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天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド) 単行本 – 2006/11/17
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- 本の長さ348ページ
- 言語日本語
- 出版社偕成社
- 発売日2006/11/17
- ISBN-104035403202
- ISBN-13978-4035403203
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出版社より
登録情報
- 出版社 : 偕成社 (2006/11/17)
- 発売日 : 2006/11/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 348ページ
- ISBN-10 : 4035403202
- ISBN-13 : 978-4035403203
- Amazon 売れ筋ランキング: - 599,550位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 940位こどものSF・ファンタジー
- - 151,287位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
上橋菜穂子
1962年、東京都生まれ。作家。
川村学園女子大学教授。専攻は文化人類学で、オーストラリアの先住民アボリジニを研究。
著書に、『精霊の木』、『月の森に、カミよ眠れ』(日本児童文学者協会新人賞)、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、全米図書館協会バチェルダー賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞、バチェルダー賞オナー)、『夢の守り人』(『精霊の守り人』『闇の守り人』と3作合わせて路傍の石文学賞)、『虚空の旅人』(『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』『虚空の旅人』と4作合わせて巌谷小波文芸賞)、『神の守り人』(小学館児童出版文化賞、児童福祉文化賞、JBBYオナーリスト)、『蒼路の旅人』、『天と地の守り人』、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)、『獣の奏者』などがある。
『精霊の守り人』『獣の奏者』はアニメ化され、テレビ放送された。また、世界中で翻訳出版が進んでおり、『精霊の守り人』は、2008年にアメリカで出版された翻訳児童文学の中で最も優れた作品に与えられるバチェルダー賞を受賞。『獣の奏者』も、フランス、ドイツ、スウェーデン、韓国、タイ、台湾など多くの国々で読まれている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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新本として、気持ち良く読むことができる。
ありがとう
状態も良く、満足です。
なにより、ストーリーに無駄がない。もとより、文章が上手い作者だが、前作『蒼路の旅人』あたりから、それをひしひしと感じる。
とはいえ、バルサが登場してくると、読者としてはやはりうれしい。やっぱり、バルサはバルサだ。よくこのような人物を造形できたものだと、いつも感心するが、血の通ったプロフェッショナルといえばよいのだろうか。しかも、女性であることが設定としてうならされる。
そのバルサは、ロタ王に目通りするため海に飛び込んだチャグムを追う。その執念はすさまじい、と言ってもいいくらいだ
もっとも、さすがにシリーズ最終話だけあって、この第一部からしてバルサも苦戦という感じだ。別にバルサが衰えたのではなく、たとえばロタ王国では、バルサが情報源を持っていないなど戦闘能力以外の要因がからむ。そして、なによりタルシュ帝国側の複雑な事情をバルサは知る由もない。
それでも、この第一部の最後でついにバルサはチャグムに追いつく。それも、劇的な形で。チャグムが、バルサを国同士の争いなぞに巻き込みたくないと、バルサを遠ざけようと苦心したにもかかわらずだ。やはり「母は強し」である。
さて、この『天と地の守り人』3部作は、チャグムとバルサの物語。そして、サグとナユグの大いなる交歓の物語と言えそうだ。それにしても、第一作『精霊の守り人』から、これまでの作品すべてがこの3部作に収斂してくるのがすごい。ねらっても、書けるものではない。それだけでも、この3部作は読む価値がある。
相変わらず息をもつかせぬ展開で ぐいぐい引き込まれます。
色々な考えを持つ様々な人がいて それぞれに正しいと思うこと 最善と信じることをする。
それが争いを生み 戦いとなり 人が傷つく。
その中でもがき 解決策を模索する人間・・・
現代社会そのもの・・・というか 古代から繰り返されてきた人間の社会生活 人間の本質を表している気がします。
ぜひ 子供たち(以外にも!)読んで欲しい!!
続編が待たれます。
このシリーズは単編でも充分面白いのですが 本作に限り ”蒼路の旅人”の後に読むことをオススメします。
蒼路の旅人以降、チャグムが果たしてどうなっていくのか。
ハラハラしながら手に取りました。
まずは蒼路の旅人ラストでのシュガに宛てたチャグムの手紙から本編は始まります。
チャグムの民を思う心に涙が出ます。
その後、バルサ、タンダ、シュガ、それぞれがそれぞれの事情で、自分のできることを精一杯やりながら物語は進んでいきます。
お互いを信じ、迷いながらも自分を信じている登場人物たちの生き方に感銘を受けます。
箇所箇所に出てくる登場人物、アスラ、チキサ、イーハン、シハナ、ヒュウゴ等、他の巻で出てきた懐かしい顔ぶれが総結集です。
今まで守り人、旅人シリーズ書かれた順番通りに読み進めましたが、
途中途中に他国のシーンが入る際、別の巻で書かれている背景が分かり感動もひとしおでした。あと2作ですが、読むのが大変楽しみです。
じわじわ役者が揃い、外堀が埋まってきた。いくつかの伏流が本流に合流する。
出足の肉付けは実に見事である。第2部・第3部も期待しています。
チャグムの行方を追い求めるバルサと、以前の巻にも登場した某人物とが出会い、言葉を交わすなど、このシリーズの愛読者にとっては、わくわく、ぞくぞく、はらはらするシーンが目白押しでした。
特に、本書の終盤、「刺客」以降の話の展開が素晴らしかった。まるで映画のフィルムが回っているような描写の、鮮やかで見事だったこと。怒涛の如き話の流れに心揺さぶられながら、ラストまで一気に運ばれたこと。このシーンは、強く印象に残りましたねぇ。この場面の白眉のワンシーンを描いた324頁、二木(ふたき)真希子の挿絵もよかった。
バルサの身を案じる幼なじみのタンダ、チャグムの安否を気遣う星読博士のシュガをはじめ、脇の人物のキャラも立っていて、魅力的なんですよね。同時進行で描き出される彼らの姿が、物語の味わいをさらに彫りの深いものにしている。
物語の中にゆったりと身を任せることのできる本当に面白いシリーズだなあと、本書を読んで改めて実感しました。この「守り人(もりびと)」シリーズと出会えた幸せに、心から感謝します。