはできません。
日下部さんも絶対的な決定を避けて終わらせているように思えます。
だから、どのような結末を想像しようとも、
そこに希望が残されていようといまいと、
作者との対話を終えたときに心に残ったものが本当の結末だと思うのです。
・・・でも、僕はやっぱりハッピーエンドが好きですね。
設定内容を理解するのに2〜3度読み返さなくては
いけないかもしれません。(一応説明はされていますが・・・)
その点と、作品を愛するあまり過大評価をしてしまうことを恐れて、
できるだけ低い点数として星4つとさせていただきました。
主人公クロウが過去の糧を失った状態から物語は進んでいきます。
彼はキョウのように過去に拭いきれないほどの秘密を持つわけでもなく、
ガンナーとしての腕もそれほど優れてはいません。
キョウやトガは非凡な主人公、それに対してクロウはいい意味で
凡人の位置を保ち続けるために、非常に感情移入がしやすく、
自らが同じ立場に置かれた状況を今まで以上に意識できる存在でした。
ヒロインの立ち位置にあるレジーナは最初はクロウにとって
(読者にとってといったほうが語弊がないかもしれません)
都合のいい存在でしかなかったのですが、物語の終盤では
「都合のいい存在」から徐々に離れ始め、
主人公も読者も気がつかなかったであろう観点を取り入れ始めます。
それによってこの作品が読者にとって最善の「美しいお話」から逸れて、
設定を生かした上での「現実味」を含んだ終わり方になっていると感じました。
この作品について語る上で外せないのがナーガの存在です。
この話のなかで描かれる彼の姿はアニメとは違った人間的な一面を持ちます。
もちろん、人間として許されざる行為を犯した人物です。
常人の理解できない考え方を持っているのですが、
それでも、彼はあくまで「人間だった」ということを考えさせられました。
アニメの中でのナーガは人間の堕落性に近似した存在ですが、
彼のような存在もまた誰しもの深層心理の奥深くに隠れているのだと思います。
この物語の終わり方は、読者にとって必ずしもハッピーエンドとは言えません。
ただ、未来に対して希望がつながる形で終わります。
希望があるから人々は未来に望みを託します。
それが全て絶たれたときは恐らく希望が残されなかった場合よりも
深い闇の中へと放り出されることになるでしょう。
それでも、そういった危険を冒してでも最後は希望を消し去らないところに
この作品は「ゼーガペイン」なのだということを感じ取りました。
この希望の行く末はアニメの中で可能性が示唆されているのですが・・・・
作品を良く見ている人ならばこの可能性もまた希望の行く末を
変えるに足るものではないことを理解すると思います。
物語の結末がどうなるかは誰にも知ることはできません。
日下部さんも絶対的な決定を避けて終わらせているように思えます。
だから、どのような結末を想像しようとも、
そこに希望が残されていようといまいと、
作者との対話を終えたときに心に残ったものが本当の結末だと思うのです。
・・・でも、僕はやっぱりハッピーエンドが好きですね。