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天海の秘宝 上 (朝日ノベルズ) 新書 – 2012/3/16
夢枕獏
(著)
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購入オプションとあわせ買い
江戸・両国橋に、自らを「宮本武蔵」と名乗る辻斬りが出没。さらには、人語をしゃべる凶犬が街をさまよい、上空には不気味な尾を引く、巨星が出現。江戸滅亡か。ついに、本所のからくり師・堀河吉右衛門が、凄腕の剣豪とともに謎の究明に立ち上がった。面白さが止まらない、超弩級のエンタテインメント作家・夢枕獏、ついに朝日ノベルズに登場!
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2012/3/16
- 寸法111 x 15 x 173 cm
- ISBN-104022739878
- ISBN-13978-4022739872
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2012/3/16)
- 発売日 : 2012/3/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 264ページ
- ISBN-10 : 4022739878
- ISBN-13 : 978-4022739872
- 寸法 : 111 x 15 x 173 cm
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年、神奈川県小田原市生まれ。77年に作家デビュー後、“キマイラ・吼”“魔獣狩り”“闇狩り師”“陰陽師”シリーズ等人気作品を発表し、今日に 至る。89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。日本SF作家クラブ会員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 天海の秘宝(上) (ISBN-13: 978-4022507631 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年8月31日に日本でレビュー済み
不思議な感じのする主人公のまわりで謎めいた事件が発生する展開、思い出に残る物語でした。
2022年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めは面白かった。作者特有のキャラクターの作り方や物語の広げ方などさすがと思いましたが、途中からあまりに荒唐無稽過ぎてついていけなくなりました。
2023年1月1日に日本でレビュー済み
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昔読んだ記憶ではからくり作りの主役と天海僧正の残した宝とは何かというところがおもしろかった。
主役の堀河吉右衛門が対するは、新免武蔵と名乗る二刀流の辻斬り、言葉をしゃべる黒犬、 大黒天と名のる謎の人物と配下の凶悪な強盗。
吉右衛門の仲間は腕の立つ道場主と長谷川鐵三郎(鬼平の若いころ)、その時代の火盗改めと豪華。
どうも吉右衛門はこの時代の人ではなさそうな気配がある。
主役の堀河吉右衛門が対するは、新免武蔵と名乗る二刀流の辻斬り、言葉をしゃべる黒犬、 大黒天と名のる謎の人物と配下の凶悪な強盗。
吉右衛門の仲間は腕の立つ道場主と長谷川鐵三郎(鬼平の若いころ)、その時代の火盗改めと豪華。
どうも吉右衛門はこの時代の人ではなさそうな気配がある。
2022年6月26日に日本でレビュー済み
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●巧みな伏線の張り方や剣戟シーンの迫力、登場人物のユニークさなど一気読み必至。流石ベテラン
の筆致です。加えて残された不気味な謎、例えば・・・
人を尾行したり口をきく犬や、天海の秘宝の謎、死神の様な大黒天の正体・・・等々、非常に気に
なります。それに「茶運び猿」や「蒸気からくりの鍋」などスチームパンクっぽいガジェットも何か
の隠し味のような気がしてなりません。下巻も即、購入です。
の筆致です。加えて残された不気味な謎、例えば・・・
人を尾行したり口をきく犬や、天海の秘宝の謎、死神の様な大黒天の正体・・・等々、非常に気に
なります。それに「茶運び猿」や「蒸気からくりの鍋」などスチームパンクっぽいガジェットも何か
の隠し味のような気がしてなりません。下巻も即、購入です。
2019年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SFなので内容の矛盾は仕方ないかと思います。その部分を除けば面白い読み物でした。
2010年9月22日に日本でレビュー済み
夢枕氏のファンで、空海を主人公にした「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」や柔道の創成期を舞台にした「東天の獅子」といった最近の作品も傑作だと思うので、本書も期待して読んだが失望した。今まで読んだ氏の数多くの作品の中ではだんとつの最下位である。
最初はお得意の幻奇物と思って読み出したが、からくり人形がやたらと出てくるところから何やら様子がおかしくなり、途中でタイムパラドックスものであることが判明した。ただタイムパラドックスものとしてはストーリーが陳腐で中途で筋が読めてしまい、最後の100頁ぐらいは読むのが苦痛なほどであった。
また氏の作品の魅力の一つに、人を惹きつける魅力的な主人公があると思うが、本作は主人公のキャラがたっておらず、従って何の共感も感じなかった。更に読んでいてふざけているのかと思ったのが、「北斗の拳」の二番煎じのような人が切られる時に発する擬音である。「あごでげばっ」や「「おべぼべっ」といったわけのわからない擬音が頻発するのは興ざめであった。
いつも楽しみにしている氏の後書きもこのような作品の後では腹が立つだけである。書くのが「楽になってしまった」と述べているが、その結果としてこのような作品が生まれるのであれば、もはや読者はついてこないだろう。
最初はお得意の幻奇物と思って読み出したが、からくり人形がやたらと出てくるところから何やら様子がおかしくなり、途中でタイムパラドックスものであることが判明した。ただタイムパラドックスものとしてはストーリーが陳腐で中途で筋が読めてしまい、最後の100頁ぐらいは読むのが苦痛なほどであった。
また氏の作品の魅力の一つに、人を惹きつける魅力的な主人公があると思うが、本作は主人公のキャラがたっておらず、従って何の共感も感じなかった。更に読んでいてふざけているのかと思ったのが、「北斗の拳」の二番煎じのような人が切られる時に発する擬音である。「あごでげばっ」や「「おべぼべっ」といったわけのわからない擬音が頻発するのは興ざめであった。
いつも楽しみにしている氏の後書きもこのような作品の後では腹が立つだけである。書くのが「楽になってしまった」と述べているが、その結果としてこのような作品が生まれるのであれば、もはや読者はついてこないだろう。
2019年5月17日に日本でレビュー済み
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前半は面白く読ませてもらいましたが、後半はSF調でやっつけ仕事見たいに思いました。
2014年7月19日に日本でレビュー済み
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前半はわくわくして読んでいましたが、ロボット犬が出てきたくらいから?????。クレヨンしんちゃんの初期の映画で時空をこえて過去に行った未来人がいろいろ変な事をする「雲黒斎の野望」を思い出してしまいました。やっぱり「陰陽師」がいいなあ