すごく深いメッセージがこめられてるようで感動しました。
イラストレーションにひかれて図書館で借りたのですが、とてもすてきなお話だし、生きて行く上での重要な考え方も含まれているので、子供ができたら読ませたいと思い購入しました。
小さい子供には本当の意味はわからないかもしれないけど、大人になって読んだら勇気をもらえるような良い本です。
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ほらふきじゅうたん 大型本 – 2009/11/1
- 本の長さ77ページ
- 言語日本語
- 出版社偕成社
- 発売日2009/11/1
- ISBN-104035325104
- ISBN-13978-4035325109
登録情報
- 出版社 : 偕成社 (2009/11/1)
- 発売日 : 2009/11/1
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 77ページ
- ISBN-10 : 4035325104
- ISBN-13 : 978-4035325109
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,290,081位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 86,433位絵本・児童書 (本)
- - 314,874位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年9月2日に日本でレビュー済み
屋敷の同じ部屋にいたトラのじゅうたんと石像の女の子フェイスとの会話で話が進んでいく。
支離滅裂なことを言うトラと、いちいち本気にするフェイスと、どちらにも共感できるかと思えばどちらにも反感を抱いたり。
読者である自分の心境もころころ変わっていくのがおもしろい。
これが物語のイントロで語られる「うそとほんとはまぜこぜらしいぜ」につながるのかもしれない。
物語はクライマックスで「静」から「動」へ急変する。
結局何が真実だったのか、解釈が分かれるのも、この物語の魅力。
絵は、部屋の中にいるフェイスとトラと時計が見開きページの外枠を固定し、真ん中のあたりがトラのしゃべる話の内容を説明する、という構図。
外枠は動かない。時計も10時を指したまま止まっている。
これは動けないで意識だけある石像とじゅうたんを表しているのではないだろうか。
日本語訳は未就学児には難しいところも多い。
でもとても映画的な響きで、大人の言葉遣いながら、子どもにも伝えやすい抑揚がついた言葉になっている。
フェイスとトラの会話シーンが多いので、少々難解な言葉遣いがあっても、物語の大筋にはついていけるだろう。
支離滅裂なことを言うトラと、いちいち本気にするフェイスと、どちらにも共感できるかと思えばどちらにも反感を抱いたり。
読者である自分の心境もころころ変わっていくのがおもしろい。
これが物語のイントロで語られる「うそとほんとはまぜこぜらしいぜ」につながるのかもしれない。
物語はクライマックスで「静」から「動」へ急変する。
結局何が真実だったのか、解釈が分かれるのも、この物語の魅力。
絵は、部屋の中にいるフェイスとトラと時計が見開きページの外枠を固定し、真ん中のあたりがトラのしゃべる話の内容を説明する、という構図。
外枠は動かない。時計も10時を指したまま止まっている。
これは動けないで意識だけある石像とじゅうたんを表しているのではないだろうか。
日本語訳は未就学児には難しいところも多い。
でもとても映画的な響きで、大人の言葉遣いながら、子どもにも伝えやすい抑揚がついた言葉になっている。
フェイスとトラの会話シーンが多いので、少々難解な言葉遣いがあっても、物語の大筋にはついていけるだろう。
2009年11月20日に日本でレビュー済み
本屋の売場で絵に魅かれ、ちらりと立ち読み。
お話の始まりが魅力的だったので、好奇心を抑えて後日購入しようと、みなまで読まずに本を閉じた。
そして実際手に入れ、読み始めたら・・・、ちょっとがっかりな気分に。
なんと素敵な挿絵の隅に必ず『図の何番の〜』とご丁寧に注釈が・・・。
折角素敵なお話と絵なのに、挿絵を見て想像力を膨らませたり、ワクワクしたりする気持ちを奪われ、
一気に味気ない感じになってしまう。
お話を読みながら挿絵を見れば、どういう挿絵なのか一目でわかるのに・・・。
たとえ、文字が読めない子でも、その注釈さえなければ、挿絵だけでいろいろな空想をして楽しめるのに・・・。
非常に残念・・・。
ぜひ、版を重ねる中でなくして頂きたい・・・。
あぁ、本当にそれがなかったら、とっても素敵なお話なのになぁ・・・。
お話の始まりが魅力的だったので、好奇心を抑えて後日購入しようと、みなまで読まずに本を閉じた。
そして実際手に入れ、読み始めたら・・・、ちょっとがっかりな気分に。
なんと素敵な挿絵の隅に必ず『図の何番の〜』とご丁寧に注釈が・・・。
折角素敵なお話と絵なのに、挿絵を見て想像力を膨らませたり、ワクワクしたりする気持ちを奪われ、
一気に味気ない感じになってしまう。
お話を読みながら挿絵を見れば、どういう挿絵なのか一目でわかるのに・・・。
たとえ、文字が読めない子でも、その注釈さえなければ、挿絵だけでいろいろな空想をして楽しめるのに・・・。
非常に残念・・・。
ぜひ、版を重ねる中でなくして頂きたい・・・。
あぁ、本当にそれがなかったら、とっても素敵なお話なのになぁ・・・。
2011年1月27日に日本でレビュー済み
女の子は毎日、窓辺で開いたままの本を膝に乗せながら移りゆく外の景色を眺めていました。フェイスって名前はわかっているのですが、ここはどこ? トラのじゅうたんが話しかけます。君は石像だと。そしてそれは魔法をかけられているからだと。
魔法が解けるまで、じゅうたんは、かつて空を飛んで見てきた話を語ってくれるのですが・・・・・・。
本当に彼女は魔法にかけられているのか? それとも石像なのか? 物語は本当か? 物語ることと、物語られることを巡るめまいに誘い込まれます。
デイヴィッドの絵は、もちろん完璧。
魔法が解けるまで、じゅうたんは、かつて空を飛んで見てきた話を語ってくれるのですが・・・・・・。
本当に彼女は魔法にかけられているのか? それとも石像なのか? 物語は本当か? 物語ることと、物語られることを巡るめまいに誘い込まれます。
デイヴィッドの絵は、もちろん完璧。
2010年2月28日に日本でレビュー済み
この作品は日本旅行中に電車の中で読んだのですが、不覚にも途中で居眠りして
しまいました。全部で77ページと絵本にしては長め。文章も多く、絵はすべて白黒で
画面ごとの変化も少ない。内容は本をよむ少女の石像とトラのじゅうたんという、
動かない者どうしの会話が中心。デイヴィット・ルーカスの他の絵本は割と好きなので
本書も我慢して読み続けたら、奇跡的なラストへいたることはできました。
しかし、そこへたどり着くまでが一苦労。作品のテーマとして、必要な冗長性
なのかもしれませんが、これは好みが分かれるところでしょう。
彼のファンで充分に時間のゆとりある方はどうぞ。
しまいました。全部で77ページと絵本にしては長め。文章も多く、絵はすべて白黒で
画面ごとの変化も少ない。内容は本をよむ少女の石像とトラのじゅうたんという、
動かない者どうしの会話が中心。デイヴィット・ルーカスの他の絵本は割と好きなので
本書も我慢して読み続けたら、奇跡的なラストへいたることはできました。
しかし、そこへたどり着くまでが一苦労。作品のテーマとして、必要な冗長性
なのかもしれませんが、これは好みが分かれるところでしょう。
彼のファンで充分に時間のゆとりある方はどうぞ。