桜井市長の人となりがわかります。
賛否両論はあっても動かなければなにもはじまりません。
復興は長い道のりですが・・・。
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放射能を背負って ~南相馬市長・桜井勝延と市民の選択 単行本 – 2012/4/6
山岡淳一郎
(著)
福島第一原発事故の影響で、一時ゴーストタウンになった南相馬市。いまの多数の市民が市外に避難する。市長、桜井勝延の1年を追うと同時に、放射能問題の根深さを浮き彫りにする。宮澤賢治に憧れ、岩手大農学部に進んだ桜井は、地元、南相馬で日本の戦後農政や地方自治の矛盾と向き合う。その結論として選んだ市長になり、いまは原発事故の影響で分断、崩壊しそうになる自治体の復興に取り組む。巻末に、児玉龍彦東大教授と桜井市長の対談も収録。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2012/4/6
- ISBN-104023310670
- ISBN-13978-4023310674
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2012/4/6)
- 発売日 : 2012/4/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 4023310670
- ISBN-13 : 978-4023310674
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,415,224位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1959年愛媛県松山市生まれ。出版関連会社、ライター集団を経てノンフィクション作家となる。
「人と時代」を共通テーマとして、建築、医療、近現代史、経済、スポーツなど分野を超えて旺盛に執筆。
ドキュメンタリー番組のコメンテーター、様々な団体やNPOなどに招かれての講演活動も展開中。
公式ブログ=>http://blog.livedoor.jp/junyamaoka/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
桜井市長の人となりがよく出ている。
放射能汚染が突然降って湧いて、市民が分断する中で市民の生活を守ろうとした人の苦闘が如実に分かる。
また、宮沢賢治にあこがれた若い日やその後の酪農、市民運動などの生き方が熱い魂を感じさせる。
末尾の児玉龍彦さんとの対談も、南相馬市が抱えた困難の様相を浮き上がらせる。
放射能汚染が突然降って湧いて、市民が分断する中で市民の生活を守ろうとした人の苦闘が如実に分かる。
また、宮沢賢治にあこがれた若い日やその後の酪農、市民運動などの生き方が熱い魂を感じさせる。
末尾の児玉龍彦さんとの対談も、南相馬市が抱えた困難の様相を浮き上がらせる。
2012年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
愚直にも命がけで地域に心血を注ぐ南相馬市の桜井市長を軸に、生き死にの狭間で過酷な二重苦、三重苦を超えて強固に戦う人々が描かれています。風化させてはいけない現在の状況を鮮烈に伝えるこの本は必読です。昨年7月27日衆議院厚生委員会での児玉龍彦の文面や、桜井市長の心に生きているのであろう、過酷な時代の底辺に寄り添い、現実に向かって心血を注いだ宮沢賢治も登場し、震災と共にシンクロして感慨深く、勇気がもらえます。
2012年5月31日に日本でレビュー済み
南相馬の桜井市長の半生記と今回の震災・原発事故を重ね合わせて描いた第1章が読みごたえがあります。
とにかく、「えっ、こんな市長が日本にいたんだ!」というのが驚き。地域の名門農家の出でありながら、産廃施設建設反対運動に飛び込んで、そこのリーダーとなって市議、そして市長に当選。保守風土が強い日本の田舎では珍しい軌跡と思います。
そうした彼が3月11日以降の惨劇に放り込まれつつも、悪戦苦闘して事態を切り開こうとするところが興味深い。リーダーシップのありようを考えさせられます。
とにかく、「えっ、こんな市長が日本にいたんだ!」というのが驚き。地域の名門農家の出でありながら、産廃施設建設反対運動に飛び込んで、そこのリーダーとなって市議、そして市長に当選。保守風土が強い日本の田舎では珍しい軌跡と思います。
そうした彼が3月11日以降の惨劇に放り込まれつつも、悪戦苦闘して事態を切り開こうとするところが興味深い。リーダーシップのありようを考えさせられます。
2013年1月4日に日本でレビュー済み
放射能を背負って55ページ目に、「水道局の職員も避難してまったく人手が足りなくなった。
飲料水を管理できなければ、市民の健康が脅かされる。」
と、書いてあります。水道課の職員が避難した事実はありません。
一体、どういうことでしょうか!?
水道課は誰一人欠けることなく、「住民が一人でもいる限り水道を守る」という思いで頑張っていました。
このようなことを書かれるのは極めて遺憾であります。
飲料水を管理できなければ、市民の健康が脅かされる。」
と、書いてあります。水道課の職員が避難した事実はありません。
一体、どういうことでしょうか!?
水道課は誰一人欠けることなく、「住民が一人でもいる限り水道を守る」という思いで頑張っていました。
このようなことを書かれるのは極めて遺憾であります。
2013年9月18日に日本でレビュー済み
どいつもこいつもどさくさに紛れて事実を誇張もしくは偽装して発表する。こういうやつらは、福島原発が爆発して良かったと思ってるんじゃない?