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なめとこ山の熊 (日本の童話名作選) 大型本 – 1986/10/1
- 本の長さ1ページ
- 言語日本語
- 出版社偕成社
- 発売日1986/10/1
- ISBN-10403963280X
- ISBN-13978-4039632807
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登録情報
- 出版社 : 偕成社 (1986/10/1)
- 発売日 : 1986/10/1
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 1ページ
- ISBN-10 : 403963280X
- ISBN-13 : 978-4039632807
- Amazon 売れ筋ランキング: - 591,487位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,709位童話・こどもの文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1896-1933)明治29年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。
富商の長男。日蓮宗徒。1921(大正10)年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。生前刊行されたのは、詩集『春と修羅』童話集『注文の多い料理店』(1924)のみ。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ありがとうございました。楽しく読ませていただきます。
2016年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮沢賢治の仏教観が、この本に凝縮されていると梅原猛の本にあったので読んでみた。
絵がストーリーを成り立たせようとして、でしゃばっている気がする。
絵がストーリーを成り立たせようとして、でしゃばっている気がする。
2010年1月13日に日本でレビュー済み
こちらのタイトルが、『なめこと山の熊』とありますが、『なめとこ山の熊』ですからお間違いなく!
2005年12月10日に日本でレビュー済み
「なめとこ山の熊のことならおもしろい」で始まるこの童話は本当におもしろい.人間は,生き物を食べながら生きている生き物にすぎない,という考えにもとづいた童話.なめとこ山のモデルは岩手の花巻の奥にあって,それはそれは美しい所だ.
この童話の絵本版は他にもあるが,私は木目を活かしたパッチワーク「組み木絵」によるこの本が一番好きだ.個人的な思い出だが,ロサンゼルスに住んでいた頃,この絵本を子供に何回読み聞かせしたことか.なめとこ山の熊のことならおもしろい...なめとこ山の熊のことならおもしろい...なめとこ山の熊のことならおもしろい...
組み木絵のおかげで,賢治の言葉のひとつひとつが生き生きとしてくるのだ!
この童話の絵本版は他にもあるが,私は木目を活かしたパッチワーク「組み木絵」によるこの本が一番好きだ.個人的な思い出だが,ロサンゼルスに住んでいた頃,この絵本を子供に何回読み聞かせしたことか.なめとこ山の熊のことならおもしろい...なめとこ山の熊のことならおもしろい...なめとこ山の熊のことならおもしろい...
組み木絵のおかげで,賢治の言葉のひとつひとつが生き生きとしてくるのだ!
2004年7月19日に日本でレビュー済み
熊打ちの名人小十郎は、生きていくために熊を殺し続けている。けれど、熊の毛皮や熊の胆は、安く買い叩かれ、貧しい暮らしを続けていかざるをえない仕組みの中で生きている。
熊と小十郎との間には、生きていくためのぎりぎりの所での命のやり取りが感じられ、命の重さと尊さがひしひしとせまってくる。
氷の玉のような月が空にかかっている下で、熊に殺された小十郎の死骸を囲んで、熊たちが雪にひれ伏したまま、いつまでも動かなかったという最後の場面は、いつまでも心に重く残る。
熊と小十郎との間には、生きていくためのぎりぎりの所での命のやり取りが感じられ、命の重さと尊さがひしひしとせまってくる。
氷の玉のような月が空にかかっている下で、熊に殺された小十郎の死骸を囲んで、熊たちが雪にひれ伏したまま、いつまでも動かなかったという最後の場面は、いつまでも心に重く残る。
2022年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『なめとこ山の熊』は、私にとって大切な本だ。
この本を甥に読んでほしい。しかし、甥はまだ幼少だから、活字よりも絵本がいいかも知れない。
図書館で『なめとこ山の熊』の絵本を四冊ほど借りてきた。吟味して、これがいちばん良かった。
子どもを侮ってはいけない。
子ども向けに書かれた絵本というのは、たぶん見透かされている。少なくとも私は、他のいくつかの本を読んで、子どもに対しても、『なめとこ山の熊』に対しても、軽んじているような印象を受けた。
私の願い。甥がこの本を読めるようになったら、どうか、この本のエッセンス(のようなもの)を、感じ取ってほしいと思う。
この本を甥に読んでほしい。しかし、甥はまだ幼少だから、活字よりも絵本がいいかも知れない。
図書館で『なめとこ山の熊』の絵本を四冊ほど借りてきた。吟味して、これがいちばん良かった。
子どもを侮ってはいけない。
子ども向けに書かれた絵本というのは、たぶん見透かされている。少なくとも私は、他のいくつかの本を読んで、子どもに対しても、『なめとこ山の熊』に対しても、軽んじているような印象を受けた。
私の願い。甥がこの本を読めるようになったら、どうか、この本のエッセンス(のようなもの)を、感じ取ってほしいと思う。