杉みき子さんと、黒井健さん。
おふたりとも、新潟県出身だということで手に取ってみた本作品。
表紙の月夜の国道が、子供の頃に見た、懐かしい関屋浜などの風景にも似ていて。
何だかとても癒されるものがありました。
夜の海の、波の音が聞こえてきそうでもあり。
新潟県内の、どこかを思い出させてくれる、風景がありました。
幻想的な物語と、黒井さんの温かい色使いと絵が、やさしく、癒してくれます。
わたしは、生まれた頃から、あちこち引っ越しで動いてきたために、「根無し草」なところがあるのですが。
両親の故郷が「新潟」で。
祖父母や、叔母や、従姉妹たちも暮らしている「場所」で。
夏休みと、冬休みの間だけ、過ごしたことがある新潟が、「こころのふるさと」です。
それを、思い出させてくれた「絵本」でもありました。
今もイタリアに住み、たまに日本に帰国する妹や。
勉強のために米国で暮らす兄も、この絵本を見て、懐かしく思ったそうで。
最初は自分用に買ったのですが。
同じように、「根無し草」で生きる、兄と、妹に頼まれて、この絵本を贈りました。
子供の頃の思い出が眠る、なつかしい、「新潟」。
ちょっと特別な「思い」がある、大好きな作品です。
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月夜のバス 大型本 – 2002/10/1
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- 本の長さ23ページ
- 言語日本語
- 出版社偕成社
- 発売日2002/10/1
- ISBN-104030163602
- ISBN-13978-4030163607
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
月夜の海沿いの国道。横断歩道で、少年は通過したバスの中を見て息をのむ。青い水で満たされ、さまざまな魚たちが泳いでいたのだ…。青い闇と黄色い光芒が美しい魅惑の幻想絵本。
登録情報
- 出版社 : 偕成社 (2002/10/1)
- 発売日 : 2002/10/1
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 23ページ
- ISBN-10 : 4030163602
- ISBN-13 : 978-4030163607
- Amazon 売れ筋ランキング: - 138,411位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 38,738位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大人の絵本を探していて、他の方のレビューも参考にしましたが、思ったのと違いました。
タイトルから、バスが主体と思ったのですが、そうではありません。
これから何かが起こりそう。えっ、これで終わり?という感じです。
作者がこの作品で伝えたかったことが何なのか、良く分かりませんでした。
タイトルから、バスが主体と思ったのですが、そうではありません。
これから何かが起こりそう。えっ、これで終わり?という感じです。
作者がこの作品で伝えたかったことが何なのか、良く分かりませんでした。
2010年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
母に依頼されていた植物の本を購入するのに一冊だけ注文するのもなあ・・なにかほっとできる本が読みたいなあ・・と思っていた時に、そういえば・・昔教科書で習った杉みき子さんの本ってどうだろう?と思い検索。シンプルな表紙絵に黒井健さんとの絵本とあって手元に届き読んでみましたが。どっぷりと絵本の世界観に浸れました。これは本棚に常に置いておきたいなあ・・。いい買い物したなあ・・。という気分。。
2012年10月8日に日本でレビュー済み
レビュータイトルは、本書冒頭の文章の引用(原文ママ)です。
表紙の絵に惹かれたら、迷わず読んでみることをお薦めします。
何ということのない国道の上、月夜の下、魔法が動き出します。
少年は海沿いの国道のせまい歩道のはしっこを歩いてゆきます。
少年が出会い、感じるものは何か。美しい光と闇が拡がる世界。
月夜の情景を見事に描いている絵本であり、大人にもお薦め。
表紙の絵に惹かれたら、迷わず読んでみることをお薦めします。
何ということのない国道の上、月夜の下、魔法が動き出します。
少年は海沿いの国道のせまい歩道のはしっこを歩いてゆきます。
少年が出会い、感じるものは何か。美しい光と闇が拡がる世界。
月夜の情景を見事に描いている絵本であり、大人にもお薦め。
2007年1月22日に日本でレビュー済み
本当に美しい絵本である。
月夜の横断歩道で少年がひとり、
通り過ぎたバスの窓の中に、
魚たちを見るというだけの話なのに。
少年は何故ひとりで海岸の道を歩いているのか?
バスの中の情景には誰も気付かないのか?
そしてバスが停留所では普通に停車し、
乗客が降りてくるのは何故なのか?
作者は一切語ることがない。
月夜の晩にはなにが起こっても
おかしくはないということなのか?
情景だけが描写されて絵本は終わる。
碧い、深い余韻だけを残して。
月夜の横断歩道で少年がひとり、
通り過ぎたバスの窓の中に、
魚たちを見るというだけの話なのに。
少年は何故ひとりで海岸の道を歩いているのか?
バスの中の情景には誰も気付かないのか?
そしてバスが停留所では普通に停車し、
乗客が降りてくるのは何故なのか?
作者は一切語ることがない。
月夜の晩にはなにが起こっても
おかしくはないということなのか?
情景だけが描写されて絵本は終わる。
碧い、深い余韻だけを残して。