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勝間さん、努力で幸せになれますか 単行本 – 2010/1/8
購入オプションとあわせ買い
ふつうの幸せを手に入れるための処方箋を説いた香山リカは、成功者のアイコン・勝間和代を目指すなと書いた。そもそも勝間は<成功者>なのか、ふつうの幸せとは何か、仕事、結婚、出産……は幸せに結びつくのか。いまもっとも話題のふたりが真正面から議論した350分の記録。
勝間和代
「やる気は開発できる能力。努力そのものが幸せなんです」
「努力というのは、別に苦しいものではないんですよ。プロセスが一番楽しいところに自分の時間を使えばよくて、つらい努力ならやめていいんです」
「努力をすると、より簡単に幸せになれるということです。私はわりと近道を教えているつもりなんですね」
「気持ちよくおいしいご飯を食べて、お茶を飲んで、好きな人や愛する家族と時間をすごし、その毎日をサポートするための経済的な余裕を、自分の得意技を社会で発揮することで得る、そんな毎日が幸せなのです」
香山リカ
「なぜ、こんなやさしくてよい人が“負け組”などと呼ばれなければならないのか」
「効率をよくして、努力をして競争に勝ち、成功を収めることがそれほどすばらしいことなのか」
「努力ぎらいの人がいてもいいじゃないか、というだけではなくて、努力したけれど思ったような結果が得られない人、アクシデントによって努力を中断せざるを得なくなった人についてはどう考えればよいのか」
「コンビニの150円のワッフルで十分幸せ! カツマーにとっては、意外な言葉なんじゃないだろうか。それだけなら私とあまり変わらないけれど、そのためにもスキルアップが必要、というところがかなり違う」
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2010/1/8
- ISBN-104023304824
- ISBN-13978-4023304826
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2010/1/8)
- 発売日 : 2010/1/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4023304824
- ISBN-13 : 978-4023304826
- Amazon 売れ筋ランキング: - 841,956位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1968年東京生まれ。経済評論家。早稲田大学ファイナンスMBA。中央大学ビジネススクール客員教授。慶應大学在学中から監査法人に勤め、アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。三女の母。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた"ちょっとした発想" (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選) (ISBN-13: 978-4062159159)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
1960年札幌市生まれ。
東京医科大学卒業。精神科医として病院での診察に携わりながら、立教大学現代心理学部映像身体学科教授として教壇にも立つ。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題を鋭く分析し、きめ細かな解決策を提示する。ほかにも、政治・社会批評、サブカルチャー批評、皇室問題から趣味のプロレスに関する批評まで、幅広いジャンルで活躍する。事務所では住み着いたノラ猫1匹、自宅では犬1匹と猫5匹と同居。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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精神科としての立場で、それぞれ、独自の理論を
展開しており、それなりに共通する側面もあるのだが、
両者の意見は、かなり、食い違っている。
その中で勝間氏は教育が大事だと主張しており、
教育の持つ力を信用しているようだ。
一方、香山氏は、あくまでも、努力しても報われない
弱者の立場を尊重している。
この対談の回答は、成功者と失敗者の両方が共存して
いける社会こそが本当の民主主義だと結論が出ている。
負け組にも負け組の生き方があり、尊重されるべきだし、
競争に打ち勝ったものも、また、尊重されなければいけない。
ということになった。
ただ、不毛な議論では決してない。
今の資本主義経済社会の問題点も浮き彫りになっている。
勝間さんはそもそも「努力することが楽しい」「毎日ちょっとずつ良くなるプロセスが楽しい」と努力を一種の楽しみと捉えているのに対し、香山さんは「努力=苦行、我慢」としか見ていないので、幸せになれる・なれないの食い違いが起きてしまっている。
勝間さんの言うように、楽しめない努力は不幸になるだけなのでするべきではないし、逆に楽しんで努力ができればたとえ結果がついてこなくても、幸せ・充実感を得られるのではないだろうか。
個人的には「片想い」するように努力できれば、結果がどうであれ充実感を得られるのだと思う。
例えば叶わぬ恋をしているとき、その最中はすごく苦しいものだけれども、恋が終わって振り返ってみると「たくさん泣いたけど精一杯恋をしたんだな」と、例え苦しい片想いでも、何も恋愛をしていない日々に比べるととても充実していたことに気付くことがあるだろう。
そう思えない片想いはしないほうがいいし、努力についても同じ事だと思う。
要は「自分の本当に好きなことに対して努力する」ことが幸せなのであって、努力しすぎて精神を壊してしまった人たちは、おそらく世の中一般的に「価値がある」とされていることに向かって努力してしまって、それを自分が本当に好きなのかどうか(自分にとって価値があるのかどうか)を考えられていなかったのではないだうか。
努力のしかたを覚える前に、「自分は何に対して努力したいのか」をきちんと見定めることが重要なのだと思った。
「香山リカさんの『しがみつかない生き方』を読み、正直、迷ってしまっている
あなたに読んでほしい」と帯に添えた勝間氏。2人の対決が見もので思わず
手にとってしまったが、予想通り香山氏のイメージアップにしか繋がらない本でした。
「しがみつなくていいんですよ」なんてやさしい言葉をかけるのと
「やればできる」と叱咤するのとでは、そりゃ前者のほうが好感をもって
しまうというものです。それも、香山氏はバツグンに面白く、決して弱い人間でもない。
裸の大将的な素朴さと魅力を持つ精神科医。
勝間氏はキャリアウーマンとして自分の目標と格闘しながら生きる道を見出してきた人だが、
香山氏は精神科医として人と触れ合うことで自分の生きる道を確立してきた人。
自分の話をすれば自慢話にしか聞こえないけれど、人のエピソードならば参考意見として
耳を傾けることができる。カウンセリングを行う香山氏は当然、話のフリもうまい。
そんなモロモロの差があるのに、対決させるのは少々、勝間氏に酷かな・・・
結果の見えた内容で物足りなかったけれど、あえて、香山有利を承知で対談に
望んだ勝間氏に敬意を表して、星+1。で、星2つです。
香山のような人と同列になっている表紙の帯写真からして、痛々しいです。
「私には一生関係ない人」って、無視しておけばよかったんじゃないのかなぁ、素直にそう思います。
世の中には勝間さんの足を引っ張りたくてしょうがない人がうじゃうじゃいて、きっとそういう人たちに香山は受けているんでしょうね。
この本は勝間さんにとっては大きなイメージダウンになったんじゃないだろうかと、老婆心ながら心配してしまいます。
全く自分が見えていない香山の発言を読むのが、とても苦痛でした。
勝間さんは終始、真摯な姿勢で落ち着いて対応していらっしゃったのが、凄いなあ、と思いました。
私ならこの人と話すのは、3分で無理です。苦笑
仕事でカウンセラーやっていて、色んなクライアントを見てきたからか、私には二人の噛みあってなさそうな議論めいたものも気にならず楽しく読めました。
幸福論なんて、どっちが正しいとかこれを選べとかそういう問題じゃないと思っているので、二人から引き出された意見が噛みあってなくてもバランスがおかしくても、
これだけ違い過ぎる意見を本にしている所に魅力を感じました。
だから、読後感がスッキリしない人もいるかもしれないけど、そういうのを求める本じゃないかもしれないですね。
禅問答してるみたいで、答えはそこにあるんじゃなくって、これを開いて、読んで、
だから自分はどうしたいのか、生かされてるってなんじゃそりゃとか
なにかしら、自分に跳ね返りがあればそれでいいのかなって感じの対談。
どっちも味があって、ここで何の話をしようとしているのかケジメがつかないのが、
逆に、読後に自分の中から色々と引き出される部分が面白いかも。
大げさかもしれないが、最後には涙まででてきた。
確かに、噛み合っていないような対談ではある。
当たり前だ。どちらも、それぞれの人生で見てきたもの・経験してきたものの中から、一定の『わたしにとっての法則』を見出しているから。そしてそれはそのままその人のアイデンティティとなり、生きる支えともなる。
そんなもの、よほどのことがない限り動くわけがない。ましてやこのお二人は、それなりにこの世界で名を馳せておられる方。存在自体にに明確なメッセージ性を持っておられる。ちょっと誰かが何か言ったくらいで揺らぐような、あるいは『あなたのほうが正しいですわね』ということになるような人なら、まず世に出てきてオピニオンリーダーになどなれない。
私は、ゴジラ対なんとかみたいに、最初からお二人のどちらかがどちらかの意見に納得するといったような、白黒つくような内容は初めから期待していなかった。
むしろ、読んでホッとした。
お二人は、永遠に平行線であろう。
でも、こういう二人こそ恐らく最良の友になれる。(香山さんはイヤかもしれないが)
お二人とも視点が違ったり、解釈が違ったりするだけで、『世の中に対して真剣』であるのだ。
勝間さんは、『努力が楽しくなるように』『人は潜在的にみな素晴らしいものを持っている』という人間観から語る。
香山さんは、職業柄どん底の人や頑張れない人を数多く見てきて、そのような人たちを(自分もそうだと謙遜されているが)救いたい、何とかしたいという原動力を持っていらっしゃる。香山さん自身は『そんなたいそうなものではない』とこれまた謙遜されるが、積んでこられた業績を思えば、そう言ってもよいと思う。素晴らしいことだ。
考え方が違うと、ふつう人はケンカする。
自分が正しい。相手が間違っている。
そういう、ゼロかイチかという論理が、当たり前になっている(本書の中でも触れられていたが)。
一番わかりやすいのは、色々乱立している宗教の世界だろう。
一番美しいのは、何かが見事に一つに統一されることではない。
異質な者同士が、お互いの良いところを認め合い、共存することが美しいんだと思う。
だから、香山さんと勝間さんが永遠に分かりあえなくても、別にいいのだ。
それぞれが、それぞれのやり方で世の中を真剣に考え、違いを乗り越え手を取り合うべきところは取り合えば、あとは別のことを言ったりしたりしてもいいのである。
私は、それなりに幸せや世の行く末について真剣に考えている二人が、熱く語るのが良かった。
他のことは別によかったので、私個人としては読んで本当に良かった。
私も、自分の持ち味を生かして、『人の幸せ』に貢献してきたい、と思った。